まずはホテルレポから。
巨済 (コジェ) や統営 (トンヨン) に行くものの荷物を持って動き回るのは嫌なので、宿泊場所は釜山のみ。西面 (ソミョン) にあるシンシンホテルにしました。
地下鉄西面駅15番出口から徒歩2分。朝早くから巨済や統営に行くために西部バスターミナルのある沙上 (ササン) 駅に地下鉄1本で行きたかったし、初めての釜山なのでチャガルチ方面にも海雲台 (ヘウンデ) 方面にも行くつもりだったので、どこにでも地下鉄1本で行ける西面、そして駅近という条件で選んだのがこのホテルでした。
お部屋は改装してあるからそれなりにきれいなんだけど、ホテル自体は多分かなり古いんじゃないかな。廊下とお部屋の入口には段差があるし、おうちみたいに玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えて部屋に入らないといけないし、
バス・トイレもまた専用のスリッパに履き替えなきゃいけないし、
全然今どきのホテルじゃないです。
ただお部屋はすごく広くて30平米。日本のシティホテル並みの広さなのでゆったりしています。お部屋にはポット、コーヒーと緑茶のティーバッグ、ドライヤー、
それと冷蔵庫には毎日お水が2本ありました。Wi-Fiはもちろん無料です。
PCもあったので使えたのかもしれないけれど、どうせ日本語キーボードじゃないし使いませんでした。フロントのお兄さんは英語は話せたけれど、日本語は無理だったみたい。
お風呂もかなり広くてシャワーとバスタブが別々。
シャワーのお湯は床にそのまま流れて溝に落ちる仕組みにはなっていたけれど、洗面台までシャワーの水が行かないように気を遣う必要があり、微妙に不便でした。
何より嫌だったのはトイレットペーパーが流せなかったこと。
韓国は街中ではトイレットペーパーをトイレ内のゴミ箱に捨てなきゃいけないのにはもう慣れているけれど、平昌オリンピック以降トイレットペーパーを流せるトイレが急に増えてきているだけに、ホテルの部屋のトイレでトイレットペーパーをゴミ箱に捨てなきゃいけないのは私的にはありえないことでした。
もちろん部屋の中に1日中いるわけじゃないけれど、長時間、使用済みのトイレットペーパーが置きっぱなしにされているところにいなきゃいけないっていうのはものすごく抵抗がありました。女の子の日とかに当たったらもう最悪でしょう? それに彼氏とお泊りする時だったら彼氏にも見られるわけでしょう? 無理、無理。なーんて、いつもおひとり様旅なくせに、いらぬ心配をしてみたりして😛
ただ、このホテル、すごいものが1つあります。それは朝食。朝食はお部屋代に含まれていて、でもきっとパンとコーヒーぐらいだろうと思っていたのですが、2日目の朝ホテル内のカフェに行ってビックリ。パン、コーヒーに加えてスクランブルエッグや野菜サラダはもちろんのこと、ごはん、韓国式スープ、キムチ、チャプチェ、野菜炒め、焼き豆腐のヤンニョムタレ付きなど盛りだくさん! 朝からホテルで韓国式朝ごはんが食べられるのって嬉しいですよね。
この朝食もついて、日本のビジネスホテルの倍の広さで、ツインのシングルユースでも1泊7,000円しませんでした。安い! 釜山、やっぱりソウルとは比べ物にならないぐらい安いです。
追記:残念ながらコロナ禍の間に閉館したようで、建物も取り壊されました。便利な場所だっただけにまたホテルが建つといいな。
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