コロナのせいで変に有名になってしまった大邱 (テグ)。去年初めて訪れて、コンパクトで動きやすく便利な街だなという印象を持ったのですが、まさか1年も経たないうちにこんなことに巻き込まれるとは・・・。でもたまたま運悪く大規模感染が起こってしまった場所が大邱だったというだけで、大邱の街には何の罪もないですよね。なので1日も早く大邱の人々が日常に戻れるよう願いつつ、大邱応援の意味も込めてこれから大邱訪問記をアップしていきます。
まずは宿泊先のレポから。
大邱には4泊したのですが、そのうちの2日間は西部停留場から朝7時台のバスに乗る予定にしていたので中央路 (チュンアンノ) または半月堂 (パノルダン) の近くに泊まりたかったんです。最初はオープンほやほやの東横インに泊まるつもりだったのですが、オープンが4ヶ月近く遅れ私の日程には間に合わないことが判明。そこで探し出したのがグッドステイ ヒロテル。
このホテルは中央路駅から徒歩10分と微妙な距離にあるのですが駅までの道中の半分は地下街を歩けるから雨に濡れることはないし、ショッピングの中心地である東城路 (トンソンノ) までは徒歩圏内だし、地下鉄でなくバスを利用するならもっと便利なんです。
それもそのはず、中央路駅につながる大通り (国債報償路) にも、それと交差する広い道路 (公平路) にもホテルからすぐに出られて、どっちかにあるバス停を使えば (一番近いバス停は徒歩2分)、東大邱駅にも西門市場にも西部停留場へもバス1本で行けちゃいます。東大邱駅へはたったの10分。東城路まで歩きたくなければバスで往復することも可能です。ね、便利でしょう?
お部屋は安東 (アンドン) の高麗ホテルほどではないけれど、一流ホテルの一般的な客室よりも広いぐらい。一人旅だし今回は買い物はほとんどしないつもりだったので広い部屋は必要なかったんですけどね。
お部屋にはスリッパをはいてあがります。ドアロックは日本の昔の旅館みたいな、くるっと回してカギをかけるタイプ。オートロックではありません。
バスルームもバスタブもこの広さ。
個別包装された石鹸、シャンプー、ボディウォッシュ、そしてここでもまた使い回しのナイロンタオルがついています。タオルはモーテル同様バスタオルはなく普通サイズのタオルが4枚。
バスルームはバスタブがあるのにシャワーはバスタブの外で使えるようになっています。これって便利なのか不便なのか・・・。だってバスタブの外でシャワーを使ったらバスルームがびしょびしょになってしまうから。私はバスタブの中にシャワーを向けて使いました。もちろんここもバスルーム専用のスリッパはあるんですけどね。
紹介の順序が逆になったけれど、お部屋はこんな感じ。
お部屋にはミネラルウォーター1日2本、スティックコーヒー1日2個、大きな瓶に入った (つまりは使い回しの) 化粧水、乳液、ヘアジェル、使い回しのヘアブラシにここでも現れたコンドーさん。いろいろあるわりには使えるものは最低限って感じですが、ここのお部屋、結構使い勝手がいいんです。
部屋の中に大きな鏡があってその前もフリースペースが十分あるので化粧品とかは並べておけます。しかもキャスターのついたスツールがあるので鏡の前に座ってお化粧が可能。部屋に備え付けのドライヤーも鏡の横にあるので髪の毛のセットも座ってできちゃいます。洗面台もフリースペースがたくさんあるので、歯磨きや洗面道具一式が余裕で置けます。
ホテルのすぐ近くに大邱市庁があるためか、周りには食事処がいっぱい。チムカルビ横丁も歩いて5分かかりません。これで1泊5,000円程度。ソウルではありえない安さです。お部屋にオートロックがなかったり、外出の際いちいちフロントにキーを預けないといけないという不便さはあるけれど、大邱市内や郊外を動き回るには本当に便利なロケーションです。
私が会ったフロントの人達は日本語が話せませんでしたが、先払いで予約していたのでチェックイン時は部屋の鍵をもらうだけだったし、チェックアウト時はフロントに寄る必要はなくエレベーター内にあるキーボックスにキーを入れておくだけでOKだったので、特に不便は感じませんでした。私的にはこのホテル、リピートありです。
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