おひとり様が行く~釜山・巨済・統営9 巨済 トジャンポ漁村体験村

巨済・統営

今日はトジャンポ漁村体験村の紹介です。実際は風の丘に行った後船に乗って外島 (ウェド) に向かったのですが、トジャンポについて先にまとめて書いておこうと思います。

古県 (コヒョン) からバスでトジャンポに着いた後、トジャンポ漁村体験マウルを通って遊覧船乗り場に向かったと前々回の記事で書きました。バス停、トジャンポマウル、乗船場の位置関係がわかるよう地図を再度載せておきます。

コネストさんの地図にはトジャンポ漁村体験村と書いてありますが、Naverの地図には単純にトジャンポマウルという名前で載っています。「漁村体験」という名前になっていますが、別に漁の体験ができるわけではなく、いわゆる壁画マウルです。でも、外島に行くついでに壁画マウルを見られたのは壁画マウル好きの私にはラッキーでした。

それではバス停から遊覧船乗り場に向かう形で順番に壁画を紹介していきます。

トジャンポ漁村体験村の壁画

まず道の入口で前々回の記事にも載せた上の壁画を見た後、道を下って行くとこんな壁画が並んでいました。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

トジャンポ周辺は強風が吹くことが多いらしく、上の壁画は風神さん?が風を起こしている様子を表しているのでしょう。迫力があります。

トジャンポ漁村体験村の壁画

一転、こちらはパステル調の壁画です。海に風車に山、これもトジャンポの風景を描いたものだと思います。

続いて壁画とお花のコラボ。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

ここの壁画は絵ではなく写真をプリントしたものじゃないかな? 風景の部分が写実的すぎて筆で描いた絵には見えませんでした。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

上の2枚の壁画、私は分割して撮ってしまいましたが本当は続いています。これも一部は絵で、タイルに描かれた風景の部分は写真を加工しているような気がします。写真を加工した壁画を見るのはここが初めて。タイルに描かれているだけあって色の鮮やかさが違いました。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

さて、ここまで見てきて風車や海や船といったモチーフ以外にもう1つ壁画によく登場する物があることに気付かれましたか?

そう、壺やお椀といった陶器です。現地で見ている時は何でここに陶器がこんなに登場するのか不思議だったのですが、帰国後調べてみると、この辺りには昔陶工が多く住んでいて窯で焼いた陶器を保管する倉庫がいくつもあり、それで日本や中国と交易していたそうなんです。トジャンポは昔漢字で陶蔵浦と表していたらしく、この地名からも昔の村の様子がうかがえます。

そして今でも陶器の村だった面影がこんなところに。

トジャンポ漁村体験村の壁画

写真の左上の住居表示板が壺の形をした陶器でできているんです (個人のお宅のため番地にはモザイクをかけてあります)。この村の住居表示板は全てこれになっているのですが、トジャンポらしさが出ていてとても素敵だと思いました。

壁画はまだ続きます。

トジャンポ漁村体験村の壁画

これも長い壁画です。一部を切り取ってみると

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

この亀、絵には見えない鮮明さです。これもタイルに描かれているので多分写真を加工している? とにかく海辺の村らしくブルーがとてもきれいに映えていました。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

ここからはいわゆる普通の壁画に戻ります。やっぱり陶器が登場。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

色鮮やかなパステル調の壁画のおかげで、この辺りはとても明るく見えました。パステル調の壁画は今まであまり見ていなかったこともあり、この村で一番印象に残った壁画でした。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

渋い陶器の絵とパステル色がいいバランスです。

狭い通りを抜けて船着き場が近づいてきました。ここからは壁画の色調が変わります。

トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画
トジャンポ漁村体験村の壁画

壁画マウルによくある色調に戻りました。これも多分トジャンポを表した壁画なのでしょう。風車が1つあるだけでいいアクセントになっていますね。

トジャンポ漁村体験村の壁画

これが船着き場のすぐ近くにある壁画。最後はやはり陶器で〆ってわけですね。

と思ったら、こんな壁画を見つけました。

トジャンポ漁村体験村の壁画

遊覧船乗り場のすぐ横の高台にA Twosome Placeがあるのですが、お店が便乗した壁画のようです。あまりにかわいくて思わず撮ってしまいました。Photo Zoneと隅っこに書いてあって、確かに一緒に写真を撮りたくなる壁画です。

これでトジャンポ漁村体験村の壁画の紹介は終わり。次回はいよいよ外島に向かいます。

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