エアロKで清州空港へGo

全州・扶余

韓国に行く時はいつも値段で飛行機を予約するので、あれこれ乗っているうちにいつの間にか韓国系の航空会社はフルサービスはもちろん、LCCもイースター航空以外は全部制覇した・・・

つもりだったのですが、コロナ禍が終わった昨年、新しい韓国LCCが関空-清州 (チョンジュ) 間を飛び始めました。

それがエアロK。

面白い名前だなと思ったのですが、この名前、KOREAを逆読みしただけ(AERO K)と知ってちょっと感動しちゃった。

エアロKは公式サイトはあるけれど、日本のクレジットカードでの支払いを受け付けていないので、Trip.comでチケットを予約しました。

新しい航空会社だしどんな飛行機かもわからないし、正直、ただ無事に往復できればいいと全く期待していなかったんです。

が、意外にも?結構イケていました。

何がよかったかって、まずは定刻に飛んだこと。

はぁ?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、よーく思い出してみてください。LCCだろうが大韓航空、アシアナ航空だろうが、定刻に飛んだことありますか?

私の経験ではほとんどないです。特に夕方の金浦空港発のアシアナは30分遅れで飛んだらいい方。

一度ジンエアが5時間遅れたのでほぼ1日関空で無駄に過ごし、ソウルのホテルに着いたのは夜9時前だったというさんざんな目にあったこともあるし。

ですが、エアロK、座席は80%以上埋まっていたのにちゃっちゃと乗客を搭乗させ、出発時刻のなんと10分前にゲートを離れたんです。むっちゃ感動。

そして、清州に到着したのはなんと定刻の30分前!!

LCCなので機内サービスは何もないけれど、座席の幅は他のLCCと変わらないし、友人はむしろ「ピーチより広い!」と喜んでいたぐらい。

反対にLCCなのに小ぶりの機内誌があって、一部のページは日本語表記になっていました。これにもビックリ。日本路線への意気込みが感じられました。

清州空港への着陸態勢に入ったときに「清州空港は軍用空港にもなっていますので、空港施設の撮影は禁止されています」というアナウンスが入りました。

「それは他の空港でも同じなんじゃないの?」と最初は軽く考えていたのですが、着陸直前、数10機の戦闘機や軍用ヘリ、そしてそれらの格納庫と思える施設が窓から次々と見え・・・

「あっ、ここ、マジでヤバい。絶対に写真撮れない」と悟ったのでした。

なので、初めて行く空港では必ず写真を撮る私も今回ばかりは断念しました。なので、ここにアップできる写真、ホントにありません。

清州空港は国内線9割、国際線1割ぐらいだし、エアロKはまだ日本ではあまり知られていないので、私が乗った飛行機の乗客の95%は韓国人でした。

そんなわけで入国審査場では外国人用のブースはありましたが閉鎖されていて、韓国人と一緒に並んで入国審査を受けました。

審査自体はソウルや釜山と同じなのですが、指紋認証の機械が古いのか、人差し指2本をいつものとおり所定の位置に置いても全然読み取ってくれなくて、5回ぐらいトライしてやっと反応してくれました。

1つだけソウルや釜山と違ったのは、入国してから到着ロビーに出るまでの間にX線?を使った手荷物検査があったこと。

日本を出発する時に手荷物検査があるのは当たり前だけど、到着地で同じ検査をされたのは初めて。軍用空港だから厳しいのかな?

清州空港は地方空港でかなり小さめなので、コンパクトでとてもわかりやすいです。

到着ロビーは1階で、建物を出るとすぐにバスやタクシーの乗り場があります。

バスは清州市内に行くのはもちろん、ソウルの高速ターミナルや南部ターミナルに行くバスが合わせて1日7-8本あり、1時間半ほどで江南に着けるので、ソウル行きよりチケットが安かったらこの空港、結構穴場かもしれません。

他にもKTXの五松 (オソン) 駅に行くバスなら20-30分に1本あるので、KTXでソウルや地方へ行くにも便利そう。

出発ロビーは2階で国内線と国際線が隣り合わせになっています。

出発ロビー階にはParis Baguetteとフードコートがあるので、空港内で軽く食べることもできます。

私達は帰りの飛行機に乗る前に、フードコートで食事しました。

清州空港のフードコート

私はスンドゥブチゲを注文。現地の人達はタッチパネルで注文していましたが、カウンターで直接注文、支払うことができました。

清州空港のフードコートのスンドゥブチゲ

スンドゥブチゲはピリ辛度はきつめでしたが、普通に美味しかったです。

1階にはコンビニもあるし、両替もできます。

空港は割と新しいのか、きれいだし混んでいないから歩きやすいし、必要最低限な施設はちゃんとあって見つけやすいし、初めてだったけれどとても使い勝手がよかったです。

そして、帰りの飛行機のチェックインをした際、エアロKの係員は日本語で対応してくれました。まさか地方空港で日本語対応してもらえるとは思っていなかったので、むっちゃ嬉しかったです。

出国してから一応免税店があったのでのぞいてみましたが、商売する気がないとしか思えないほどお酒やたばこ、化粧品などがほとんどなく、空いたスペースには子供のおもちゃが置かれていて、ただのお土産物屋さん状態でした。

実は清州空港に降り立ったものの、清州の街には行っていないんです。続きは次回に。

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