大満足のランチの後、また車を走らせてもらってこの日最初で最後の観光地らしい観光地、大浦柱状節理帯に行きました。
ここでは運転手さんには駐車場で待っていただいて、私達だけ中まで入って観光。入口近くの遊歩道では海のそばらしいこんなオブジェが出迎えてくれました。
中は意外に広くって遊歩道を適当に歩いていたら、突然視界が開けました。
崖の形が特徴的ですね。ただ、ランチを食べてからここへ来るまでの道中は雨が降っていて、ここに着いた時は雨は上がっていたもののこのとおりの雨空だったので、あまりきれいな写真は撮れず。晴れていたら海の色がもっときれいだっただろうにな、残念。
ちょっと角度を変えて上の写真を撮っていた時に気付きました。
ん? 崖の上に踊り場みたいなのがあって人がかたまっている?
それでようやくわかったんです。私達は何も考えずに適当に歩き回っていたけれど、あそこは展望台で多くの人はまずあそこを目指して歩いて行くんだということに。
どおりで歩いている間、ほとんど人を見かけなかったはずです。ということで、展望台の方に向かって戻ることにしました。
で、こちらが展望台から撮った写真。この岩柱は溶岩が海に流れ込んで冷やされて固まったものなんですって。この写真ではわかりにくいかもしれませんが、かなりの絶壁で30-40mの高さがあるそう。
自然が作り出した景観は一見の価値がありますね。やはりこの展望台が一番のビューポイントらしく、韓国人はもちろん中国人もたくさん来ていました。
駐車場へ戻る途中でお地蔵さんみたいなかわいい石像を見つけました。トルハルバンという名前の済州島の守り神だそうです。これ、確かにホテルの入口にもあったし、島中のあちこちで見かけました。
タクシーに戻って次の目的地に向かっていたら、思いがけない景色に出会いました。
なんとひまわり畑! 全体的にひまわりは小ぶりだけれど、これだけ数があると圧巻です。
でも、特に観光客向けに作られたものではなさそうで中に入れるようにはなっていなくって、路肩に車をしばし停めてもらって写真を撮っただけです。でもやはりこの景色は目を引くようで、韓国人のカップルも同じように車を停めて自撮りしていました。
まさかチェジュでひまわり畑を見られるとは思ってもいなくって、偶然見つけられてラッキー。
大浦柱状節理帯から車で10分ほどで、次の目的地「シーエスホテル&リゾート」に到着しました。ここです。
この場所、見覚えがある方、いらっしゃると思います。
そう、今日本で一番有名?な韓流スター、ヒョンビンさんの2010年の大ヒットドラマ「シークレット・ガーデン」の済州島でのロケ地の1つなんです。
上のシーンではシーエスリゾートの看板を車で隠して映りこまないようにしていますが、実はあまり意味がなく🙃 というのも、ここのホテル、普通のホテルと違ってコテージタイプなので、お部屋の入口を映しただけでシーエスリゾートだということがバレバレ。
これがそのお部屋の入口。特徴ありありでしょう? しかも、部屋番号まではっきり映っちゃっているから、放映直後はきっとこの部屋の前に人が殺到したことでしょうね。
でも、多分このホテルで一番有名な場所はここ。
このドラマでヒョンビンさんとハ・ジウォンさんがキスをしたベンチ。ここ、よほど有名なようで
このとおり、「シークレットガーデン キスベンチ」と書かれた2人のサイン付きの写真がベンチに貼りつけられている上に、横には同じ写真の立て看板までありました。
ここはホテルの中であまりうろうろできないので、キャプと同じアングルの写真はあきらめ、ささっと撮ってすぐに退散。この日最後の訪問地に向かいました。
それがこちら、「ロッテホテル済州」。
曇り空で建物がかすんで写ってしまっていますが、このどでかさ。なんと500室もある中文リゾートを代表する超豪華ホテルです。敷地もべらぼうに広くって、お庭にはこんなものまであるんです。
風車が3基! この風車、とっても有名ですよね。ドラマを通してTVで何度も見ていたから、この場所に立った時はちょっとした感動がありました。私のお目当てはもちろんここ。
「シークレット・ガーデン」のこのシーンはどの角度から撮っていたのかを探してみて
こんな感じでパチリ。この場所はホテルの広ーいお庭の一部でドラマの設定のようなレストランではないので、もちろんテーブル等はありません。
同じ場所だけど別の方向から撮ったこのシーンは
この角度で撮影されていますね。
最初のキャプで池の小島に音響セットが映っていましたが、あそこで新人歌手役のイ・ジョンソク君が歌っていたんですよね。「シークレット・ガーデン」はジョンソク君がドラマに出始めた頃の作品で、私が彼を初めて見たのがこのドラマでした。
今見ると、とっても初々しい顔をしていますね。このシーンの場所を特定しようとしたんだけれど、いつもと違って友達を待たせているからあまり時間が取れなくて、ピンポイントな角度を探して写真を撮る余裕がなく、
この向きだと思うんだけれど、こんな中途半端な写真しか撮れず。
この時、ロケ地巡りなんてマニアックなことは1人でするものだと悟ったのでした。。。
その後、お庭づたいにお隣の済州新羅ホテルへ移動。歩いて10分ぐらいだったかな。階段をかなり上がりました。上がりきると新羅ホテルの敷地になっていました。
近くに映画「シュリ」のベンチがありましたが、私はこの映画の記憶があまりなくて、遠目に見るだけにしました。
予定では新羅ホテルで優雅にお茶をしてからロッテホテルの駐車場で待ってくれているタクシーに戻るつもりでしたが、私のくだらないロケ場所撮影のせいで風車の辺りで時間を食ったのと、新羅ホテルに行く道を少し迷ったりしたので時間が足りなくなり、結局運転手さんに電話をかけて新羅ホテルまで迎えに来てもらいました。
運転手のキム・テインさん、こういうイレギュラーな依頼にも嫌な顔1つせず応えてくれました。
どうやら私がお願いしたコースは予約した8時間以内といえども相当な距離だったようで、「今日は特別なコースだよ。普通はこんなに行かないけど、お客さんが調べて計画してきたからちゃんと全部叶えます。」と言って、観光をほとんどしないわがままコースをお願いしたとおり行ってくださいました。
この方がキム・テインさん。日本語もお上手なとてもいい方でした。予約はホームページから日本語で簡単にできます。申し込みをすれば出発前に国際電話をかけてきて、ルートや料金の打ち合わせもしっかりしてくださったので安心でした。
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