おひとり様が行く~釜山・巨済・統営19 統営で絶品ヘムルタン

巨済・統営

日帰りだけどせっかく統営 (トンヨン) に来たのだから思いっきり魚介を食べて帰ろうと決めていて、事前にリサーチをしました。フェドッパッ (刺身丼) とかモンゲ (ホヤ) ピビンパッとかのお店が多かったけれど、それじゃあ食べられる魚介の種類が限られる。そこで結論に至りました。

そうだ、ヘムルタンを食べよう!

統営のヘムルタンは他と違って辛くないらしいと聞き、ますます私向きっていうことで探して見つけたお店がここ、「漁村 (オチョン) シンシンフェヘムルタン」。

漁村シンシンヘムルタンの外観

Naverやkakaoでの評価がすごく高かったのと、ヘムルタンに小サイズがあったのでここに決めました。1人前のヘムルタンなんてあるわけないのはわかっているので、せめて2人前のにしたくって。それならなんとか食べられるかと。それ以上のサイズになると絶対食べられないからお店の人に申し訳なくて、さすがに注文ははばかられるしね。

長蛇島 (チャンサド) からの船が遊覧船ターミナルに着いてすぐバス停に向かい、市外バスターミナル方面行きのバスに乗りました。降りたのは「マンボクアパート」バス停。トンピラン壁画マウルからだと中央市場バス停から遊覧船ターミナル方面行きのバスに乗って3つ目です。バス停からは徒歩3分くらい。海岸に面した刺身通りにいくつか並んでいる魚介専門店の中の1つです。

着いたのは17時過ぎ。晩ごはんには早すぎる時間だけれど、私はヘムルタン2人前を食べる覚悟で昼食もおにぎり1個にして思いっきりおなかをすかせてお店に乗り込んだんです。まだ混雑する時間ではないので、1人でもすんなりと入れてくれました。

やはりヘムルタンは大中小と3段階。迷わず「ヘムルタン小をください」と言うと、注文を聞きにきてくれた30歳過ぎぐらいの若いおねえさんは「ヘムルタン小は2人分で1人だと食べられないから1人分にしますね」と言ってくれた・・・ような気がしました。でもこの時はちゃんと聞き取れた自信がなかったし、1人前なんて絶対にしてもらえないと思っていたから半信半疑でした。でも、もともと2人分の小を頼んで小の代金を払うつもりで来たので、あまり気にせずに待つことにしました。

まずパンチャンが運ばれてきました。

漁村シンシンヘムルタンの料理

意外にも野菜サラダがあったりして野菜中心。きっとヘムルタンは魚介しか入っていないから、パンチャンで野菜を出してくれているんだろうと思って早速食べ始めました。本当にお腹がすいていたし、野菜でお腹がふくれることはないからね。味的にどう考えてもヘムルタンと合わない野菜サラダをまずやっつけました。

漁村シンシンヘムルタンの料理

続いてこのドングリの寒天、トトリムッ。久しぶり。これ好きなんだな。

そうこうしているうちに主役登場。見てください、この量 そしてラインナップ

漁村シンシンヘムルタンのヘムルタン

この写真ではわからないけれど、タコは生きていて、火をつけるとお鍋の外に出そうになるぐらい元気いっぱいだし、ホタテは貝付き。アワビも入っています。超豪華!! これを見た時「あっ、やっぱり2人前だ。私が聞き間違えたんだ」って思いました。

しばらく煮たてたところでさっきのおねえさんが来て、トングとはさみを使ってホタテや名古屋の大アサリほどの大きさのアサリやアワビの身をあっという間に貝からはずし、エビも食べやすいように頭をはずし、タコも一口大に切ってくれました。あまりに見事な手さばきに感動。これってお店の人がしてくれるの、普通のことなのかな? 鍋物は1人では注文できないから韓国で食べたことがなくってわからないんだけれど。そして切り終えたら、もう食べられますよと言って去って行きました。

完成形がこちら。

漁村シンシンヘムルタンのヘムルタン

さあ、格闘開始! まずは大好きなムール貝から。5,6個入っていました。煮込まれ過ぎて固くならないうちに引き上げてどんどん口の中へ。うーん、美味しい。

次に大きなエビ。取り皿に一切れ入れてくれてあったのを食べたら・・・甘い 新鮮なエビってこんなに甘いんだ

続いてカニ。これまた甘いのなんの。これはすごい 甘さに大興奮

続いてアワビ。これがなんとむっちゃ柔らかい こんなに柔らかいアワビ、初めて

そしてホタテもビックリするぐらい甘いの タコもコリコリ

具材の魚介のすべてが驚くほどの新鮮さ この鍋、スゴすぎる!!! こんなの食べたの初めて。恐るべし、統営!!!

もうこのあたりまでくると、あまりのおいしさに無言になり(心の中の声まで黙ったってこと)絶対完食するゾと集中して食べました。お鍋が運ばれてきた時には魚介しか見えなかったけれど、実はエノキ、ネギ、もやし、大根などお野菜もたっぷり入っていました。でも魚介を食べきれなかったら死んでも死にきれない、と野菜は後回し。白ごはんも当然後回し。ひたすら魚介を食べ続け、めどが立ったところで野菜にやっと手を出しました。それでもお腹がふくれる白ごはんはまだ。完食するためには食べる順番を間違えちゃーいけません。でもスープが辛くないからごはんなしでも全然いけちゃいました。

そして最後に残った、いえ、残したごはん。どうしたかというと、お行儀悪いかなと思ったんだけどせっかく魚介のエキスがたっぷり含まれたスープがあるので、全部お鍋の中に投入。海鮮おじやにしちゃいました。これがまた美味しいのなんのって。

既にお腹はかなりふくれていたけれどおじやが美味しすぎて止まらない! お店に入ってから1時間。結局ごはんまで完食しました。いやー、お腹をすかせて来た甲斐がありました。

そして伝票を見てみるとやっぱり。聞き間違いじゃなかった。

漁村シンシンヘムルタンの伝票

本当にヘムルタン小40,000ウォンを1人前、半分の値段にしてくれてる!! なんて親切。

これだけ食べてたったの2,000円? ありえない!!! ヘムルタン小の正規料金4,000円が1人分の値段だったとしてもまだ安いと思います。この内容ですから。感動の美味しさだった上に感動の配慮とお値段。おねえさん、ありがとう!!!

感謝の気持ちをどうしても伝えたくって、席を立つ前に自分で考えられる限りの韓国語を頭の中に並べて一所懸命文章を作ってからお支払いに行きました。多分、私が思いっきり力を込めて「むっちゃ美味しかったです。親切にしてくださってありがとうございました」って言ったからだと思うんだけど 、おねえさん、「ホントに? ホントに?」とヘムルタンに異常に感動している日本人が信じられなかったようでした。でも、喜んでくれてた、と信じたい。。。

わざわざ行かないといけない場所ですが、統営に行ったらここ、行く価値絶対アリです。

漁村 (オチョン) シンシンフェヘムルタン|어촌싱싱회해물탕
慶尚南道統営市道泉商街アンキル18 (旧道路表記:統営市道泉洞1003)

統営市内地図

トンピラン壁画マウルとお店の位置関係は上の地図で確認を。お店の付近図は下記のとおり。

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