並ばずに入れた「武橋洞プゴグッチッ」

市庁・乙支路

昨年の話ですが、日本人には超おなじみのプゴグッ (干し鱈のスープ) の名店「武橋洞 (ムギョドン) プゴグッチッ」に8年ぶりぐらいに行ってきました。その間も行ってみたい気はあったのですが、ブログとかを読んでも常に「朝から並んだ」と書いてあったので、ほぼ諦めていたんです。

それがたまたま私がソウルに降り立った瞬間韓国でコロナの感染者が爆発的に増えたぐらいの絶妙なタイミングで行ってしまい、明洞も東大門もカロスキルもGo To Mallも週末でさえ韓国人も歩いていない、前代未聞の状態でした。人ごみの中を歩かなくてよく、ある意味ホッとしましたが、普段なら週末人がごったがえしてなかなか自由に歩けない場所に誰もいないのは不気味でした。

で、ふと気づいたんです。街中に人がいないなら、いつも混んでいるレストランにも人がいないはずだってことに。正直、えらいタイミングで来てしまったなと思っていたけれど、着いてしまったからにはそんな状況でも逆手にとって前向きに考えなきゃね😛 で、今まで行きたくても行けなかったお店をいくつか頭に浮かべて朝ごはんの場所に決めたのがこのお店でした。

「武橋洞プゴグッチッ」の外観

私が着いたのは朝8時40分ぐらい。思ったとおり、お店の前に行列はありませんでした。お店の中に入るとテーブルは半分以上埋まっていましたが、空いているテーブルがいくつかあり。私のもくろみどおり待ち時間ゼロで入ることができました。

「武橋洞プゴグッチッ」のプゴグッ

久しぶりのプゴグッ。相変わらずスープはあっさりしていて美味。前に行った時はスープにアミを入れて味を調節したけれど、今回はアミを入れずにそのまま飲める塩加減でした。これって以前より塩の量が増えたのかな? それとも私の塩分の味覚がおかしくなったのか?? いずれにしてもお店の味そのままで食べるのが一番ですよね。

でもアミは食べてみたかったのでご飯の上にのっけて食べてみましたが、これは失敗☹️ 思った以上にアミが塩辛すぎて塩の塊を食べている感じになってしまい、口の中を中和するためご飯を大量に口の中に放り込むはめに😬 

スープ系のものを食べる時はいつも迷わずスープの中にご飯を投入するのですが、プゴグッは味が薄めなのでご飯を入れずに別々に食べました。なもんで、ご飯のお供は白菜キムチに。苦みはなく、ちょっと酸味の効いたキムチでした。

このお店、パンチャンはセルフで取るようになっていて、白菜キムチ、ニラの唐辛子粉和えともう1品ありました。ニラは元気の素だと信じているので結構たくさん取りました。もう1品は青唐辛子のキムチだと思い込んでいて、青唐辛子が苦手な私は最初手を出していなかったんです。

でも一度ぐらいは食べてみるべきかと思い直して口に入れたら、青唐辛子じゃなくてキュウリだわ、辛いどころか甘いわでビックリ💥 やっぱりいつでもチャレンジ精神を忘れちゃいけませんね😛 ということで、キュウリの甘辛煮?みたいなものを追加でいただくことにしました。これです。写真はイマイチなんだけど。

「武橋洞プゴグッチッ」の料理

日本ではまだコロナ禍が本格的に始まる前だったので、ソウルの街中もこのお店の中もお客さんはのんきな日本人ばかりでした・・・。

このお店、確か6人用以上のテーブルばかりだったような気がします。私も6人テーブルを1人で占領していたので、外に行列がないのはわかっていても必要以上に長居するのが申し訳なくて、サッと食べてサッと出ました。さて、次は何年後に行けるかな?

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