ドラマ「ミスター・サンシャイン」は1900年代初頭が舞台のドラマなので、屋外での撮影はほとんど地方で行われたようなのですが、韓国ブロガーさん情報で、なんとソウル市内で撮影されたシーンがあることが判明！ 論山 (ノンサン) へ行った後ではソウル市内なんて余裕～。もちろん行ってきました。
まずは、ドラマを見れば誰でも思いつく場所から。
そう。独立門。初めて本物を見てきました。
それで気付いたのですが、この独立門、どちらが表か裏かわからないけれど、表記が異なるんですね。上の写真の側では「獨立門」と漢字で書かれています。
でも、ドラマで出てきたのはこっち。
ちょっと見えにくいですが、「독립문」とハングル表記になっています。ということは、ドラマで使われたのはさっきと反対側、つまりこっちだということですね。
ただ、ドラマの中では独立門の背景が思いっきり合成されているのは誰の目にも明らかですよね。多分ビョンホンssiはこのドラマの撮影でこの門をくぐり抜けたりはしていないんだろうなあと思いつつ、一応くぐってみました😛
続いて行ったのはこのシーンが撮影された場所。
第2話でエシンが銃の扱い方を教えてもらう前に基礎体力作りのため山の中で走り込みをしていたシーン。あの、いかにも山の中に見えていたシーンの一部がなんとソウル市内で撮られていたんです！ しかもかなり街中に近い！！ なんと景福宮からバスで10分ぐらいの場所！！！
この場所の名前は水聲洞 (スソンドン) 渓谷。マウルバス鍾路 (チョンノ) 09番バスの終点です。私は市庁のホテルグレイスリーソウル近くの崇礼門前 (スンニムンアプ) バス停から乗りましたが、光化門近くのKTプラザ前のバス停や景福宮駅近くのバス停から乗ることも可能です。
この場所はハイキングで有名な場所で奥が深いらしいので、この景色に会えるまで山の中をどれぐらい奥に入らないといけないのかちょっと心配だったのですが、バスを降りて入口にある案内看板を見に行ってふと顔を上げると、エシンが通っていた石の橋がすぐ前にあるじゃないですか！ それもものすごく狭い場所なんです、これが。当然山の中ではありません。もうビックリ！！
あの石橋のところは柵に囲われた中にあって残念ながら入ることはできなかったのですが、写真は問題なく撮れました。これです。ね、この場所でしょう？
同じ場所での別シーン。
下がその場所。岩の割れ目が特徴的なのですぐにわかりました。
アングルを変えると、このシーンです。
それがここ。
えっ、違いすぎるって？ 11月で落葉してしまっているのは確かですが、それにしてもドラマのシーンでは緑が多すぎるような気がしませんか？ 草木を足したんじゃないかと私はにらんでいるのですが。
それに何度も言いますが、ここ、ものすごく狭い場所なんです、ドラマでは広い岩場を登っているように見えていましたけど。キム・テリちゃんは走り抜けた瞬間「カット！」で立ち止まらないといけなかっただろうな、なんて想像していました。
ここの写真を撮った後、もう1つの撮影場所を探しに行きました。上の写真の場所が真ん中にあって、その両側から山の中に入って行く道があるのですが、橋を右に見ながら左側の道を上がって行きました。
私の目印は岩場。とにかく岩場が見えたら全部チェックするつもりでした。少し歩くと、右側に道をそれてその中に入って行ける岩場がありました。そこに入ってぐるっと見渡してみると、あった！ ここだ！
エシンが駆け抜けていた岩場です。
ここもビックリするぐらい狭い場所。エシン、確かここを結構な速さで走っていたと記憶しているのですが、岩幅は狭いし長さは短いしで、ここを駆け抜けて行くように見せるのはかなり度胸がいるなと思いました。
ここは通ることができました。でもおばさんは走る勇気はなく、エシンが駆けて行ったところを歩いただけです🤭
私がここで見つけることができた撮影場所はこれだけ。何よりも、入口から近い場所でホッ。山登りをせずに済みました。
バスの終点なので、降りた場所には鍾路09番バスが何台も停まっています。折り返しのバスの出発時刻まで運転手さんは近くの人達と談笑したりしているし、次に出るバスがどれかわからないのでしばらくその場で待機。運転手さんが運転席に戻ったタイミングで帰りのバスに乗り込みました。
行きと同様に、景福宮、光化門付近を通り、私は地下鉄市庁駅2番出口前にあるバス停「市庁駅 (シチョンヨク)」で降り、地下鉄で次の目的地に向かいました。
街中からどれだけ近いか、下記のコネストさんの地図を見ればわかってもらえると思います。フラグが立っている場所がロケ地です。
市庁からはバスで片道20分ほどで行けちゃう場所なので、「ミスター・サンシャイン」のロケ地では一番行きやすいところだと思います。
これで2018年秋旅で行った「ミスター・サンシャイン」のロケ地紹介は終わりです。来年の春旅では地方にあるこのドラマのロケ地をいくつか巡ってみようと思っています。
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