密陽(ミリャン)伝統市場内のお店でお昼ごはんを食べた後、歩いて数分のところにある嶺南楼(ヨンナムヌ)へ。
嶺南楼は平壌の浮碧楼と晋州(チンジュ)城内の矗石楼(チョッソンヌ)と共に朝鮮3大楼閣の1つ。
矗石楼には前日に行ったので、これで韓国内は制覇したことに。
別に楼閣が見たくて晋州や密陽に行ったわけではなく、たまたまそうなっただけなんですけどね。
時刻は午後1時半過ぎ。
ピーカンのお天気な上、日よけになるものがない中少し高台にある嶺南楼に行くのは正直おっくうだったのですが、日暮れまでカフェで時間をつぶしながら待つのもばかばかしく、とっとと行ってとっとと釜山に帰るべき、という結論に至りました。

嶺南楼に着いてみると靴を脱いで上に上がれるようになっていました。
ラッキー、屋根の下に入れると即上っていくと、避暑をしている人達が結構いました。

地元の人らしき数人は寝転んで気持ちよさそうにお昼寝中。

朝鮮時代の立派な建物の中はなんともゆったりとした時間が流れていました。

外の景色との時代感の差が面白いですよね。
私も空いていた柱にもたれてしばし休憩。
と思ったら、朝早くに出発した疲れが出たようで、いつの間にかこっくり、こっくり。
人のことを笑っていられない状態に。
これではここにいても寝るだけだと、釜山に帰ることにしました。

これが嶺南楼で撮った最後の1枚。
階段に屋根がついているの、初めてみました。素敵。
嶺南楼の前の道は街のメインストリートらしく、密陽駅に向かうバスは10分も待たないうちに来ました。
密陽駅に着いて即窓口に向かい、本来なら出発しているはずのITXが延着でまだ間に合うことがわかり、そのチケットを買おうとしました。
そこで私、大失敗しちゃったんです。
疲れていてとにかく一刻も早く釜山のホテルに戻りたくて、窓口の女性が3回ぐらい「イプソクですけどいいですね?」と聞いてきた時、「イプソク」の意味がわかっていないのについ「ネー」と返事しちゃったんです。
で、発券されたチケットを見てみると1号車とは書いてあるけれど席番の代わりに「イプソク」と書いてあるのを見て「空いている席に適当に座れってことだな」と自分に都合のいいように勝手に解釈しちゃったんです。
時間がなかったから即乗り場に向かい、到着したITXの1号車に乗り込んだら
デッキに10人ぐらい座り込んでる・・・・・
それを見た途端、頭の中に「イプ」の漢字が浮かんだんです。「立」
そう、私が買ったのは立ち席券だったんです。
むちゃくちゃ疲れていたのに釜山まで40分間立ちっぱなしになるとわかると、もう頭がくらくらしてきました。
後悔先に絶たず、とはまさにこのこと。
新幹線に立ち席券なんてないですよね? 自由席券はあるけど。
でも自由席券は席が空いていたら座っていいし。
列車が動き出してからダメもとで空いている席がないか1つ前の車両まで歩いてみて、実際空いていそうな席はあったんです。
だけど「ここ空いてますか?」と聞く勇気がなく断念。
でも、それで正解だったんです。
2号車のデッキで立っていると、ほどなくして検札が。
韓国の鉄道は改札がないので、ただ乗りをしようと思えばできないわけじゃない。
まして立ち席客に紛れてしまえば無賃乗車でもわからないからだろうと想像したのですが、その検札は立ち席券の検札だったんです。
さっきもし私が空いていた席に座っていたら罰金をくらっていたかもしれないってことです。
ヤバかったです。ずるして座らなくてよかったとホッとしました。
ちなみにこの検札、釜山までの間駅に停まる度に確認に来ていました、しつこいほど。
きっと無賃乗車する人がホントにいるからなんだろうなと思いました。
みなさん、Korailで「イプソク」と言われたらそれは「立ち席」のことですので、ご注意ください。
それにしても、私が乗ったのは密陽から釜山までの40分のみ、それも金曜日の15時前です。
そんな時間でも満席になるKorail、恐るべし。

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