過去、時には一日がかりでドラマのロケ地に行ったこともありましたが、全州は超らくちん。
全州韓屋村を普通に観光しただけで、勝手にドラマや映画のロケ地に行けちゃいました。
上の写真の明倫堂は全州郷校の中にありますが、ここは「トキメキ☆成均館スキャンダル」や「雲が描いた月明り」などのロケ地として有名ですよね。
「成均館スキャンダル」は結構好きで、ドラマを見た時からいつか明倫堂に行ってみたいと思っていたんです。
明倫堂の横にはこのドラマでユ・アインさんが登っていた大木が本当にありました。
全州郷校は明倫堂以外でもロケ地として使われています。
ドラマ「恋慕」の第15話ではロウン君がこの門をくぐって、パク・ウンビンさん演じる王様が木陰で居眠りしているのを見つけるんですよね。
この場所です。
これがパク・ウンビンさんがもたれて寝ていた木。そして、ロウン君が隠れた木。
明倫堂もそうでしたが、全州郷校には大木が多くて、この木も本当に大人が隠れられるぐらい幹が太いんです。
これは上の木の向かいにある木。「恋慕」でも背景にちらっと映っています。
百日紅がかぶっちゃっていますが、この木の幹もハンパなく太かったです。
全州郷校を出て韓屋村内を歩いていると、こちらの建物に出くわしました。
「学忍堂」という韓屋ステイもできる古宅です。(場所はこちら→★)
ここはドラマ「ミスター・サンシャイン」でピョン・ヨハンさん演じるヒソンの実家として使われた場所です。
第4話で親の仇を討ちにビョンホンssi演じるユージンがこの家を訪れました。
第6話ではこの角度で外観が映っています。
第5話では学忍堂の内部で撮影されたシーンも出てきますが、残念ながら門は閉まっていて中は見ることができませんでした。
続いて、慶基殿へ。
門をくぐってどんどん中に進むと正殿があり
この中には教科書で見慣れた李氏朝鮮の初代国王の李成桂 (イ・ソンゲ) の肖像画があります。
自由にみられるこの肖像画はレプリカで、本物は敷地内にある御真博物館にあるとか。
時間の関係で本物は見に行けませんでしたが、レプリカでも十分「本物を見た感」を味わうことができました。
一緒に行った友人達はまじめに?観光していたのですが、私の慶基殿のお目当てはこちら。
この短いけれど竹林みたいになっているところ。
ビョンホンssiの映画「王になった男」でほんのちょっと映っただけだったのですが、竹林がものすごく印象に残って。
光海君の身代わりを演じていたビョンホンssiが王妃のハン・ヒョジュさんを連れて慶福宮内を逃げているうちにいつの間にかここにワープして (笑)、この門を二人でくぐって行き、護衛の武将がこの門を閉めるんです。
この場所はドラマ「雲が描いた月明り」の第2話でも出てきますし、「恋慕」でもペ・スビンさんがこの門を通って入ってくるシーンがあります。
そしてこの竹林をまっすぐ進んで行くと、今度はまたまた「恋慕」のロケ場所があります。
第14話の後半でパク・ウンビンさん演じる王様が夜に宮殿内の隠れ家的な場所に行こうと内官とこの道を歩いていたら、真っ暗なはずのこの道がロウン君演じるチョン注書が置いた行燈で明るく照らし出されていたというシーン。
その後、2人はこの場所で・・・というロマンチックなシーンが撮られたのが、多分この場所かと。夜のシーンで周りが暗くて特定しづらくて、もし間違っていたらごめんなさい。
と、こんな感じでしばし1人で走り回ってロケ場所探しをした後、普通に観光を楽しんでいた友人達と合流。
慶基殿の中にはこのように伝統家屋が再現された場所もあるのですが、カメラを向けると近くにある殿洞聖堂が写りこんで、ちょっと面白い写真になりました。
こんな感じで、全州韓屋村では主な観光地=撮影地になっていて、ロケ地巡りが好きな方はダブルで楽しめますよ。
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