束草・江陵・東海の旅行記の後半スタート。
交通網が実はイマイチな江陵(カンヌン)には宿泊せず、束草(ソクチョ)に3泊した後市外バスで東海(トンヘ)に移動しました。
事前に窓口でバスのチケットを購入しようと束草市外バスターミナルへ行ってみたら、券売機が日本語対応になっていたのでそちらで購入。
支払いはもちろんWOWPASSで。ホント、便利なものを作ってくれてありがとう。
予約した8時33分発のバスは大邱(テグ)行きでした。

バスは束草始発ではなかったけれど10分ちょっと前に束草市外バスターミナルに到着。荷物を預けて乗り込みました。
バスは定刻どおりに発車。江陵を経由するのはわかっていたけれど、江陵に行くまでに4-5ヶ所ぐらい乗り降りできたみたい。
江陵に着いたらなんと30分休憩。
これだったら、最初から江陵行きのバスに乗って、江陵で30分に1本ぐらい出ている東海行きのバスに乗り換えても同じでした。違いは荷物の積み替えがないだけ。
車内は通路を挟んで2席と1席で広々。江陵に停車して乗客が一旦降りた間に車内を撮ることができました。

バスはほぼ定刻どおりに東海市総合バスターミナルに到着。
束草や江陵と違って、東海では市外バスも高速バスもこの総合バスターミナルを発着します。
バスターミナルは市内の中心からは離れているので、ここからは市バスかタクシーで移動することになります。

上のバスターミナルの付近図でおわかりのように、市内バスのバス停 (ブルーの正方形のバスマーク) はバスターミナルの表と裏にそれぞれあるのですが、バスの本数が多いのはパープル色で囲んだ裏側の「総合バスターミナル(종합버스터미널)」バス停です。
表側のバス停は1時間に2-3本に対して、裏側のバス停には10分に1本ぐらいの割合でバスが来ます。
東海の市バスは101番から始まって171番まである100番台のバスや三陟(サムチョク)まで行く21番台のバスなど種類は多いです。
が、東海市総合バスターミナルの裏側のバス停「総合バスターミナル(종합버스터미널)」を通るバスは、現時点(2025年4月)時点では、Korailの墨湖(ムコ)駅から東海駅の間はほとんどのバスが同じルートを通ります。
なので、墨湖駅方面に行くか、東海駅方面に行くかを間違えなければ、来たバスどれに乗っても目的のバス停にたどりつけるはず。
でも、バスのルートは変更されることがあるので、現地に行かれる方は下記のウェブサイトで事前に確認されるか、乗車される際に運転手さんにバス停名を言って、通るかどうか確認してくださいね。
このサイト、とても便利です。
東海市の市バスはもちろん、市外バスや高速バス、KorailやKTXなど鉄道の時刻表も調べられます。
市バスについては、各停留所ごとの時刻表や路線番号ごとの路線図、それに出発地と到着地を指定しての検索などいろいろな機能があります。
残念ながら韓国語オンリーなのですが、Chromeなどの自動翻訳機能を使って日本語に変換すれば日本語での検索も可能です。
話を旅日記に戻します。
東海市総合バスターミナルでバスを降りた後、バスターミナル内には入らず駐車場を突っ切ってまっすぐ裏側のバス停に行きました。
なので、バスターミナルの中がどうなっているのかはわからずじまい。すみません。
ここから宿泊するホテルの最寄りのバス停「パランサムゴリ(발한삼거리)」まで市バスで移動します。
普通、各バス停にはそのバス停の名前とその両側に1つ前と後のバス停の名前が書かれていますよね。
ところが、東海市内のバス停はたいてい、そのバス停の名前と共に片側が三陟(삼척)、反対側がパラン(발한)となっていて、前後の「バス停」の案内ではなく、右へ行ったら三陟方面、左ならパラン方面に行きますよというような「方面」の案内になっているんです。
これって地図が頭の中に入っているとわかりやすいのですが、そうでないと慣れるまでちょっと苦労するかも。
私が目指す「パランサムゴリ」バス停とは上に書いた「パラン」のこと。場所はKorailの墨湖駅の近くです。
方面の基準になるような超メインのバス停だということは現地に行って初めて知りました。
バスターミナルからは144番のバスさえ外せばどれに乗ってもパランサムゴリに行けるのはわかっていたので、来たバスに乗りました。パランサムゴリまでは10分ほどでした。
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