老舗のごはんにハズレなし！　忠武路「ソウルトゥッペギ」

今日は高速ターミナルにあるメセンイスンデグッが美味しかったお店「ペガムワンスンデコプチャンチョンゴル」を紹介するつもりだったのですが、調べてみたらコロナ禍で閉店していたことが判明。やられた～😧　これで何軒目だろ💦💦？

もともとソウルではお店の入れ替わりが激しかったけれど、コロナ禍での苦境は日本も韓国も同じなんですね。次に訪韓する時には知っているお店がどれぐらい残ってるんだろ。みなさん、なんとか頑張って❣️

そんなわけで手持ちのお店は少なくなってきましたが、今も営業されているのがわかったこちらのお店を今日は紹介することにしました。

それが、忠武路 (チュンムロ) にある30年以上続く老舗のお店「ソウルトゥッペギ」。

このお店のことは何年も前から気になっていたのに忠武路に行く用事ってまずないからずっと先送りにしていました。でも、行ける機会を待っていたらいつまでたっても行けないので、とうとう「忠武路ごはんを開拓する！」というミッションを作り、行ってみました😛

行ったのは、とある土曜日の夜8時前。お店には10人ぐらいのグループのお客さんがいました。その人達を含め、お客さんの年齢層は割と高かったです。老舗のお店ではよくある話。

女性は少なかったです。まして、おひとり様なんていない状態。ですが、テーブルには余裕があったのですんなり入れてもらえました。

注文したのはヘムルテンジャントゥッペギ (海鮮味噌チゲ)。ここの看板メニューです。注文はしたものの、どんなものが出てくるかという事前情報は全くなく、ちょっと緊張。お料理は全部いっぺんに運ばれてきました。

パンチャンはこんな感じ。

気がついたら珍しく1品ずつ写真を撮っていました。いつもは何皿かまとめて撮るのに。でも、きっとパンチャンを見た瞬間に潜在意識はわかっていたんだと思います。

これまでに韓国で食べたごはんの数は200食近いと思いますが、パンチャン全皿が美味しいと思ったのはこれが初めてでした✨　超定番のおかずばかりでしたが、食べた瞬間お箸が止まったんです。

これ、美味しいって💕💕💕

多分、全て手作りなんだと思います。化学調味料の味が全然しませんでした。色は赤いけれど、どれも上品なお味でお箸が止まりませんでした。

サラダのボウルが大きいので、ここで全てピビンしろってことなのかなと思ったのですが、全部混ぜて食べてしまうのがもったいなくて、邪道かもしれませんが、パンチャンはパンチャンだけで食べ、チゲだけご飯と一緒に食べました。

パンチャンのことをだらだら書いて主役がほったらかしになっていますね。

このヘムルテンジャントゥッペギ、テンジャンと名前がつくだけあってスープは味噌味です。ですが、これもお味噌の味は軽く感じるぐらいで、スープを飲んだ最初の感想は「魚介のお出汁がチョー出てる❣️」でした。魚介の旨味が前面に出ていて激ウマ🤩　

残念ながら、この写真だと何が入っているかわからない上に、ちっとも美味しそうに見えないですよね🙄　中にはアサリ、海老、小さなカニが半分、それと何かわからなかったのですがプチプチした硬くて丸いものが入っていました。これをご飯と一緒に食べたら即席海鮮おじや状態。マジ美味しい！！！　

今までなんでこのお店に来なかったのかって後悔。前日から胃がお疲れ気味で、前日は夕食をパスし、お昼のスンデグッもスンデグッそのものを食べるのが精一杯。ご飯もパンチャンもほとんど手をつけなかったんです。だから夕食も刺激の少ないものにしてどれだけ食べられるか・・・と思っていたのですが、あまりの美味しさに食欲が突然マックスに。ご飯入りチゲもパンチャンも完食！

・・・できたのですが、韓国通の友人から、韓国ではお皿を全部空にすると、食事の量が足りなかったことを示すことになり失礼にあたるから、少しだけお皿に残しておくのが礼儀だと聞いたので、完全完食したかったのをグッとこらえて、美味しかったお料理に敬意を表するつもりでパンチャン1皿だけほんの少し残してみました。

このお店、なんと24時間営業なんです！　このクオリティで24時間開いているなんて信じられない。ちなみにこのヘムルテンジャントゥッペギ、私が行った時は7,000ウォンでした。今は8,000ウォンになっているようですが、それでも安いですよね。

これで遅い夕食になった時の駆け込み場所が1つ増えました。いや、遅い時間じゃなくてもここはリピ確定です💖　来るのが遅れたけれど、このお店を知ることができて本当によかったです。

ソウルトゥッペギ｜서울뚝배기
ソウル特別市中区水標路6キル1　（旧道路表記：中区忠武路3街24-11）