東海(トンヘ)のホテルは最初バスターミナルの近くで予約しようとしたのですが、夏の旅行シーズンを甘く見てしまっていて、出発の2ヶ月ちょっと前だったのに平日でも全然空いていませんでした。
これはヤバいと範囲を広げ、バスがたくさん走る通りの周辺で探していた時見つけたのが「ホテルサンシャイン」でした。
最寄りのバス停はパランサムゴリ(발한삼거리)。
前回書いたとおり、東海市内のバス停にある方面の案内が、たいてい片側が三陟(サムチョク)、反対側がパランとなっているぐらい超メインのバス停だったんです。
実際、東海市内を走るバスの9割がこのパランサムゴリバス停を通るので、どこからバスに乗るにしても、パラン方面行きというのさえ間違えなければ、来たバスどれにでも乗れるという便利さ。
そしてKorailの墨湖(ムコ)駅まで徒歩7分。KTXに乗るにも便利。
バスでのみ東海市内や江陵(カンヌン)、三陟に行くならバスターミナルの近くのホテルの方が便利でしょうが、私は正東津(チョンドンジン)に早朝に列車で行ったし、ソウルにはKTXで戻ったので、結果的には駅の近くのホテルにして正解でした。

小さそうなホテルの気がしていましたが、実際に入口から入ってみるとエレベーターの前にパネルが。
そう、ここ、ホテルと名前はついているものの、ラブホ利用もできるホテルだったんです。
でも、外観も廊下もいかがわし感はあまりなく、2泊しましたが、平日だったせいかホテルのスタッフ以外は1人も会いませんでした。
お部屋はこんな感じ。

あまりラブホ感、ないと思いません?

ホテルの予約サイトの写真もラブホ感がなかったので気づかなかったんです。
お部屋は明るくてきれいだし、バスタブはついているし、ミネラルボトルはなぜか1日3本、スティックコーヒーと緑茶のティーバッグも2つずつちゃんとついていました。

そして、ラブホ利用があるからか化粧水、乳液、クレンジング、女性清潔剤、

韓国では珍しい歯磨きセットなどアメニティは充実。

バスタブはあるもののトイレとの間にシャワーカーテンはなかったので、

シャワーを使う時はかなり用心しながら使いましたが、それ以外は特に問題なし。

このとおり、洗面スペースはトイレとお風呂とは別になっているし、洗面道具を置くスペースも十分あり快適でした。
荷物はチェックイン前もアウト後も問題なく預かってくれました。
ただフロント前の鍵がかからない倉庫チックなところに自分で入れることになるので、貴重品は預けないよう言われましたが。

部屋には小さなテーブルと椅子があってお茶を飲むスペースもあるし、ドライヤーは鏡の横に備えつけられていて椅子とは別にスツールも置かれているからヘアセットもお化粧も座ってできるし、使い勝手はよかったです。

ただ、ここもタオルの補充はありましたが、使ったタオルとごみの引き取りはありませんでした。
でも束草(ソクチョ)の高層ホテルと違って、こちらは実質モーテルだから仕方ないかなと。
近くには美味しいお店がいくつもあるし、小さいけれど地元の市場もあります。
市場には東海の名物のタコをはじめ水産物や乾物のお店が多く、見て歩くだけでも楽しかったです。

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