今日は江陵(カンヌン)の旅日記は一休み。ソウルのお店を紹介します。
母娘旅をしたある日。母が夕食にお肉を食べたいと言うので、宿泊していた「ENAスイートホテル南大門」から歩ける範囲でサムギョッサルのお店がないかとNaverで検索したところ、5点満点中4.34点と高得点のお店を発見。
早速行ってみました。
「トティ大家(テガ)」
地下鉄1号線と2号線「市庁」駅上の大通り、世宗大路(セジョンデロ)沿いのスタバの隣にあります。
行ったのは月曜日の夜7時過ぎでしたが、店内はいっぱい。
唯一空いていたテーブルに案内してもらえました。
ここのお店、今どきのタッチパネルで注文しないといけません。が、心配無用。
ホーム画面の端っこについている日の丸マークをタッチすると日本語表示に切り替わり、メニュー写真を見ながら日本語でらくらく注文できます。
お店の人と話す必要がないので韓国語ができなくても大丈夫。
私達は2人でサムギョッサルとモクサルを1人前ずつ注文。
お肉の1人前の分量ってお店によってまちまちで、今まで私が行ったお店の中で最低が120g。
でもここのお店の1人前は160gもあります。多い方ですよね?
パンチャンのほとんどが巻き野菜、お肉と一緒に包んで食べるもので、いわゆるパンチャン的なものは茶わん蒸しぐらい。(すみません、茶わん蒸しの写真撮り忘れました)
上の白くて何かの幼虫に見えるもの、何かわかりますか?
最初、虫かと思ってコワゴワ口に入れたのですが、虫でないことは確か。
で、今調べてみたら、チョロギというシソ科の植物でこれは球根の部分らしいです。
甘酢に漬けてあってコリコリとした食感でとてもさっぱりしたお味。
箸休めにピッタリでした。
その横の黄緑色のも何かわからず食べたのですが、ステムレタスというチシャの一種の茎の部分を乾燥させたもので山クラゲという名前だそう。
こちらも味付けはチョロギと同じで、お肉で口の中が脂っこくなってきたらこれを食べてさっぱりさせて、またお肉を食べてって。
こうするとお箸が止まらずにどんどん食べられちゃうんですよね。
下の葉っぱは行者ニンニクでした。
あと、焼き肉につきもののネギの細切りの和え物。
このお店ではネギだけでなくキャベツの千切りも混ざっていて野菜サラダ感覚でヘルシー。
ただ、それを和えるソースにちょっと繊細さがなかったかな。
市販か業務用かわからないけれど、よくあるドレッシングのペットボトルに入ったもので和えていたので。
お肉の味付け用のソースはこの4種類。
左から、わさび(4)、サムジャン(2、合わせ味噌)、太刀魚の内臓の塩辛(3)、そして抹茶塩ならぬ緑茶塩(1)。
巻き野菜はサニーレタスとエゴマの葉の2種類。
巻き野菜を含めパンチャンは全てセルフで補充OK。お店の人に頼む必要はありません。
エゴマの葉好きの私はエゴマの葉を大量に追加。
これができただけで、このお店が好きになりました。
お肉を注文すると、太ネギとエリンギがついてきます。
エリンギは単品で追加注文もできます。
お肉を鉄板にのせてしばらくしてハサミでチョキチョキ、まではお店の人がしてくれました。
そこからの焼きは自分達で。
お肉は結構厚みがあったけれど、火力が強いからあっという間に焼けちゃいました。
〆にはやっぱり冷麺。
私、冷麺はあまり好きではないのですが、ここのは美味しかったです。
多分、味付け干し鱈が入っていたからだと思います。
鱈の味が少しずつ冷麺に出てきていたと思うし、麺と鱈を一緒に食べた時、味にすごく深みを感じたんです。
ちなみに隣のテーブルのOL6人組は、焼き肉を全く注文せず冷麺だけ食べに来ていました。
これって冷麺が美味しいってことですよね?
さすがに焼き肉屋で冷麺だけ食べて帰る勇気は私にはないけど。
市庁駅8番出口から歩いて4分。ENAスイートホテル南大門からなら6分。
市庁近辺でステイされる方にはおススメのお店です。
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