高陽 花田洞壁画マウル散策 その2

高陽・一山

今日は高陽 (コヤン) 市花田洞 (ファジョンドン) 壁画マウル紹介の2回目。前回ご紹介したのは下記の地図の②の通りでした。

高陽市花田洞壁画マウルの地図

今日は②からつながっている①の通りにある壁画たちを紹介します。

前回紹介した最後の壁画を過ぎて歩いて行くと、木と天使が壁全面に書かれた作品がいくつも現れます。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

これはパク・チョリョン画伯という方が描いた「100名の天国の子供たち (原題の直訳。別の正式な邦題があるかもしれません)」という作品で、上に挙げたのはその一部。この辺りのお宅数軒の壁に分けて描かれています。子供の人数を全部数えたら本当に100人描かれているかもというぐらいの大作です。

続いてこれも同じ画伯の作品です。

高陽市花田洞壁画マウル

この一連の子供たちを描いた壁画のあと、道はむちゃくちゃ狭くなり舗装もしていない畑道みたいになります。そして進行方向左手の景色が開けてきて、一瞬これで壁画はもう終わりかなと思っちゃいますが、そこで諦めないでください。しばらく行くとこの案内表示が目に入ります。

高陽市花田洞壁画マウル

私はこの写真の左側から来たのですが、この案内板には左側に行くと「花の道、100名の子供たちの壁画」とあり、右側に行くと「골목 갤러리」、日本語に訳すと「横丁ギャラリー」ぐらいかな?それがあると記されています。その「横丁ギャラリー」が私が地図上で①で示した通りです。なので、しばらく狭い畑道みたいなところを通りますが心配せずに突き進んでください。

すると、また集落に入ります。その集落一帯が「横丁ギャラリー」になっているのですが、その一部は上で紹介したパク・チョリョン画伯の作品通りになっています。

高陽市花田洞壁画マウル

これがその案内板。2015年にここで故パク・チョリョン画伯の「幸せが花咲く里 (勝手な直訳です)」展という作品展をこの地域の自治体等と協力の上開いたと書いてあり、作品の名前と位置が記されています。いくつか紹介します。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

こんな風に作品が描かれている壁には作品の説明板がつけられています。まさに美術館の作品展と同じ形式ですね。なので、韓国語がわかる方ならこの辺りの作品をより深く鑑賞することができると思います。

スペースの都合上説明板はここでは載せませんが、他にもこんな作品が描かれていました。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

ご覧のとおり、この画伯の作品には村の子供たちや木々が多く描かれています。

この「横丁ギャラリー」には画伯の作品以外の壁画もたくさんあります。前回紹介した「花の道」のようにここでもお花をモチーフにした壁画が多くありました。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

こんな感じで大きく描かれた作品が多く、壁一面どころか家全体が作品になっているところもありました。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

今まで見てきた作品とは迫力が全然違います。カラフルで明るい感じで素敵ですね。

動物の作品もありましたが、こちらもサイズ大きめです。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

上の写真に写りこんでいるようにこの一帯には壁画マウルの案内表示がいくつもあるので、細かな通りを作品を見ながら適当にうろうろ歩いても迷うことはないでしょう。

お花以外にメルヘンチックな作品たちもありました。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

テーマが何であれ、この一帯の壁画はどれもカラフルで見ていて楽しくなるものばかりです。

あと、「横丁ギャラリー」の特徴に挙げられるのはポップな作品、かな。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

上は通りが狭くて写真1枚に収まりきらなくて2枚に分けちゃいましたが、1つの作品です。家族が手をつないでいるシンプルな作品だけどほのぼのしますね。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

このオレンジの壁の作品は私のお気に入りです。天気がよくなくてもとても映えるので、気分を明るくしてくれます。この日常感、好きだな。

この集落の壁画はいくつかの細かい通りに分かれていて、通りを行っては戻り、また行っては戻りしながら見ることになるので、あえて私が通った道順にはご紹介しませんでしたが、この壁画マウルの一番奥の部分だけはこれを見たら最後なんだとわかるようにまとめてご紹介します。

まず、私が番号を振った地図と同じ地図の案内板が置かれていますが、現在地を示す赤と白の印が地図の一番上のところにあるのがわかるでしょうか?

高陽市花田洞壁画マウルの案内看板

ちょうどその辺りにある壁画がこれです。

高陽市花田洞壁画マウル

通常壁画は個人のお宅に描かれているので、プライバシーのことも考えて私は住所表示にはモザイクをかけることにしているのですが、上は住所が作品の一部になっているのであえてそのままにしました。

それにしてもこの自転車、たまたまここに置かれていたただけかと思ったのですが、妙に作品とマッチしていませんか? 言っておきますけど、私、写真を撮るにあたって一切触っていないですよ🤠 本当に偶然です。いや、もしかしたら、このお宅の人が自転車も作品の一部になるようにあえて置いたのかも? だとしたら、超ナイス!

この壁画の周りにはこんな作品もありました。

高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル
高陽市花田洞壁画マウル

これで、私が①をつけた「横丁ギャラリー」の作品紹介は終わり。この集落の一番奥から大通りに出ることもできますが、花田洞壁画マウル制覇までまだまだ先が長く道に迷っている場合じゃないので、私は無難に②の通りまで歩いてきた道を引き返し、③の部分に向かいました。

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