全州・扶余ドライブ旅行11 百済文化団地で百済時代にタイムスリップ

百済文化団地の泗沘城の天政殿 全州・扶余

早朝から宮南池 (クンナムジ) に行き、朝ごはんを食べた後、この旅最後の観光地、百済文化団地に向かいました。

この後、扶余 (プヨ) から清州 (チョンジュ) 市内まで車で移動し、レンタカーを返して清州空港までタクシーで行く時間から逆算すると、百済文化団地の滞在時間は1時間のみ。

ここには百済の最初のお城である慰礼 (ウィレ) 城と城内の村、百済時代の生活の様子、そして最後のお城である泗沘 (サビ) 城などの建物が広大な敷地に再現されている上、百済歴史博物館が併設されているので、1時間ではとてもじゃないけれど全部見られません。

その上、私のここでの一番のお目当てはドラマのロケ地探しという不純?なものだったので、友人達とは1時間後に待ち合わせて別行動することにしました。

百済文化団地の入口

ここが百済文化団地の入口の正陽門。どれだけ見学できるか、よーいスタート!

百済文化団地の泗沘城の天政門

正陽門をくぐったら、いきなりだだっ広い空間。泗沘城の入口まで無駄に遠いっ。

速足で歩いてこの天政門をくぐったら、いきなりお目当ての景色が目の前に現れました。

百済文化団地の泗沘城の天政殿

天政殿。

ここです、ここ、私が見たかったドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」のロケ地。

こちらがキャプ。

ドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」のキャプ

イ・ジュンギさんの後ろに映っている建物がこれなんです。

そして、後ろを振り返ると、「麗」の名シーン

ドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」のキャプ

この後ろに映っている建物が。

百済文化団地の泗沘城の天政門

ここです、ここ。

まさかこんなに簡単にロケ場所が見つかるとは思っていなかったので狂喜乱舞。

この場所は他のシーンでも使われているので、見覚えのある風景が360度広がっていて、超嬉しい!

写真を撮った後もしばらくたたずんで、景色を目に焼き付けていました。

百済文化団地の泗沘城の天政殿

こちらが天政殿の玉座。

この場所もいくつかの時代劇ドラマで使われているそう。

もらったパンフレットには「麗」の他に「シンイ-信義-」、「帝王の娘 スベクヒャン」「階伯(ケベク)」「百済の王 クンチョゴワン」などが百済文化団地で撮影されたと書かれていました。

一番見たかった場所が最初に見られて一安心。

残りの時間で行けるところまで行ってみることにしました。

百済文化団地の陵寺五重木塔

韓国で最初に復元された百済時代の木塔。

かなり高いなと思ったら、なんと38mもあるそう。

続いて百済最初の都、漢城 (ハンソン) にあった慰礼城に向かいました。

百済文化団地の慰礼城の南門

こちらが城門。泗沘城と比べようもないぐらい質素ですが、それもそのはず。

慰礼城が建てられたのはなんと紀元前。泗沘城が建てられる500年以上前なんです。

百済文化団地の慰礼宮の案内看板

主な建物にはこのように日本語も入った4ヶ国語で説明板が置かれています。ありがたい。

やっぱり日本語で書いてくれたら読む気になりますよね。

百済文化団地の慰礼宮の安泰殿

これが慰礼城の正殿にあたる建物。

これはもちろん本物じゃないけれど、2000年以上前にこんな建物を建てる技術があったなんてすごいです。

百済文化団地の慰礼城内の村

当時使われていた道具が再現されていたり、

百済文化団地の慰礼城内にある高床家屋

高床家屋もありました。日本の高床式住居と似ていますね。

慰礼城の村が再現されている場所は百済文化団地の一番奥。

とりあえず急ぎ足で行ってみたけれど、時間との戦いなので、全部の建物を見る時間はなく。

ところどころ写真を撮りながらさっさと次の区画に移動。

百済文化団地の生活文化村

こちらは生活文化村という区画で、百済時代の生活に関わる道具や施設が再現されていました。

上は農機具、かな。

百済文化団地の生活文化村

水車もありました。

百済文化団地の生活文化村

こちらは土器を焼いた窯の址。

百済文化団地の生活文化村にある階伯の家

そして、ちょっと時代は違うけれど百済の英雄、階伯 (ケベク) 将軍のお宅も生活文化村の中で再現されています。

他に、いろいろな形の古墳を再現した古墳公園もあったけれど、百済歴史文化館の方が見たかったのでパス。

急いで入口まで戻れたのが集合時間の10分前。

慌てて隣の百済歴史文化館に飛び込んで、ほとんど立ち止まらず展示物だけざっと目で見学。

ギリ、待ち合わせに間に合いました。

友人達は泗沘城と陵寺を見た後は歴史文化館をじっくり見学していたらしく、私が古墳公園以外ほとんど見てきたと言ったらビックリしていました。

やはり別行動で正解でした。

韓国で車を運転するのが初めてだった2人も帰る頃にはすっかり慣れ、3日間、事故もなく安全に運転してくれました。

韓国の道は広くて走りやすいらしく、次は釜山スタートでレンタカー旅をしたいねと話しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました