前から一度行ってみたいと思っていた曹渓寺 (チョゲサ)。
韓国の仏教界で最大宗派の総本山のお寺です。
ホテル近くのバス停からバス1本、10分ちょっとで行けるとわかり、行ってみました。
下調べを何もせずに行ったのですが着いてビックリ。
ちょうど菊の季節でお寺の中は菊人形ならぬ菊仏様状態。
敷地内のすべてのものが菊で飾られていてむっちゃ綺麗。
偶然でしたが最高にいいタイミングに行くことができました。
仏様以外にも
これはもしかして孫悟空?
こっちは風神??
動物が菊をまとっているのは序の口で、
このとおり、菊でできたワンちゃんや
マンモスもいました。
韓国のお寺でよく見かける干支の置物も
菊で飾られていました。これ、全部、本物の菊です。
菊花展は寄付で行われているのか?名前と願い事が書かれたお札がそれぞれのオブジェについていました。
ここまで管理するのは相当大変だと思います。
昔おじいちゃんが丹精込めて菊の鉢をたくさん作っているのを見ていたので。
2日前までは最高気温が16℃、最低気温が8℃と暖かかったのに、この日は最低が-3℃、最高が5℃と急降下。
でも着込んでいたし、とてもいいお天気だったのでいいお散歩になりました。
一応、こちらの大雄殿という本殿に上がらせてもらって韓国式の参拝をしてきました。
ドラマでしょっちゅう見ているので、なんちゃってぐらいはできます。
ちょうど韓国の共通一次試験にあたるスヌン (大学修学能力試験) が1週間後に予定されていたので、中では親御さんやおじいちゃんおばあちゃん達が熱心にお祈りしていました。
合格祈願用の特設コーナーもできていて、ハート型のお札がたくさん掛かっていました。
大都会の中ですが、しばし喧騒を忘れて静かなひとときを過ごせました。
この菊花展は毎年10月中旬から11月中旬に行われているそうです。
曹渓寺はお釈迦様の生誕を祝う燃灯祝祭が有名ですが、もし11月の連休の頃にソウルに行く機会があったら、ぜひ曹渓寺に行ってみてください。
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