前回、介坪韓屋 (ケピョンハノク) マウル散策の様子を載せましたが、今日はその続き。介坪マウルで一番有名な古宅「一蠹 (イルドゥ) 古宅」の訪問記です。なぜここだけ別扱いにしたかと言うと・・・
ここはドラマ「ミスター・サンシャイン」でエシンとエシンの祖父のコ・サホンが住んでいるお宅として使われていた場所だからです。
一蠹古宅は介坪マウルの真ん中あたりにある一本道のこれまた真ん中あたりにあって、上からと下からの両方から行けるようになっています。私は上から、つまりメインの道路の方から歩いて行ったのですが、メインの道路と一本道との角のところに目印となる案内板があります。
一蠹古宅はここを曲がって50mほど行ったところにあるのですが、お宅へつながる道がとっても素敵なんです。
ちょうど八重桜が満開だったこともあり、絵のような景色でした。
実はこの道、「ミスター・サンシャイン」でも映っていました。
奥にある建物の看板はドラマでは消されています。
そしてユジンは馬車に乗ってこの場所を反対側に通り過ぎて行きました。
街灯を木の幹で隠して撮影したようです。
さっきの建物のところで道は直角に曲がっているのですが、曲がった途端、目の前にドラマで何度も見たエシンのお宅の入口が現れました。
上がキャプ、下が私が撮った写真です。
ドラマの世界そのままでたたずんでいる門。これだけで感動!
このシーンもこの門の横で撮影されています。
門のところからお宅の中が見えるのですが、それがまたドラマのまんま! 感動と驚きで門の前でボーっとしていたら、お宅の向かいにある建物からおじさんが出て来て、「どちらから来られたんですか? 中にどうぞ」と声をかけてくださいました。
その声で我に返ったと同時に、中に入って見学していいとわかったので、安心して遠慮なく中に入らせていただきました。ここからはキャプを使いながらこのお宅の中を紹介しますね。
これがコ・サホンハラボジの部屋がある母屋。エシンが地べたに正座してハラボジのお赦しをもらおうとして、ヒソンもおつきあいしてあげていましたね。
同じシーンを横から撮っています。
同じ建物をちょっとアップにして今度はユジンとアボムが立っています。
同じ場面ですが、アングルを変えるとお庭部分が見えます。立派な松の木ですね。
こちらは母屋の正面部分。この母屋、ものすごい重厚感がありました。
入口から入って母屋の左手はこんなシーンで使われていました。
ヒソンが初めてエシンに会いに来たシーン。
続いてエシンと一緒に別棟の方に行ってみましょう。
別棟に入ってきました。
何度も言いますが、中はもう「ミスター・サンシャイン」の世界そのもの。ここにエシンとヒソンが座ってた、ユジンはこの位置にいて、エシンはここをこう歩いて・・・と再現できます。誰かと行っていたら、きっと再現写真を撮っていたでしょう。
お宅の中を一通り見せていただきそろそろおいとましようと、入って来た門から通りに出ようと思ったら、ここもまた見たことのある景色。
最後の最後まで「ミスター・サンシャイン」の世界。こんなに見応えのあるロケ地は初めてでした。
最初に一蠹古宅の前に立った時は見落としていたのですが、お宅の入口にはちゃんと観覧時間の表示がありました。
私はおじさんに促してもらって中に入りましたが、このとおり、日中は普通に見学に入っていいみたいです。
観覧時間の案内板の横にはしっかりロケ地の表示もありました。ビョンホンssiの映画「王になった男」のドラマ版はこちらで撮影されたようです。ヨ・ジング君が主演のドラマ版、私はまだ見ていないのですが、別の楽しみができました。あと、「チェオクの剣」もこちらで撮影されたシーンがあったんですね。このドラマのファンの方、多いようですが、私はイマイチ好きになれず。でも、またどこかで再放送があれば、このお宅が映ったシーンを探すために見るかも。
ちなみに、介坪マウルではこの一蠹古宅以外にもう1ヶ所、「ミスター・サンシャイン」のロケ地があります。
ユジンが馬に乗っているシーンとお葬式の行列のシーン。どちらもエシンの実家の近くという設定どおり、一蠹古宅近くの小川沿いです。ここは介坪マウルに入って最初に撮った木製の橋から小川沿いを村の中に入って行く途中にあります。いつものようにキャプチャーのコピーを持っていたこともあり、割とすぐに場所を特定できました。
キャプと同じ角度の写真を撮るためには入っちゃいけない場所に入らない以外はなんでもやる私。実はこの写真を撮るためにかなり大胆なことをしてしまいました。現地に行かれたら、私がどうやって個々の写真を撮ったかお分かりになるはず。そして「そこまでやるか!」ときっと呆れることでしょう🤭
コメント