今日から久しぶりにソウルのお食事処を数軒紹介していきます。
まずは、秋旅では必ず一度は食べる牡蠣のお店。私のテッパンは光化門の「モリョ」さんなのですが、
他にも美味しい牡蠣のお店はないかと時々新しいお店を開拓しています。
ここ「キム・ミョンジャ クルクッパ専門店」はソウル駅の向かいにあるGateway Towerというビルの中にあり、しかもこのビルはソウル駅11番出口とつながっていてとても便利な場所にあります。
お昼時はビル内や近くのオフィスビルで働く人達で混むのでしょう、お店の前にはウェイティング用の椅子がいくつか並べられていますが、私が行った20時過ぎは会社帰りに一杯飲むおじさん達が帰った後だったようで、お店はガラガラでした。
牡蠣の専門店ということで牡蠣ピビンパッや牡蠣のジョン (チヂミ) 他いろいろメニューがありますが、私のお目当てはクル (牡蠣) クッパ。
まずはパンチャンが運ばれてきました。
特に目新しいものはなし。カクテキはちょっと酸っぱめ、水キムチに近い味がしました。生の青唐辛子と生の玉ねぎの組み合わせはよく見かけますね。この組み合わせで食べると消化がよくなるとか、特別な意味があるのかしら？ 私は生の青唐辛子をどうしても食べる気になれないんです。生の玉ねぎも苦手で、最近までずっとこの唐辛子＆玉ねぎのお皿はどこのお店でも手をつけずに残していました。
でも、あるお店で生玉ねぎとお味噌が一緒に出されたことがあって、食べてみたら意外にもイケた！ それからはお味噌をつけたら生玉ねぎが食べられるようになりました。玉ねぎは血液サラサラ効果があって体に良いのはわかっているからね。なので、今回も玉ねぎだけはちゃんと食べました。
そうこうしているうちに主役が登場。運ばれてきた時はグツグツ煮え立っていて中身が全く見えなかったので、煮えがおさまるのを待ってパシャリ。
これでも牡蠣の姿はあまり見えないですね。でも中には牡蠣が10個以上入っていて、しかも1つだけ特大のが入っていました。多分わざとですよね？ 明らかにサイズが違っていましたから。
牡蠣のエキスがしみ込んだスープは優しいお味で最後まで飽きませんでした。牡蠣の他にはネギとわかめ、そして卵が入っていました。多分こちらに運ぶ直前で生卵を入れたと思うのですが、卵が入っていることになかなか気づけなくて、生っぽい黄身の存在に気付いてお箸を刺してかきたま状にしようと思った時には時既に遅く、ほんの一部しかかきたまにならなくって、あとは白身と黄身に分かれて固まってしまいました。残念。
こちらのクルクッパは今はちょっと値上がりして8,000ウォンになっているようですが、それでもソウル駅前という場所を考えると安いと思います。
キム・ミョンジャ クルクッパ専門店｜김명자굴국밥전문점
ソウル特別市龍山区厚岩路107 Gateway Tower 1F （旧道路表記：龍山区東子洞12）
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