弘大入口(ホンデイック)辺りでランチ場所を探していたのですが、カフェが多い地区なのでイマイチこれといって食べたいものが見つからず。
ちょっと範囲を広げて、隣の合井(ハプチョン)駅近辺でNaver mapで検索したところ、懐かしい食べ物の名前がついたお店を見つけました。
「オタングッス」って知っていますか?
簡単に言うと、淡水魚をすりつぶしたスープで煮込んだにゅーめんで、慶尚南道地方の郷土料理です。
一度、陜川(ハプチョン)で食べたことがあるんですが、激うまだったんです。
ただ、ブログに載せようと思った時にはお店がもっと田舎の方に移転しまっていて紹介できずじまい。
当時、陜川名物の食べ物を検索していて出てきた食べ物だったので、きっと他ではなかなか食べられないんだろうなあと思っていました。
そのオタングッスが入った名前のお店を合井で発見。しかもNaverで5点満点中4.15点とむっちゃ高評価。
そのお店「智異山(チリサン)オタングッス 合井店」に行ってみました。
お店に着いたのは平日の13時頃。
1人でも普通に通してくれましたが、テーブルはまだ8割は埋まっていました。
そして私が入った後もお客さん、まだ来る、来る。
人気店なのはすぐにわかりました。
ご飯が入ったオタンパッもありますが、お客さんの9割はオタングッスを注文していました。
私も迷わず麺の方に。
まずはパンチャンが運ばれてきました。

白菜キムチとカクテキの超定番コンビに、お豆腐の煮物。
お豆腐の煮物はかなり煮込まれていたようで、豆腐の水分は飛んでいて中は「す」だらけ。
でも韓国のお豆腐はしっかり作られているから、それでも美味しかったです。
そして白菜キムチが意外に美味しくて。
ソウルのお店では、キムチはほとんど自家製じゃないと聞いてからあまり期待しないようになったのですが、ここのお店のキムチ、辛くもなく甘くもなく酸っぱくもなく。
って書いたら味がないみたいに思われるかもしれませんが、抜群にバランスが取れていて、珍しく食事の〆をキムチにしたぐらい。
そうこうしているうちに主役のオタングッスがグツグツで運ばれてきました。

テーブルに置かれた後もグツグツが全然おさまらず、さて、いつになったら食べられるのかと思い始めた時に空のお皿が置かれていたことに気づきました。
これはきっとこのお皿に移して冷まして食べろってことだと気づき、やってみると、あっという間に冷めて食べられる温度に。

麺はそうめん系の細い麺。これがくたくたに煮込まれていて、まさににゅーめん状態。
ニラ以外のシレギと白菜も相当な時間煮込まれていたようで、くたくたになっていました。
写真を見るとかなり辛そうに見えますが、これが不思議なぐらい辛くなかったんです。
スプーンにすくうと必ず赤唐辛子の顆粒が思いっきり見えているにもかかわらず。
辛さの感覚って人によって違うから表現するのが難しいんですが、ホントに辛いものを食べたら私は即汗が噴き出てきます。
でも、このオタングッスのスープは最後の一滴まで飲んでも汗が出ませんでした。
淡水魚のスープと書きましたが、お店の説明によると、入っているのはナマズ、フナ、ドジョウなどだそうです。
こう聞くとギョッとするかもしれませんが、ご安心ください。全てすりつぶされていますので、魚の姿はありません。
ただ、スープが減ってきて底が見えるぐらいになってくると、小さな海老がたくさん入っていたことに気づきました。
この写真で見えるかな?

スープが辛くなかったのはもしかしたらエビがたくさん入っていたからかも?
魚の生臭いにおいは一切ないし、にゅーめんになっているのでスープにも自然にとろみがついているし、久しぶりのオタングッス、やっぱり激うま。
ちなみにこのお店、それほど広くない店内ですが、芸能人のサインや写真がいっぱい貼ってあります。

また、2024年にはTVで人気の食事系バラエティ番組でも紹介されたようで、その横断幕もお店の前に掲げられていました。
Naverのお店情報によると、本店は高陽市にあり、慶尚南道の咸陽(ハミャン)郡出身のハルモニが家族と共に郷土の味を提供しているそうです。
合井なんてなかなか行く機会はないでしょうが、行ったらオタングッス、ぜひ一度食べてみてください。


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