気分が沈んでいる時にオススメ ドラマ「野獣の美女コンシム」

韓国☆エンタメ

今日は久しぶりに韓国ドラマの感想を。最近見たラブコメに妙にハマったので書いてみたくなりました。

そのドラマがこちら、「野獣の美女コンシム」。

ドラマ「野獣の美女コンシム」ポスター

高ビジュアル、高学歴、高収入の姉に対するコンプレックスの塊のドジで無職でモテない女性コン・シムと、困っている人がいたら無報酬ででも助けようとする苦労人の弁護士、そして財閥の跡取り息子なのにそれに甘んじることなく地に足をつけて生きていこうとしている爽やかな青年、この3人が出会って巻き起こるストーリー。

これに10数年前に誘拐され行方不明になった子供の話がからんでちょっとシリアスな要素もあります。ただ、誘拐された子供が誰なのかとか、3人のうち誰と誰が最後にどうなるかなどというのは第1話を見ただけでわかってしまうぐらいストーリーは単純です。

コメディですから、ストーリーなんてどうでもいいんです😛

このドラマ、とにかく笑わせてくれます。特に最初の4話ぐらいはボーっと見ていただけなのにいつの間にか大爆笑していました。落ち込んで元気がない時や嫌なことがあって何も考えたくない時にはうってつけのドラマです。

なんてったって主役のナムグン・ミン君が緩急自在に多彩な表情を見せて楽しませてくれます。

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

ブサ顔だったり

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

間の抜けた顔を見せたかと思うと

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

一転感情をあらわにし。

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

かと思うと、おちゃめな顔が現れ

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

爽やかな笑顔ももちろんおてのもの。

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

そして最後はびしっとキメる、とっても引き出しの多い俳優さん。場面によって顔を使い分けてくれるので、見ていて飽きないんですよね。

ナムグン・ミン君目当てで見始めたドラマでしたが、実は私にとって一番の収穫となったのはこの方。

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

オン・ジュワンさん。韓国ドラマでよくあるパターンの性格の悪い御曹司ではなく、金持ちぶらなくて常識のある爽やかな御曹司の役なのですが、この笑顔見てください。役柄ピッタリの爽やかな雰囲気。いいでしょう?

どこかで見たことがあると思ったら、チョン・ウソンssiの映画「私を忘れないで」でウソンssiの相手役のキム・ハヌルさんの弟役で特別出演をされていた方でした。

この映画も「野獣の美女コンシム」も2016年制作なので、それ以降に何か出演作品はないかと調べてみたら、2017年に1本ドラマに出た後はずっとミュージカルに出演されているみたい。ってことはきっと歌もお上手なんでしょうね。

せっかくまた1人気になる俳優さんを見つけたと思ったのに、ドラマではなかなかお目にかかれる機会はなさそう。残念。

最後に、このドラマで一番愛すべきキャラクター、コン・シム。

ドラマ「野獣の美女コンシム」の1シーン

コン・シムは小さい時から美人で頭のよい姉にちっとも似ていないと親からも姉からもダメダメ扱いをされ続けて、自分に全く自信が持てなくなってしまっている女の子。

そのせいで人から理不尽な扱いを受けても自分が悪いからだと思い込んでしまったり、悔しくても自信がないから何も言い出せません。お人好しで信じやすいから騙されることもしばしば。でも、嫌な目に遭ってもひねくれることなく、落ち込んでも一晩寝たら忘れて、明るくけなげに頑張ろうとするんです。

3高女の代表みたいな設定の姉役の女優さんにあまり説得力がない分 (おっと、失礼!)、コンプレックスをいっぱい抱えながら日々を過ごしているコン・シムの姿はリアルで共感できるところがあり、見ているうちに応援したくなってきます。

前半はおちゃらけで笑えるシーン満載なのですが、後半になるとイケメン2人から好かれる展開になり、そうなると自分と重ねていい夢を見させてもらえる心地よさもあり、最後まで気楽に楽しく見ることができました。

1つだけ気になったのが邦題。このドラマ、原題は「美女コンシム」なんです。「野獣の」は日本側で付け足されたわけなんですが、コン・シムがいくらおちゃらけな部分があるにせよ、「野獣」ってあんまりじゃないですか? インパクトを狙って付けたのでしょうが、いくらなんでも盛りすぎだと思いました。

恒例のわがまま採点は3.6点。最終回の1つ前までは4点近かったのですが、終わり方がイマイチ好きではなかったので最後の最後で点を落としました。

ラブコメだからハッピーエンドなのはわかっているのですが、何もかもきれいに収める終わり方って無理やり感があって私はどうしても好きになれないんです。何事もほどほどが一番・・・かと。

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