ユッケが食べたくなったら・・・鍾路3街の「百済精肉店」

光化門・鐘閣・鍾路

日本で牛肉のユッケが食べられなくなってからもうずいぶん経ちます。ユッケという言葉も写真も見ることがなくなったので普段は忘れているのですが、ソウルへ行くとたまに無性に食べたくなります。

そういう時、私が行くお店は鍾路3街 (チョンノサンガ) にある「百済精肉店 (ペチェチョンユチョム)」。お肉屋さんが経営しているお店なので、お肉の質は間違いないかと。おひとり様だとユッケ一皿は量が多すぎて食べきれないので、私はユッケピビンパッを注文することにしています。

お店の人は女性の1人客は日本人だとわかっているみたいで、テーブルに案内するなり「ピビンパッ?」と一言。「ネー」。これで注文完了。らくちんです。

ご飯の上にユッケや野菜がのった完成形で出されるお店が多いですが、このお店ではピビンパッの具のみ大きな銀のボールに入れて、ご飯はよくある銀の器に入れて別々に運ばれてきます。自分でピビンするスタイルです。

鍾路3街の百済精肉店のユッケピビンパッ

これが具のみのボール。

鍾路3街の百済精肉店の料理

そしてこれがご飯とパンチャン。

私は一式運ばれてきたらまず写真を撮るのでもたもたしていると、おばちゃん、私がどうやって食べるのかわからないと思ったみたいで、「ご飯を入れてコチュジャンで味を調整するんだよ」と言いに来てくれました。

そしてお塩と胡椒の容器を私の目の前まで持ってきてくれて「スープはお塩と胡椒で味をつけてね」と。とても親切でした。

実際、スープは本当に牛肉のスープそのもので全く味がついていませんでした。インスタントじゃないの?とたかをくくっていたことを反省。やはりお肉屋さん、スープも真っ向勝負っていうわけですね。ピビンパッにはコチュジャンを効かせすぎてしまったので、このスープの薄味はありがたかったです。

私はごはんに加え、パンチャンのもやしも迷わず投入して混ぜていただきました。これがマイピビンパッ。

鍾路3街の百済精肉店のユッケピビンパッ

白菜キムチは投入しなかったんだけど正解。この白菜キムチが塩辛くなく酸っぱすぎずちょっと甘めで私の好みのお味で、ピビンパッを食べ終わってもまだキムチで残った白ご飯を食べ続けたぐらい。このキムチ、日本に持って帰りたかった。

場所は地下鉄5号線の鍾路3街駅の5番出口を上がって20秒。5番出口から出て首を右に振ったらお店が目に入ります。(すみません、お店の写真撮り忘れました) 場所も便利だし、ユッケピビンパッが食べたくなったら、私はこのお店です。

百済精肉店 (ペチェチョンユチョム)|백제정육점
ソウル特別市鍾路区敦化門路11キル42 (旧道路表記:鍾路区楽園洞109-1)

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