前回、下見で訪れたとお話しした漢城百済博物館にこの春、母と一緒に再訪しました。
展示物は多分ほとんど変わっていなかったと思いますが、あーだこーだ話しながら見学していくのは一人で黙って見て回るのとは違ってやっぱり楽しいですね。
この博物館、ホントに人がいなくって、ゆっくりのんびり見学できました。
母も喜んでくれたのですが、もっと喜んだのは博物館の後のお花見。
お花見なんてちょうどよい時期に行こうと思っても毎年咲く時期が違うからなかなか合わせるのは難しいのに、ラッキーにもほぼ満開の時期にソウルに居合わせたんです。
ソウルで桜の名所としてよく名前が挙がるのが汝矣島 (ヨイド)、そして石村 (ソクチョン) 湖。
地図を見たら漢城百済博物館の近くから333番のバスで10分で石村湖に行けるのがわかったので行ってみました。
石村湖は地図のとおり2つに分かれた形になっているのですが、私が行ったのはロッテワールドのある西側。
松坡(ソンパ)ナル公園とレイクホテルの間にある大通りでバスを降り、まずは通り沿いのカフェで軽くランチ。
Angel-us-in Coffee、Coffee Bean、A Twosome Placeの3軒が並んでいるのですが、いずれも大繁盛していました。
ランチ後、通りを渡って公園内に入ると湖沿いの遊歩道が全て桜並木になっていました。
江南の目印、ロッテワールドタワーが桜の間から見えました。
123階建てのロッテワールドタワーまで歩いて10分ほどとかなり近いので、普通に撮るとまるで首なし写真のよう(すみません、変なたとえで)
望遠にして全体を撮ってみました。
ご覧のとおり、遊歩道のどこから撮っても桜を外してタワーが撮れないぐらいの桜並木なんです。
しかもこちらの桜、背が高い。
多分、桜の種類が違うんでしょうね。
日本の桜よりも花が小さくて花と花の間が空いてしまうから、日本の桜に比べて華やかさに欠けるというか。
それでも、遊歩道の両側が全部桜の木なので、桜のドームの中を歩いているような感じ、そして湖畔はすべて桜で埋め尽くされているので、どこを見ても桜、桜、桜。
さすが桜の名所と言われるだけの場所でした。
ここは石村湖西側の南西の角にある広場。
階段状になっていて、たくさんの人が座って景色を楽しんでいました。
対岸にあるロッテワールドのアトラクションも見ている分には楽しそうでした。私は絶対乗れないけど。
韓国も今年の3月は例年以上の暖かさだったよう。
おかげで予定になかったお花見ができ、よい思い出になりました。
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