1年間で制作された韓国のケーブルTV系ドラマは2017年までは多くても30本台だったのに、2018年は50本に急増。ランキングを作るまでの作業にすごく時間がかかるようになってきました💦 そして今日発表する2019年度は年間52本❣️ また2本増えました。
内訳はtvNが21本、JTBCが13本でそれぞれプラス2本、テレビ朝鮮が3本増えて4本、反対にOCNが10本、Channel Aが1本でそれぞれマイナス1本、そしてMBNは3本減って3本でした。
2019年は日本で大ブームとなったあの作品が制作された年。みなさん、どのドラマのことかおわかりですよね？ では、2019年のランキングを発表します。
2019年 韓国ケーブルTVドラマ 平均視聴率ランキング
| 順位 | ドラマ名 | 放送局 | 平均視聴率 |
|---|---|---|---|
 | 愛の不時着 | tvN | 12.15 |
 | ホテルデルーナ | tvN | 8.86 |
 | 王になった男 | tvN | 8.41 |
| 4 | アスダル年代記 | tvN | 6.55 |
| 5 | まぶしくて－私たちの輝く時間－ | JTBC | 6.27 |
| 6 | ロマンスは別冊付録 | tvN | 5.15 |
| 7 | 優雅な一族 | MBN | 4.92 |
| 8 | 自白 | tvN | 4.79 |
| 9 | ウォッチャー 不正捜査官たちの真実 | OCN | 4.54 |
| 10 | ブラックドッグ～新米教師コ・ハヌル～ | tvN | 4.50 |
| 11 | サバイバー 60日間の大統領 | tvN | 4.46 |
| 12 | 補佐官 シーズン1 | JTBC | 4.45 |
| 13 | 補佐官 シーズン2 | JTBC | 4.34 |
| 14 | 私の国 | JTBC | 4.32 |
| 15 | ボイス3～112の奇跡～ | OCN | 4.25 |
| 16 | チョコレート：忘れかけてた幸せの味 | JTBC | 4.15 |
| 17 | 風が吹く | JTBC | 4.03 |
| 18 | 真心が届く～僕とスターのオフィス・ラブ!?～ | tvN | 3.96 |
| 19 | カンテク～運命の愛～ | TV朝鮮 | 3.84 |
| 20 | 検事ラプソディ～僕と彼女の愛すべき日々～ | JTBC | 3.81 |
| 21 | 凍てついた愛 | JTBC | 3.78 |
| 22 | 恋愛ワードを入力してください～Search WWW～ | tvN | 3.47 |
| 23 | 十八の瞬間 | JTBC | 3.40 |
| 24 | 潜入弁護人～Class of Lies～ | OCN | 3.30 |
| 25 | トラップ～最も残酷な愛～ | OCN | 3.29 |
| 26 | コッパダン～恋する仲人～ | JTBC | 3.27 |
| 27 | バベル～愛と復讐の螺旋～ | TV朝鮮 | 3.16 |
| 28 | 他人は地獄だ | OCN | 3.00 |
| 29 | 君のハートを捕まえろ!～Catch the Ghost～ | tvN | 2.88 |
| 30 | ファイティン ガール!～Miss Lee～ | tvN | 2.85 |
数値は独自調べであり、公式なものではありません。
やはり、「愛の不時着」がダントツ1位でしたね🙂 最近主役のお2人が結婚されたこともあり、日本ではNetflixで初配信から2年以上経っているのにいまだにデイリーTOP10に入っているぐらいの大人気作品ですが、韓国では2019年度の地上波を含めた全ドラマの平均視聴率では「愛の不時着」はTOP10に入っていません。そして平均視聴率12.15％という数字は、もしこれが2018年に放映されていたらケーブルTVドラマのランキングでは3位にしかなっていなかったぐらいの視聴率で、これは意外でした🤔 ただ、最高視聴率では最終回で21.68％✨と、「トッケビ」を抜いてtvNでの歴代の最高視聴率記録を更新しました🎉 前話からは4％以上の伸びで、韓国でも最後の盛り上がりはすごかったということですね。
2位の「ホテルデルーナ」、3位の「王になった男」はどちらもヨ・ジング君が主演の作品です。以前、ドラマ「イルジメ～一枝梅」のレビューの時にヨ・ジング君の幼い頃の姿を載せましたが、立派な大人の男性になって（母の目線です😛）今やすっかりスター俳優🌟 1年に2つのドラマで、それも１つは現代もの、もう1つは歴史ドラマと全く違うタイプのドラマで高視聴率を取るなんて、なかなか誰でもできることじゃないですよね。2019年はまさにヨ・ジング君の年だったと言えるでしょう🎉
もう1つ、上のランキングで私の目に留まったのは、今までほとんど目にすることがなかった地味～なケーブルTV局 (失礼🤫) の活躍でした。まずMBN。「優雅な一族」で2014年の「シンデレラの涙」が持っていた最高視聴率記録2.18%を大幅に更新して第7位と、久しぶりにTOP10に入ってきました🎉 平均視聴率4.92％はケーブルTVドラマとしてはなかなかの数字です。財閥一家を舞台にしたミステリーラブロマンスらしく、ちょっと面白そう。待機ドラマリストに追加しました🙂
もう1局、テレビ朝鮮も2018年の「不滅の恋人」が持っていた平均視聴率の最高記録を「バベル」と「カンテク」2本で更新❣️ 4本中2本がヒット作となったのですから、テレビ朝鮮にとってはゴキゲンな年だったと言えるのでは？
個人的には、大好きなジョンジェssiの「補佐官」がほんのちょっとの差でTOP10に入れなかったのが残念💦 政治の世界が舞台ということで難しそうな印象があるのでしょうが、人間くさくて熱～いドラマです。想像していたより2倍は面白かったので、ぜひ一度見てみて🤗
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