トジャンポ遊覧船乗り場でチケットを買った時、出航時間の5分前には船乗り場にいるように言われたので、付近を散策した後戻ってきました。
古県 (コヒョン) から到着した10時過ぎには乗船場には人はまばらでしたが、観光バスが1台来たからか96人乗りの船は平日なのに半分以上席が埋まっていました。やはり観光地なんですね。
11時発の船はお客さんを乗せたらすぐ出航。全員船の中の座席に着席させられました。
普通、船に乗ったら波 (海) は見下ろすじゃないですか。それが、この船ものすごく低くて、船の座席に座っている状態でも波が横に見えました。雨の後だったからか船は波を受けてかなり上下に揺れました。もともとお昼を食べてから午後の船に乗る予定だったのですが、この揺れを感じ、ランチ前に乗ってよかったとつくづく思いました。食べた直後にあの揺れにやられたらヤバかったかも。
外島 (ウェド) ボタニアに行く船ですが、まずは海金剛 (ヘグムガン) に立ち寄ります。海金剛には15分後ぐらいだったかな、割とすぐに到着しました。一旦船が停まり、船のへりやデッキなど外に出たい人は出てもいいですよと案内がありました。3割ぐらいの人が出た気がします。私も写真を撮りたかったので出ました。
かなり陸に近いところに船を停めてくれたので、岩が迫っていて迫力満点。それはいいんだけれど、船を停めたおかげで波の影響をもろに受け、船が揺れる、揺れる。船が低い上に手すりがそれほど高くないので、大きな波と海面がかなり近づいてきて一瞬ヒヤッとしました。もちろん操舵手さんは慣れているんでしょうけれど。
その後ゆっくりと壁に沿って船を進めていき、海金剛のハイライト、韓国版「青の洞窟」へ。
最初はこれぐらいの距離だったのが、少しずつゆっくりと近づいていきます。
ものすごく狭い岩壁と岩壁の間に船を入れ、洞窟のギリギリ手前まで慣れた船さばきで近づけていきました。前方の岩の裂け目が見えますか? そこに向かってまだ近づきます。
かなりギリギリまで来ました。でも残念ながら本家イタリアの青の洞窟と違って、韓国版では洞窟の中には入りませんでした。
すぐに船を引き返してしばらく岩壁沿いに進み、もう一度途中で停まりました。
ここにも青の洞窟チックなところが。
海面が上がってくるからか、それとも地層なのか、高さによって岩壁の色が違います。
同じ場所ですが、船の大きさと比べると岩壁がどれだけ高いかわかります。
海金剛の遊覧を終えると、乗客は船内に戻り、船は外島に向かいました。
船には操舵手以外にもう1人おじさんが乗っていて道中いっぱいしゃべって説明してくれていました。だけど韓国語のみなので残念ながら私にはちんぷんかんぷん。諦めて聞き流していたら突然「12時・・・」という言葉だけ耳に飛び込んできました。
ん? 今、時間言った? もしかしてそれって外島の滞在時間とか集合時間?
慌てて集中して聞き始めると、「午後1時出発だから12時55分には乗船場に戻ってください」と確かに言いました。聞き取れた! 妙な達成感がありました🙂
その後もおじさんはまだずっとしゃべっていたけれど、多分集合時間より大事なことはないだろうと、また諦めて聞き流し。
そうこうしているうちに船は外島ボタニアに到着しました。乗船時間は30分ほど。これが船着き場です。
ここには私が乗ったトジャンポからの船以外にチャンスンポや他の乗船場から来た船が次々と到着していました。
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