今日は先週ご紹介した光化門の「モリョ」の近くにある平壌料理のお店「平家屋 (ピョンガオク)」をご紹介します。北朝鮮のお料理ってどんなものなのか興味があって行ってみました。
注文したのは牛肉入りの温飯 (オンバン) 온반 쇠고기。まずパンチャンが運ばれてきました。白菜キムチ、カクテキはよくあるパターン。
驚いたのはキュウリの水キムチ。といってもキムチ感はほとんどなく、お酢が薄めの酢の物って感じ。
ほどなく主役の温飯がぐつぐつ煮えながら運ばれてきました。
ぐつぐつが落ち着くと中に何か白いものが。牛肉の温飯を頼んだのに白?と不思議に思いかき分けてみたら、出てきたのは大きなマンドゥ。それも餃子型です。小皿に取り分けてみました。
温飯のスープはかなりピリ辛。北朝鮮はきっとソウルよりもずっと寒いだろうから、こういうピリ辛もので体を温めるのかなと思いました。
マンドゥ以外の具は玉ねぎ、ネギ、大量のエノキタケ、しめじ、春雨、そして薄焼き卵を小さく切ったものが入っていました。それともちろん牛肉の薄切りもたっぷり。
美味しいんだけどとにかく辛い! 辛いのが苦手な人は無理かも。キュウリが普通のキムチじゃなくて水キムチのわけがよくわかりました。これでお口のヒリヒリ感を抑えるんです。だからスープと共にキュウリも完食。
それとマンドゥ。マンドゥ自体には味がほとんどついていなくてスープと一緒に食べるものだと思いました。だから小皿に取り分けたものの、結局は一口サイズに切った後スープと共にいただきました。皮はマンドゥにしては薄めかな。でも日本の餃子よりは厚みがありました。
私は牛肉温飯にしましたが鶏肉温飯もあるみたい。スープは違うのかな? また機会があれば鶏肉の方も試してみたいです。
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