「イカゲーム」の次は「補佐官」 ★登場人物の紹介

韓国☆エンタメ

前回ご紹介したドラマ「補佐官」。

イマドキでイケメンの俳優さんが出ていないからか、注目度はゼロ😯 確かに華があるのは主役のイ・ジョンジェssiとシン・ミナさんぐらいで後はシブイ系の俳優さんばかり。でも、脇を固めるのは韓国ドラマや映画をよく見る人なら絶対に知っている、そうそうたる実力派の俳優さんぞろい。迫力、説得力はハンパないです。

脚本の面白さについては前回書きましたが、今回は主な登場人物の人物像をネタバレしない程度に、そして俳優さんについてもあれこれ書いてみようと思います。

これだけ押さえればOK!「補佐官」人物関係図

ドラマ「補佐官」人物関係図
写真は公式HPからお借りしました

まずはメインキャラクター2人から。

チャン・テジュン(演:イ・ジョンジェ)

大韓党の大物議員ソン・ヒソプの首席補佐官。常に冷静で分析力、情報収集力、状況判断力に長ける。イ・ソンミンの秘書として政治の世界に入り国会議員に当選させたが、イ・ソンミンには既に別の補佐官がいたため、ソン・ヒソプの補佐官となる。テジュンは世の中を変えたいという思いで政治家になろうと決意したが、政治の世界を見ているうちに「世の中を変えるためにはまず勝たないと」という信念を持つようになる。そして、ソン・ヒソプを法務部長官に押し上げることで自分も国会議員になろうと、あらゆる手段を使ってソン・ヒソプの反対勢力を排除し、不正行為をもみ消していく。一方で、既に議員になっているカン・ソニョンとは極秘恋愛中で、ソニョンがいる派閥と争うことになってもソニョンだけは守ろうとしている。

ドラマ「補佐官」の1シーン

この1週間、Netflixの世界ランキングでずっと1位、しかもランキングに参加している全83ヶ国中なんと82ヶ国で1位。まさにぶっちぎりの勢いのドラマ「イカゲーム」。そのドラマで主役のソン・ギフンを演じているのがこのイ・ジョンジェssi🌟 ジョンジェssiをイカゲームで初めて見た人達がSNSで「大泉洋さんに似てる!」とコメントしているのを結構見かけたのですが、声を大にして言います。 

絶対に似てません!!!!!

上の写真を見れば似ていないことはわかってもらえるハズ。

泥棒をやろうとヤクザをやろうと常にかっこよく見えてしまうジョンジェssiが「イカゲーム」で見せてくれたダメダメ男の姿はとても新鮮でしたが、このドラマではまた違ったイメージを見せてくれています。それはラブライン💖 

何を隠そう、私が最初にジョンジェssiにハマったのは、10年ぐらい前にドラマ「エア・シティ」でチェ・ジウさんに壁ドンしていた姿💕 あれ以来、女性とからむシーンを見た記憶がありません。だから、このドラマでソニョンと家でいちゃいちゃしたり、1つのピンスを2人で分け合ってる、そんなたわいないシーンにどれだけ萌えたか❣️ めったに拝めないジョンジェssiのラブライン、必見です🤩

カン・ソニョン(演:シン・ミナ)

弁護士、ニュースキャスターを経て大韓党のチョ・ガビョン議員の推薦で党の公認を受け、初当選した議員。華やかな経歴を持つ若手女性議員という注目の存在のため、長老議員のチョ・ガビョンの人気取りに利用されている。ソニョンはチョ・ガビョンの機嫌を適当に取りながら彼の力を利用し、世の中をよくするための政策を実現させようと奮闘中。ただ法に触れる手段は使わず、あくまでも正攻法でいくというこだわりがある。恋人であるテジュンのよき理解者で、テジュンが議員になれるよう陰で支援している。(ソニョンが議員、テジュンは補佐官と社会的地位は女性の方が上となっている設定がイマドキ)

ドラマ「補佐官」の1シーン

シン・ミナさんは目で語る女優さん。今まではあの大きな瞳から出てくる大量の涙にキュンキュンさせられることが多かったのですが、このドラマでは強い意志や怒りが目力に表れていてインパクト抜群。何事にもひるまない強さを持つ女性を好演されています。プライベートでテジュンといる時にだけ見せる甘えた笑顔が女神のようで、この2人のプライベートなシーンはビジュアルが完璧すぎてうっとりするほど🤗

続いてテジュンとソニョンにかかわりが深い3人の国会議員について。誰が善人で誰が悪人かは誰でもわかるぐらいの極端なキャラ設定になっています。

ソン・ヒソプ(演:キム・ガプス)

大韓党の主要派閥を率いる大物議員でテジュンの上司。法務部長官から大統領になり国家権力の全てを手中にするという大きな野望を抱いている。人をだましたり陥れたり裏切ったりすることを何とも思っていない。周りの人間は全て自分の野望を実現するための駒にすぎず、部下でさえ利用価値がなくなったら即切り捨てる。究極の欲望の塊。

ドラマ「補佐官」の1シーン

キム・ガプスさん、悪役で見るのは久しぶりでしたが、しゃべり方も食べ方も考え方も、そして笑顔さえ全て下品にしか見えない演技には脱帽。間違いなく、このドラマの見どころの1つです。

イ・ソンミン(演:チョン・ジニョン)

「政治は人のためにある。議員は選挙区の人々の暮らしを豊かにするために尽くすべきだ」という信念で活動している、無所属で初当選した議員。自分を支持してくれた人々の期待を裏切らないよう、清廉潔白な政治を行うことをモットーにしている。だが、駆け引きや裏工作などを一切しないため、自分の推し進めたい政策は一向に進まず、日々悪戦苦闘している。テジュンをかわいがり、一人前の秘書官に育て上げたが、有能なテジュンに目を付けたソン・ヒソプからテジュンを補佐官にほしいと言われ、テジュンがもっと活躍できるよう手放した。だが、どんどん汚い政治の世界に染まっていくテジュンに「政治ごっこに夢中になって人を忘れるな」と諭し、心配している。

ドラマ「補佐官」の1シーン

ドラマ「風の国」を見てからこのおじさまの隠れファンの私💕 このドラマでも、きれいごとでは生きていけない政治家の悲哀がビシバシ伝わってくるさすがの演技を披露してくれています。静かで落ち着いた口調で話されることが多いだけに、国会議事堂をバックにテジュンと共に希望に満ちた声で笑顔で叫ぶシーンがとても印象に残りました。

チョ・ガビョン(演:キム・ホンパ)

大韓党の大物議員の1人でソ・ヒソプ同様党内の重要ポストの座を狙っているが、ソ・ヒソプほど押しが強くなく、小心者で他力本願。ソニョンを党の公認候補にし、ソニョンが当選後は自分の派閥に入れ、国民のソニョンへの注目度と人気を利用することで自分の力を誇示しようとする。それを嫌ったソニョンが派閥を抜けようとすると態度を一転、ソニョンをつぶしにかかる。

次は、テジュンと同じ補佐官の2人。こちらもどっちがいい人でどっちが悪い人かは顔を見れば一瞬でわかるぐらい、俳優さんのチョイスが絶妙。

オ・ウォンシク(演:イ・ウンイン)

ソン・ヒソプ議員の選挙区補佐官。テジュンより補佐官歴は長いが、ソン・ヒソプはそつなく仕事をこなすテジュンを重宝し首席補佐官に抜擢したため、地元選挙区の事務所に追いやられた。テジュンに対する恨みはハンパではなく、どんなに汚い手を使ってでもテジュンの仕事を妨害して追い出し、首席補佐官になることを虎視眈々と狙っている。

ドラマ「補佐官」の1シーン

この顔を見て「出た!」って思った方、多いでしょ😀 昔、土曜ワイド劇場で登場しただけで犯人だとわかる俳優さんっていましたよね? この方、まさに韓国版、犯人役ですよね🤫 このドラマでも期待を裏切らず、サイテーな男の役をいやらしーく演じてくれています。この方が悪役をやるとドラマが締まって見えるんですよね。さすがです。

コ・ソンマン(演:イム・ウォニ)

ソニョンの首席補佐官。ソニョンの苦労を全て知っていて、時には体を張ってでもソニョンを守り、支えることを使命として全力を尽くしている。テジュンとは同期で同じ主席補佐官ということで、気心が知れ、愚痴を言い合える関係。

そしてテジュンの部下の2人。登場人物の平均年齢が高いせいか、とてもフレッシュに見えます。

ユン・ヘウォン(演:イ・エリヤ)

ソン・ヒソプの秘書でテジュンの部下。新聞記者出身。テジュンには全幅の信頼を寄せ、指示には忠実に従い、常に裏方としてサポートしているため、テジュンから絶大な信頼を得ている。物静かだが仕事熱心で責任感が強く、機転が利き、判断力もあり、ソン・ヒソプ議員室の取りまとめ役。テジュンに秘かに想いを寄せている。

ドラマ「補佐官」の1シーン

このドラマで初めて見た女優さんなんですが、むっちゃきれいな方ですよね、品があってエレガントで🤩 静かで控えめだけど責任感があって、自分が信じた人にひたすらついていくっていう役柄にピッタリのイメージ。ドラマを見ながら何回「きれいだわ」って言ったことか。久しぶりにドハマりした女優さんでした✨ 今後、出演作品を追いかけていきます。

ハン・ドギョン(演:キム・ドンジュン)

高校生の時父親の事故により生活が困窮したが警察も行政も何もしてくれなかった。その時ただ一人、手を差し伸べ救ってくれたのがテジュンだった。それで自分もテジュンのように誰かの助けになる仕事をしたいと、憧れのテジュンの下でインターンとなる。何事にも真摯に取り組み、困っている人に寄り添い共感し全力で助けようとする純粋で心優しい青年。だが、現実の政治の世界は自分が思い描いていたハートフルな場所ではないことにだんだん気付いていく。

ドラマ「補佐官」の1シーン

キム・ドンジュン君、イム・シワン君やパク・ヒョンシク君がいるZE:Aのメンバーなんですね🤗 どろどろした政治の世界を描いたこのドラマの唯一の清涼剤となる存在でしたが、ドギョンという役をそれはそれは爽やかに演じていました、アイドルのオーラを完全に消して。あんなに自然に目をキラキラさせるってなかなかできることじゃないんじゃないかな✨ でも、シーズン1の最後でドンジュン君が見せた姿はまるで別人のようで圧倒されてしまいました。ドンジュン君、イム・シワン君同様相当な演技力を持っている人だと思いました。他の作品も見てみたくなりました。

ここまでは政治の世界にいる人達ばかりでしたが、最後に経済界の大物を1人紹介しておきます。このドラマで重要な位置を占める人物です。

イ・チャンジン(演:ユ・ソンジュ)

国内最大の化学会社チュジン化学の社長で、ソン・ヒソプ派の支援団体「サミル会」の幹部。ソン・ヒソプに多額の闇献金をする見返りに、環境問題や労災といった会社の不祥事をもみ消してもらっている。普段はソン・ヒソプの機嫌を取り、へつらった態度を見せているが、頼んだ不正工作がうまくいかなかったり断られたりしたら態度を豹変させ、ソン・ヒソプに圧力をかけたり脅迫めいたことを言ったりする。政財界の裏のドンであるサミル会会長のソン・ヨンギの忠実な犬で、ソン・ヨンギのためならどんな汚れ仕事でも引き受ける。権力にすり寄り、弱い者を叩き潰す、悪い奴の典型。

※コメントをつけなかった人については、個人的にそれほど印象に残らなかったってことでご理解ください。

今Netflixで話題となっている「イカゲーム」の主役イ・ジョンジェssiと「海街チャチャチャ」の主役シン・ミナさんがメインのドラマ「補佐官」。2回に分けてあれこれ書きましたが、ちょっとは興味を持ってもらえましたか? 2人ともイメージが全く違う役柄を演じているので、その違いを見るだけでも面白いと思います。「イカゲーム」「海街チャチャチャ」の次はぜひ「補佐官」をチェックしてみて❣️

コメント

タイトルとURLをコピーしました