今日は久しぶりにソウルのごはん屋さんの紹介です。
以前、南大門市場近くの「ホテルコージー明洞」に泊まった時、市場内を歩き回って、南大門市場が実は手っ取り早く買い物するには便利なことがわかりました。
「偽物あるよ。見て行ってお姉さん!」みたいな小うるさい呼び込みを無視すれば、ですが。
そこで母娘旅行の時母を連れて行ってみたら、お土産用の韓国雑貨をはじめ、自分用に帽子や洋服など、まあ買うわ買うわ。
横にいた私がビックリするぐらい、あれこれ買えて母は超ご機嫌。
気が付いたら午後1時半を過ぎていて、急きょ市場内でお昼ごはんを食べることに。
慌ててkakaoマップで検索して見つけたのが「明洞カルグッス 南門餃子 (ミョンドンカルグッス ナンムンギョジャ)」。
kakaoでは5点満点中の3.7点、Naverではなんと4.39点とかなり高評価のお店です。
場所は南大門市場のとあるビルの地下1階。

お店を見つけられるか不安だったのですが、入り口はこのとおりかなり派手な色使いでお店の名前が書かれているので、難なく見つけられました。
「明洞カルグッス」はチェーン店であちこちにありますが、こちらのお店の名前には「餃子」と入っているだけあって、メニューはカルグッスとワンマンドゥ(大きい餃子)の単品、そしてカルグッスにマンドゥが入ったカルマンドゥに、マンドゥ入りスープにご飯がつくマンドゥグッがあります。
注文したのはカルマンドゥ。注文と同時に支払いを済ませます。
パンチャンは白菜キムチのみ。

大きな壺がテーブルに運ばれてきて、トングで食べる分だけ自分で取るスタイル。
結構苦みの強いキムチでした。
午後2時前だったので店内はそれほど混んでいなかったのに、注文した料理がなかなか運ばれてこなくって。
「カルグッスにどうしてこんなに時間がかかるんだろう?」と不思議に思い、厨房をずっと見ていたら理由がわかりました。
出前の注文がやたら多かったからだったんです。
私の注文よりも前に受けたとみられるカルグッスが厨房から出される度にお店の人が即ラップをかけ、肩に担いで配達に行っていました。
市場内のお店の人達のお昼ごはんだったのでしょう。
やっぱり人気店なのは間違いなかったです。
しばらくして運ばれてきたカルマンドゥがこちら。

マンドゥ、むっちゃ大きい!
マンドゥだけ取り皿に取り分けて、お箸と並べて写真を撮ってみました。

これで大きさがわかってもらえるかな?
カルグッスは上に載っていた玉ねぎやホバッ(韓国カボチャ) とかに胡椒がかなりかかっていて、最初全体をかき混ぜずに食べたら喉がピリッとしてビックリ。
まさかカルグッスで喉がピリピリするなんて思っていなくて、慌てて全体をかき混ぜてピリピリ度を薄めました。
はっきり言ってお店は狭いし、学食か従食かっていうぐらいテーブルや椅子はそっけなくて簡易食堂みたいな感じ。
なので、正直、味はあまり期待していなかったのですが、意外にも?麺はモチモチしていて美味しかったです。
マンドゥも薄味で皮も柔らかく手作り感があって美味。
適当に探して入ったお店でしたが、満足なお昼ごはんになりました。

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