Gyaoが完全に生活の一部になっている私。韓国ドラマはもちろんのこと、韓国映画もマメにチェックしています。
今週見つけたのが「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」という映画。どこかで聞いたことがあるタイトルだなあぐらいの記憶だったんですが、西島秀俊さんの顔がポスターにでっかく載っていたので気になり、映画の説明文を読んで思い出しました。そういえば、西島さんが韓国映画に出たっていうニュースを前に聞いたことがあったっけ。それで興味をひかれて視聴してみました。
ストーリーは、ある日帰宅したら自分(西島秀俊)の妻が死んでいて愕然。そこに電話がかかってきて出たら、相手は死んだはずの妻だった。。自分を知っているはずの人や場所で自分の名前を言っても知らないと言われ、一方突然現れた男達に韓国人の名前で呼ばれ追いかけ回される。そのうち自分の中に別の人格が現れ始め、自分が誰だかわからなくなり・・・。
映画は見ている側にも、西島さん演じる主人公が誰だかわからない状態で展開していくので、ミステリアスで引き込まれます。最後はもちろん種明かしされるのですが、かなり生物科学的な話で私にはわかるような、わからないような話でした。。。
ですが、この映画、ストーリー以外のところでも楽しめました。まず、俳優陣が豪華！主演の西島秀俊さん以外にも、日本では真木よう子さん、伊武雅刀さんといったベテラン陣が出演されています。それと、韓国人では、主人公を助ける女性役に、キム・ヒョジンさん。この方、どこかで見たことがあるなあと思ったら、イ・ビョンホンssiの珍しいコメディー作品「誰にでも秘密がある」で三女を演じていた方でした。この方、せりふのほとんどが日本語なんですが、かなりお上手です。それも撮影前3週間で猛特訓されたとか。そんな付け焼刃的な日本語とは思えないぐらいの出来です。あと、もう一人見たことある人だなあと思って調べてみてわかったのが、イ・ギョンヨンさん。先日までGyaoで放映されていた、イ・ヨンエさんの主演ドラマ「火花」でイ・ヨンエさんの相手役をされていた方でした。このドラマでイ・ヨンエさん演じる主人公は、イ・ギョンヨンさんが演じる男性に一目惚れをして恋に落ちるのですが、私にはイ・ギョンヨンさんが一目惚れをしてしまいそうな男性にはとても見えず、すごく違和感を感じたので覚えていたのでした🤫
そして、なんといっても西島さんの韓国語がすごいんですっ！！！発音といい、イントネーションといい、スピードといい、ネイティブ並み！ラストで韓国語の長セリフがあるのですが、あまりの上手さが信じられなくて、思わず画面に近づいてアフレコじゃないかと確認したぐらいです。でも、本当にご本人でした。きっと、ものすごく努力されたんだと思います。感動しました。
あと、この映画、日本の舞台は東京ということになっていますが、かなりの部分が神戸近辺で撮られています。旧居留地のあたり、兵庫県立美術館、阪神電車の車両など関西の方にはなじみのある場所がたくさん出てきます。そういう点にも注目して見れば、より楽しめる映画だと思います。
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