冬に韓国に行ったら牡蠣料理は絶対外せないですよね。
今までは「モリョ」さん通いをしていましたが、たまには別のお店にしようと選んだのが「南海(ナメ)クルクッパ」。
同じ名前のお店が東大門駅の近くにもありますが、私が行ったのは鍾路 (チョンノ) 5街駅の近くの方。
10年ぐらい前に一度行ったことがあり、久しぶりの訪問です。
行ったのは夜のピークの19時過ぎ。
よくない時間帯だよなと思いつつお店に入って行ったら、案の定ほとんどのテーブルが埋まっていました。
こんな状況だと1人客は嫌がられるなと弱気になり、応対に来てくれたお姉さんに「1人なんですが大丈夫ですか?」と控えめに言ってみたら、いやな顔一つせずにこやかに「どうぞ!」と4人用テーブルに案内してくれました。
即「何にされますか?」と聞かれたので、すかさず「クル(牡蠣)クッパ下さい!」と一言。
お姉さん、注文を繰り返し、にっこり笑って厨房の方に向かわれました。
嫌がられるかもと思っていただけに、あまりにさわやかな応対にホッとすると同時にすごく嬉しかったです。
パンチャンはキムチが3種類ともやしのナムル。
ナムルはほんの少しゴマ油で和えてあるぐらいのあっさりナムルでした。
キムチはそれぞれビミョーに味が異なり、一番酸っぱかったのが大根の葉っぱのキムチ。白菜キムチは結構甘めで私好みでした。
しばらくするとクルクッパがグツグツで中が全く見えない状態で運ばれてきました。
猫舌なもので、しばらく待って中身が見えるようになってから写真を撮りなおし、食べ始めました。
こちらのクルクッパは最初からご飯が一緒に煮込まれているタイプ。
自分でご飯を突っ込むのと違って雑炊状態になっていて、牡蠣のお出汁がいっぱい入ったスープがご飯にしみ込んでいるので、ご飯がむっちゃ美味しくて。
牡蠣はこんなに大きいのが全部で8つ入っていました。
ご飯粒と比べたら牡蠣の大きさがわかってもらえるかと思ってこんな風に撮ってみたんですが、わかってもらえるかしら?
以前、あるチェーン店でクルクッパを食べた時は牡蠣の数は多かったけれど、1つ1つのサイズはこのお店の半分ぐらいだったんですよね。
ここの牡蠣はサイズが大きい上にプリプリで、煮込まれていてもまだ牡蠣本来の味が残っていて食べごたえがありました。
牡蠣以外には豆腐とニラと溶き卵が入っていました。
ご飯にまでしっかりスープの味がしみ込んでいたので、スープと共に完食。
久しぶりの牡蠣クッパ、大満足でした。
お店は地下鉄1号線の鍾路5街駅の2番出口を出て最初のすごく狭い通路を入ったところにあり、2番出口から徒歩20秒。むっちゃ便利です。
牡蠣の専門店なので牡蠣スンドゥブや牡蠣チヂミ、牡蠣ポッサムもあります。牡蠣好きの方、ぜひ一度行ってみてください。
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