女子旅済州島5 ロケ地巡り~「空港に行く道」ドウの工房と「アイリス」の灯台

済州島

チェジュ2日目はタクシーを8時間貸し切り、島の東部から南部の中文リゾートまで数ヶ所回りました。といっても行った先はドラマのロケ地がほとんど。

チェジュは初めてだったのですが、実質動き回れるのはこの日1日だけ。チェジュって意外に広くってタクシーで効率よくピンポイントに動いても移動にすごく時間がかかるってことが計画時点でわかって、絶対に行きたい場所順に行き先を決めていったら結果的にロケ地ばかりになっちゃった🤭

予め予約した観光タクシーの運転手さんはキム・テインさん。流暢な日本語を話されるドライバー歴40年のベテランドライバーさんです。30年間無事故だとおっしゃっていました。

チェジュ市内を出て城山日出峰まではあえて海岸沿いを走ってもらい、きれいな海やビーチを車窓から眺め、出発から1時間半ぐらいで最初の目的地に到着。ここです。

済州島のオジョポ

わかる人にはわかる、でもわからない人にとってはただの家ですね。

ドラマ「空港に行く道」の1シーン

ドラマ「空港に行く道」の主人公ソ・ドウのチェジュでの工房、ギャラリー兼自宅として使われた場所です。

ドラマ「空港に行く道」の1シーン

ここ、このとおり、城山日出峰が見える、景色がとてもきれいな場所のはずなんですが、あいにく私が行った時は曇り空だった上に山にはもやがかかっていて全体を見ることができず。

済州島のオジョポから見た城山日出峰

この悲惨な写真・・・。「空港に行く道」では後半、チェジュが舞台になっていたためロケ地が島内に数ヶ所あるのですが、時間の関係で全部を回ることはできず、それでも絶対に現場に立って自分の目で見てみたい場所がここでした。

周りに何もない場所にある小さくて素朴な平屋のお家なのですが、ドラマで最初に見た時から妙に魅かれていて、いつかチェジュに行くことがあればここだけは絶対に行きたいって思っていた場所だったんです。

最近はロケ地巡りのことをよく書いていますが、実は限られたドラマの限られた場所にしか行っていません。大好きなドラマでもロケ地には全く興味が湧かないこともある一方で、大して好きなドラマじゃないのにあるシーンのロケ地にだけ妙にこだわったり。

その基準は自分でもよくわからなくって、ただ画面を見た瞬間に「行きたい!」って思ったかどうか。とても感覚的なものなんです。

「空港に行く道」はセット撮影じゃなくて、実際の建物や風景を活かして撮った場面が多くて、そのせいか全般的に映像がとても美しく、心惹かれる場所がたくさんありました。この家も外観を見られるだけで充分だと思いつつ行ってみたのですが、なんと中にも入れるようになっていました。

ただ、このドラマが撮影された2016年から3年経っていましたので、家の中はドラマの面影はみじんもなく。

ドラマ「空港に行く道」の1シーン

こんなにおしゃれだった家の中が

済州島のオジョポ

見るも無残な姿に。。。ただ、屋根の梁は変わっていませんね。

ドラマ「空港に行く道」の1シーン

それと、イ・サンユンさんの後ろに映っている石の壁も撮影当時のまま。でも、外観の印象が変わっていないだけで私は十分嬉しかったです。

家の中をちらっと見た後、せっかく来たのだからと付近をしばし散策。

済州島のオジョポ

このお宅の裏がちょっと高台になっていて、これは上から眺めた景色。

ドラマ「空港に行く道」の1シーン

このシーンで映っている橋が木々の間から見えているでしょう?

私が行った時はちょうど干潮の時間帯だったのか、この辺りはかなり浅瀬になっていて

済州島のオジョポ

ほら、水がこんなに透き通っていたんです。

ちなみにこの場所は道路名だけで番地もついていないような場所で、地図とおおよその場所を書いた紙は用意していたものの運転手さんにわかってもらえるか心配だったのですが、「ドラマの撮影地に行っていただきたいのですが」と言うと、「どのドラマ?」と聞かれ、「空港に行く道」と答えると、それだけで通じてしまいました。

なんでも、チェジュで一番最初にこの場所を探し出してお客さんを連れてきたのは、私達を案内してくれた運転手のキム・デインさんだったとか。「もう10回はお客さんを連れて来ましたよ」と笑っていらっしゃいました。こんな風に簡単に話が通じるなんてありがたかったです。

一応、場所の情報を載せておきますね。

さっき書いたようにこの家に番地はついていないのですが、家の前の道路には「オジョロ (吾照路) 80番キル 오조로80번길」という名前がついていますので、タクシーの運転手さんには「オジョロサゴリから入ってオジョロ80番キルを通ってオジョポ (吾照浦) に行ってください」と言えばわかってもらえると思います。

済州島のオジョポ付近の地図

上が付近の地図で、フラグがついた場所がロケ地の家です。

正確な住所ではないですが、私は地図に住所代わりとして下記を書いて運転手さんに見せました。

済州島 ドウの工房の場所
済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 吾照路80番キル 吾照浦
제주특별시 서귀포시 성산읍 오조로80번길 오조포

広域地図はコネストさんの地図でご確認ください → 

次に向かったのはこれまたドラマのロケ地。

かの有名な「アイリス」の灯台です (コネストさんの地図へ)。これは運転手さんが提案してくれました。「アイリス」は私を韓流に導いてくれた記念すべきドラマですから、反対する理由はありません。連れて行っていただきました。

ドウの工房からは車で30分ぐらいで到着しました。車は少し手前で停めてもらい、灯台までは歩いて行きました。

ヘヴィチホテル近くの灯台

この灯台。ドラマでは最終回のラストシーンで出てきましたね。

ドラマ「アイリス」の1シーン

そう、あの衝撃のラストシーン。

ドラマ「アイリス」の1シーン

もちろん、こうやってキム・テヒさんがいたところまで灯台に上がり、記念撮影しました。

ドラマ「アイリス」の1シーン

灯台のシーンの前にビョンホンssiと2人で新婚気分でホテルで過ごすシーンがあるのですが、そのシーンが撮影されたのがこのヘヴィチホテル&リゾート。

ヘヴィチホテルと灯台

このとおり、灯台のすぐ近くにあります。このホテルはドラマ「赤と黒」の第1話でも撮影場所として使われています。

ドラマ「赤と黒」の1シーン

ホテル屋上の柵の外にキム・ナムギルさんが出ちゃっています。これ、どうやって撮ったんだろ。背景に小さく灯台が映っているのが見えますよね。

ドラマ「赤と黒」の1シーン

こっちのキャプの方がアイリスの灯台がはっきりと見えます。

時間の関係でホテルの中まで見ることはできなかったけれど、とりあえずアイリスの灯台が見られて満足。

これで午前の行程はおしまい。ランチ場所に決めていたレストランに向かって車を走らせてもらいました。

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