ムール貝がたっぷり入ったチャンポン 忠武路「ナンマンチャンポン」

明洞・忠武路

今日は忠武路 (チュンムロ) ごはんのお店開拓第2弾。

ご紹介するのは先週紹介した「ソウルトゥッペギ」の斜め前にあるお店「ナンマンチャンポン」。

忠武路にある「ナンマンチャンポン」の外観

もちろん普通のチャンポンもあるけれど、ここで食べるべきはムール貝のチャンポン、ホンハチャンポン。

チャンポン屋さんといえば、チェーン店の香港飯店しか知らないのですが、香港飯店同様ここもパンチャンと言えそうなものは生玉ねぎとたくあんのみ。このコンビ、チャンポン屋さんの定番なのかしら。

忠武路にある「ナンマンチャンポン」の料理

夜は20時までしか開いていないのでピーク時間をはずしようがなく、着いたのは19時10分ぐらい。やはりテーブルはほとんど埋まっていて、空いていたのは4人用テーブルと入り口横の2人用テーブルのみでした。

かなり小さなお店なもので、その2人用テーブルはお店に入って2歩ぐらいのところにある、見るからに落ち着いて食べられなさそうなテーブルだったんです。でも私はおひとり様なので当然その2人用テーブルに案内されると覚悟したら、お店のおにいさんが奥の4人用テーブルを指差して「そっちに座って!」とジェスチャー。それだけで、このお店がおひとり様でもちゃんと客として扱ってくれるお店なのがわかり、とても嬉しくなりました🤗

チャンポンってなんとなくすぐ出てくるものだと思っていましたが、結構時間がかかりました。でも運ばれてきたのを見て、思ったより時間がかかった理由がわかりました。

まずは見てください、このビジュアル

忠武路にある「ナンマンチャンポン」のムール貝のチャンポン

私、ムール貝が大好きで、昔フランスの海辺の町でムール貝のワイン蒸しをバケツ1杯ひとりで食べたことがあるぐらい。バケツにはムール貝が70個を軽く超えるぐらい入っていたけれど、飽きるどころか、食べても食べてもなかなか減らないのがうれしくってしょーがなかったぐらい😙 でも日本はムール貝が高いし身も小さいので食べる気がしなくって。だからこのビジュアルを見ただけで、久しぶりに大興奮🤩

ちょっと話がそれました。なんでチャンポンが出てくるのに時間がかかったかっていう話でしたね。

それは上の写真からはわかりにくいかもしれませんが、玉ねぎ、キャベツ、白菜、このお野菜たちを少し焦げ目がつくぐらい焼いていたから。

運ばれてきた瞬間、お野菜の香ばしい匂いがしたんです。家で野菜炒めをしてもここまで匂うことがなく、何が違うのかはわからないのですが、とにかく最初に感じたのはお野菜の匂いでした。それだけで単純にヘルシーな気がして。

で、まずはスープからお味見。色はそれほど辛そうではなかったけれど、一口目は喉全体に辛さがひっついたようで咳きこみそうになりました。うわっ、これは辛いぞと思ったのですが、あっという間に喉が麻痺してしまったようで3口目には完全にへっちゃらになっていました。順応はやっ。

お野菜はわりと大きめにざっくり切ってあったので麺とはからみにくく、半分ぐらいは別々に食べたかな。麺とムール貝は一緒に食べようと思えば食べられたけれど、いくつ入っているか知りたかったしちゃんと味わいたかったので、ムール貝はスープにつけて数えながら食べました。

報告!

ムール貝は大きいもの、小さいもの、合わせて全部で19個入っていました❣️❣️ すごくないですか。19個のムール貝を食べられる機会なんて日本ではそうあることではないでしょう?

生玉ねぎにお味噌をつけて食べるのは韓国では定番ですが、このお店のお味噌はジャージャー麺のお味噌と色も味もそっくりでした。かなり甘め。でも私はこっちの方が好きかな。

お店は30代ぐらいのかなり若いおにいさん2人だけでやっていて、周りの韓国人は「社長さん (サジャンニ)!」って呼びかけていました。こういう時の「社長さん」って本当に社長なのか、愛称として呼んでいるのか、どっちなんだろう?

普通のチャンポン6,000ウォン、ムール貝チャンポンは7,000ウォン (2021年4月時点で料金変わっていません)。つまり、単純に考えると、ムール貝19個のお値段が1,000ウォンだってこと。1,000ウォンって約100円ですよ。安すぎません?

「ソウルトゥッペギ」の斜め前にあるので、ここも忠武路駅からは歩いて6分ぐらい。観光だとあまり行くことがない場所ですが、ムール貝好きの方はぜひ一度行ってみて!

ナンマンチャンポン|낭만짬뽕
ソウル特別市中区水標路6キル6 (旧道路表記:中区忠武路3街58-14)

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