壁画マウル好きの私が統営 (トンヨン) に来た一番の目的はもちろん、トンピラン壁画マウル!
これからその壁画たちを紹介していきます。が、トンピラン壁画マウルは多分官民一体となって統営観光の目玉としているようで、壁画の多くは2年ごとに新しく制作しているのだそうです。私が訪れたのは1年前。Naver地図に載っている2019年4月現在のストリートビューでは違う壁画になっていました。ということで、私がここで道順に壁画を紹介したとて何の役にも立たないことがわかったので、今回は壁画を紹介する順番には何の規則性もありません。あらかじめご了承ください。
っていうか、本当はもう存在しない壁画を今更ここに載せる意味って、個人的な旅の記録以外の何物でもないですよね。すみません、今回は完全にひとりよがりな記事になります。何度も書いていますが、やはりブログはタイミングが大事。わかってます、わかってるんです! だから1日でも早く追いつけるようがんばります!!
前置き (言い訳?) が長くなりました。トンピラン壁画マウルの紹介でしたね。
ここの壁画の特徴その1は壁画にやたら「トンピラン」という名前を入れた作品が多かったこと。制作日とか制作者名とかを入れた壁画は他の壁画マウルでもよく見かけるのですが、場所の名前をこんなに壁画に入れ込んだところは初めて。きっと統営市民にとって自慢の場所だからなのでしょう。
こんな風に小さく「동피랑」と入れた壁画もあれば、
こんな風にどーんとトンピラン感を出している壁画もあります。他にも
こんな風に絵の中に紛れ込ませてパッと見ではわかりにくいものもあれば、
アルファベット表記したトンピランもあります。そして私の一番お気に入りはこれ。
元気よく「トン!ピ!!ラン!!!」って言っているような気がしませんか?
続いての特徴はイ・スンシン (李舜臣) 将軍に関する壁画が多いこと。イ・スンシン将軍というのは豊臣秀吉による文禄・慶長の役において朝鮮水軍を率いて亀甲船で戦い日本水軍を撃退した、韓国では英雄とあがめられている人物です。統営にはイ・スンシン公園とかイ・スンシン将軍を祀っているお堂とか亀甲船の展示とか、イ・スンシン将軍にまつわるスポットが多いです。
こんな風に当時の姿っぽい壁画もあれば
多分イ・スンシン将軍なんでしょうが、あまり強そうに見えない🙃壁画もあったり。
この亀甲船は飛び出す絵みたいな立体感がありますね。
これも右端の方に将軍と船が描かれています。そして、こちら
これ、絶対イ・スンシン将軍ですよね? なんてシュール!
続いては壁画マウルではよく出てくるモチーフ、ネコ。ここでも活躍中。
こういうリアルなものもあれば、
こんな風にシルエットだけで描かれても絵になるのがネコ。
そして、ネコにはなぜか窓辺が似合う。
このマンガチックなのも可愛くて。「どこから来たニャン?」と書かれているのを見て思わず「日本から来たニャン」と日本語で壁に向かって返事をしてしまった。。。
漁港がたくさんある統営ということで、海の生き物も描かれています。特にクジラ。
上の絵、一部は本物のパイプを利用しているのがわかりますか? こういう工夫がされている絵っていかにも壁画マウルらしくて好き。
これがまたおもしろくって。上の白い大きな文字は「観光都市、ヒーリング都市」って書いてあるんだけど、魚たちは「ホヤの都市だよ」「牡蠣の都市だよ」「刺身がすごく安いよ」とか好き勝手につぶやいていて。
動物シリーズ、まだ続きます。これも人気のモチーフ、クマさん。
この子グマを抱っこしている絵、どこかで見たことあるような・・・。もしかしてキャラクターもの?
このトラ、結構リアルでした。脚まで描かれていたらもっと迫力あったかも。そして私のお気に入りはこちら。
色使いがとても綺麗。
迷路のようになっている壁画マウル内を見て回っていたら、こんな作品も見つけちゃいました。
これが何の絵だかわかった方、あまりお若くないですよね🤭? 私と年が近い? そう、あの「E.T.」です。懐かしぃ~。
続いてはこちら。
そしてこんなキャラクターも。
本物そっくり。とてもお上手です。でも・・・。これ、本当はダメですよね?
長くなりそうなので、いったん切ります。
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