秋のオリンピック公園と漢城百済博物館

ソウル

先週に引き続き、今週もちょっと季節外れな内容ですみません。

ソウルの観光スポット、漢江より北側は2回行ったところもあるぐらい、年月をかけてあちこち行きましたが、江南では行ったことがなく。

昨年の秋旅で初めて江南で観光をしました。

まず行ったのはオリンピック公園。

秋のソウルオリンピック公園

1988年に開催されたソウルオリンピック。

これが公式マスコットだったようですが、全く記憶にありません。

でも、金メダリストの中には陸上のカール・ルイスやジョイナー、棒高跳びのブブカ、日本人では水泳の鈴木大地など懐かしい名前が結構あります。

マスコットの後ろに見えている世界平和の門に近づいてみると

秋のソウルオリンピック公園

思いっきり見上げる高さ。24メートルあるそうです。

青龍や白虎など韓国らしい動物が描かれています。

門をくぐってどんどん進んで行くと夢村 (モンチョン) 湖に出ました。

秋のソウルオリンピック公園

お天気がよかったので、対岸の紅葉を眺めながらのんびりお散歩をしました。

平日でしたが、家族連れなどソウル市民らしき人達が結構散歩に来ていてのどかな雰囲気。

湖畔の紅葉はまだ始まったばかりでしたが、公園内はこのとおり

秋のソウルオリンピック公園

紅葉がかなり進んでいるところもあり、とても綺麗でした。

秋のソウルオリンピック公園

こんな紅葉の並木道はドラマにも出てきそう。

ところで、なぜオリンピック公園に行ったのか? 

実は目的地はオリンピック公園ではなくこちらだったんです。

漢城百済博物館の外観

オリンピック公園の端っこの方にある漢城百済博物館。

こちらが入口。

漢城百済博物館の入口

実はこの春に母と一緒にソウルに行くことになっていたので、韓国の歴史ドラマしか見ない母が興味を持ちそうな博物館なのか、下見に行ったんです。

地下1階と1階が展示室になっているのですが、時代に沿って展示がされているのと、日本語の説明が結構な割合でつけられているのでとてもわかりやすかったです。

百済は日本と交流が深かったので、日本との結びつきに関する展示も多いです。

特に長い壁を使って書かれた石器時代から現代までの年表がとても興味深かったです。

そこには韓国の歴史だけでなく欧米の歴史、中国の歴史、日本の歴史がそれぞれ平行に書かれていて、1つ1つの時代に各地で起こったことがわかるようになっているんです。

いわゆる「タテ」の歴史っていうやつです。

今の学校ではどういう教え方をしているかは知りませんが、昭和世代の私は歴史はヨコに、つまり日本は日本史、中国やヨーロッパなどその他の国はまとめて世界史とそれぞれ別々に教えられたので、各地の歴史がリンクしないんですよね。

なもんで、年表を端から端まで読んだ後は妙な達成感 (笑)

この年表、残念ながら韓国語でしか書かれていないのですが、Papagoがしっかり活躍してくれました。

ゆっくり見て回っていたら気づいたら1時間以上経っていました。

でも、この博物館、なんと無料なんです。ビックリ。

江南で観光するなら漢城百済博物館、オススメです。

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