おひとり様が行く~釜山・巨済・統営26 釜山 青沙浦 双子灯台と壁画マウル

釜山

この日の最初の訪問地、海東龍宮寺 (ヘドンヨングンサ) の次は青沙浦 (チョンサポ) に向かいます。

まずはバス通りまで戻り、

海東龍宮寺付近の風景

行きに降りたバス停はこの交差点を右に曲がったところにありますが、今度は左に曲がり、道路の反対側にあるバス停から一旦海雲台 (ヘウンデ) 方面に戻ることにしました。

15分に1本ある100番のバスに乗るつもりだったのですが、ラッキーにも平日は80分に1本しかないはずの海雲台9番のバスが来たのでそれに乗車。地下鉄2号線の終点のチャンサン駅前 (バス停名はNC백화점 장산지하철역(NC百貨店チャンサン地下鉄駅)) で降り、道路の反対側に渡り、降りたバス停のちょうど向かい側にある화목데파트 (ファモクデパート) バス停から海雲台2番のバスに乗りました。参考までにファモクデパートバス停の位置を載せておきます。地図のフラグのところです。青沙浦は海雲台2番のバスの終点の停留所で所要10分ぐらいです。

ここが青沙浦。

青沙浦

ここに何をしに行ったって?

上の写真にも小さく写っている赤と白の灯台を見てみたくって。それと壁画マウル。まずは灯台から。

青沙浦

ほら、こうやって2つ一緒に写すとかわいいでしょう? 双子 (サンドゥンイ) 灯台(コネストさんの地図へ)って呼ばれているんですって。

写真では2つ並んでいるように見えますが、実はここ、頂点の部分が開いた2等辺三角形みたいな地形になっていて、灯台は2等辺それぞれの先端にあるんです。そして開いた部分は海になっているため、直線ならすぐ近くなのに赤の灯台から白の灯台に行くには三角形を全部歩かないといけないんです。この説明でわかってもらえるかな?

まずは赤の灯台に向かってみました。この辺りはのどかな漁村といった感じ。平日の昼間はほとんど人がいません。

青沙浦

でも、カメラの向きを変えて撮ってみると、

青沙浦

こんな感じ。手前はのどかな漁村なんだけど、少し先には海雲台の高層ビル群が見えているんです。この絵面の落差、すごい。

青沙浦

赤の灯台にたどりつきました。うーん、普通・・・。

続いて白の灯台に向かいます。

青沙浦

道路沿いで見つけた漁村っぽくない壁画😛 カフェかと思ったらなんと海洋警察の派出所! やるじゃん、警察。

白の灯台に行く道は海面から2-3mぐらいの高さにあるのですが、海面に近い高さのところが遊歩道みたいになっていました。せっかくなので海に近いところを歩こうと下に下りてみると、壁画を発見。

青沙浦
青沙浦
青沙浦
青沙浦
青沙浦
青沙浦
青沙浦

これ、多分1つの物語みたいになっていて、私が想像するに、白い灯台から漁に出て行った男達を若い女性やおばあさんが安全を祈りながら帰りを待っている。男達は魚を追いながら漁をしていると、魚が赤の灯台に導いてくれて無事に帰れましたとさ、とか?

青沙浦

海をボーっと眺めていられるように、椅子も置かれています。

青沙浦

海面に近い地面には「サランヘ」の文字が数か国語で書かれていました。

青沙浦

これはイタリア語とスペイン語。

青沙浦

日本語もありました。

そうこうしているうちに白の灯台に到着。

青沙浦

こっちの方がなんだか趣がありますよね。灯台の下の部分には海にちなんだ絵が描かれています。

青沙浦
青沙浦
青沙浦
青沙浦
青沙浦

なんてことのない灯台と言ってしまえばそうなのですが、このひなびた感、私は結構好きでした。ちなみにこの辺りはドラマ「海雲台の恋人たち」や「赤道の男」のロケ地だそうです。

青沙浦に行く人達はだいたいこの灯台より少し北にあるタリットル展望台を目指すようですが、それはその展望台がスカイウォークになっているから。そう、例の、海の上を歩ける空中散歩的なやつです。以前にも書いたけれど、私、このスカイウォークが大の苦手で。なので、パス!

ということで、私は港を出て壁画マウルを見に村の中に入って行きました。

青沙浦壁画マウル

まず目に入ってきたのは鉄道の線路。といっても、これは廃線になっていて、海雲台から松亭 (ソンジョン) あたりまで5km弱の廃線ウォークができるようになっているそう。海雲台から歩き始めたら、4分の1ぐらいの距離のところに青沙浦があります。

まずはこの線路沿いに壁画を発見。

青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル

船の絵には「青沙」の文字が入っています。でもなんで船の横に馬が描かれているんだろう? この辺りには馬もいたのかな?

青沙浦壁画マウル

これが青沙浦壁画マウルの代表作のシュールなわんちゃん。窓をサングラスに使っているのが粋ですね。

青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル

村のメイン通りにある家々はこんな感じでカラフルに彩られています。

続いて青沙浦らしい海関係の壁画たち。

青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル

この魚はかなりリアルで迫力がありました。

青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル

ちょっととぼけた感じがほのぼのとさせてくれます。

青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル

海シリーズは貝模様の壁画で〆。

続いてなぜか海からいきなり宇宙に飛びます。

青沙浦壁画マウル

海の青と空の青、青つながりってこと? これもカーブミラーをうまく利用していますね。

青沙浦壁画マウル
青沙浦壁画マウル

最後はロケット? 宇宙衛星?

青沙浦壁画マウル

私は青沙浦の村の中から歩いてきたのでこの看板を最後に見ましたが、海雲台方面から歩いてきたら、この看板のところから村の中に入って行くことになります。

青沙浦の散策を終えたところで12時40分。そろそろお腹がすいてきました。これから海雲台方面に歩きながらランチのお店に向かいます。

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