コロナ禍前と後を比べて韓国で大きく変わったと感じたことの1つが物の値段。
ご飯は1万ウォン以下でなかなか食べられなくなったし💦、ウォンのレートは「悪っ❗❗」、食料品もコスメも「高っ‼️‼️‼️」
ってことで、コロナ禍前はやっていなかったことを始めました。それはタックスリファンド (税金還付)。
どこのお店でもできるわけじゃないけれど、韓国のブランドや海外のブランド (H&M、ZARAなどのファストファッションもOK) のお店ならほぼOK😊 他にもお店に「TAX FREE」という表示があれば手続きできます。
しかも1店舗で30,000ウォン以上でタックスリファンドの対象になるんです💕 つまり3,000円ちょっと買えばお金が戻ってくるってこと😘
金額はわずかだけれど、ウォンのレートで損した分ぐらいは取り戻せるかと思うと、やってみようって気になるもの。
で、そのタックスリファンド体験記を今日は書いてみます。
これから説明するのは返金総額が75,000ウォン以下の人用のタックスリファンド方法です。
まずはお店でお会計の際に「タックスフリー ヘジュセヨ (タックスフリーをしてください)」と伝え、パスポートを提示します。
すると、お店の人はパスポートを見ながら端末に名前やパスポート番号を打ち込んで、タックスリファンドの書類を作成して渡してくれます。パスポートを返してもらうのを忘れないようにね☺️
レシートと同じ用紙で、たいていレシート、タックスリファンド用のスリップ、CUSTOMER COPY (控え) の3枚で1セットになっています。
封筒に入れてくれたり、ホッチキスで留めてくれたりする丁寧なお店もあれば、紙3枚を無造作に渡されることもあります。
返金額が全部でいくらになるかはお店でもらえるタックスリファンドのCUSTOMER COPYに書かれています。
これが私がもらったCUSTOMER COPY。書式はお店によって多少違うけれど、たいてい下から2番目の段にRefund amount(KRW)という欄があって、右側に表示されているのが返金される予定のウォンの金額です。
まずは各お店でもらったタックスリファンド書類のCUSTOMER COPYに記載されているこのRefund amount(KRW)の金額を全部足して、75,000ウォン以下になるかどうか確認してください。
返金予定の総額が75,000ウォン以下なら、《基本的に》購入した品物を税関で見せる必要がないからです。
実際のタックスリファンド手続きは帰国の際に空港で行います。
私は仁川空港第2ターミナルを利用したので、ここからは第2ターミナルでの手続きの方法を説明します。
まず、第2ターミナル3階の出発ロビーのDアイランドかEアイランドの奥側に行きます。
そうすると、上の写真のようにTAX REFUNDと書かれた端末が並んでいるコーナーがそれぞれあります。
そこで自分で手続きをしなければなりません。運よく係員さんがいれば、何も言わなくてもさっと書類を取って端末操作を全部やってくれますが、私の経験では今のところ係員さんがいる確率は五分五分。なので、自分で手続きするつもりでいる方がいいと思います。
こちらが操作端末。使い方は次の通りです。
- 「日本語」ボタンをタッチして表記を日本語に変える。
- パスポートをスキャンする。
- タックスリファンドのスリップのバーコードを1枚ずつバーコードリーダーにかざす。
- 読み取り内容を確認して「確認」ボタンをタッチ。
これで終わりです。
こう書くととても簡単そうに思えるでしょ? それがなかなかスッとはいかないんです🙄
まず、パスポートをスキャンしてからバーコードをかざし終わるまでの時間がすごく短くて、事前にスリップを片手に準備しながらパスポートをスキャンしないと時間切れで最初からやり直しになります😮💨
スリップがたくさんある場合もサッサッとスーパーのレジ係の人ぐらいの手さばきでやらないと、やっぱり時間切れになります😮💨
私、1回目はバーコードリーダーの場所がわからなくてもたついたので時間切れ😢
次はバーコードリーダーへのスリップのかざし方が悪くて読み取ってもらえず時間切れ😰
3回目は3枚のスリップをサッサッと手際よくかざせなくてやっぱり時間切れ😖
私がどんくさいだけなのかもしれませんが、端末とかなり格闘しました💦💦
バーコードはリーダーの中に入れるのではなく、端末と平行に (スリップは立てて持つ!) リーダーの近くにかざせば感度がいいからスッと読み取ってくれるようです🙂
ですが、実は端末の使い方以外のトラブルもあったんです💥
3枚のスリップのうち1枚だけ何回やっても読み取ってくれなくて😨
これは時間切れとは関係なく、正しくかざしても読み取ってくれなくて端末に「係員に確認してください」という警告が出てしまいました。
その時係員さんは不在で「昼休みです。12時に戻ります。」と書かれた貼り紙が置いてあったので12時過ぎまで待ちましたが、現れませんでした。
なので、お昼ご飯を食べに行って13時ちょっと過ぎに戻ったのですが、それでも係員が現れた形跡はありませんでした。
仕方なく端末が並んでいる通路の反対側にある税関のカウンターに行って事情を説明したところ、問題のスリップだけをもう一度端末で読み取りしてみて、それでもダメなら、今日は係員は不在なので一旦出国して249番ゲート近くにあるTAX REFUNDの返金用の端末のところにいる係員に説明して手伝ってもらうようにと言われました。
お姉さん、すごく丁寧に説明してくれたのですが、私がこの説明で一番頭に残った言葉は何だったと思います?
「今日は係員は不在だから」
これです‼️ 「昼休みです。12時に戻ります。」って札を置いといて1日中不在ってどういうこと💢💢💢?
みなさん、もしこの札が置いてあっても信用しない方がいいですよ😡
話を戻して、お姉さんに言われたとおり、先程の端末に戻って問題のスリップだけもう一度やってみたら、今度はうまくいきました🎉
引っかかった時も数回やり直してみたのですがうまくいかなかったので、もしかしたら少し時間を置いてから再挑戦した方がいいのかもしれません。
出国前の手続きの説明が長くなってしまいましたが、これで手続き終了ではありません。出国後にもう一度手続きが必要です。
249番ゲートの近くに
さっきと同じような端末が数台並んでいるところがあります。
よく見ると微妙に違う端末です。
そこでまたパスポートをスキャンしタックスリファンドのスリップのバーコードを読み取らせると、端末の中からウォンの現金でお金が戻ってきます。
私は当分韓国行きをやめるつもりはないのでウォンで返金される方がよいのですが、もしウォンで受け取るのがいやなら、端末のすぐ横にある係員がいるカウンターに行けば日本円とかでも受け取れるようです。
ちなみにこれが今回受けたタックスリファンドの内容です。358,000ウォンのお買い物に対し、20,500ウォンが戻ってきました。
還付率は3.8%から6.2%と品物の値段によって異なっています。高額商品を買うほど還付率が高くなるらしく、最大で9%ほど戻ってくるそうです。
私も3ヶ所でのお買い物で2,000円ほど戻ってきたので、空港ではちょっと手間取ったけれどタックスリファンドをする価値はあったと思っています。
さっきも書きましたが、返金予定総額が75,000ウォン以下なら《基本的に》税関で品物を見せる必要がないので、品物をスーツケースの中に入れてしまってOKです。
ただ、スポットでチェックするためなのか? たまに返金金額が低くても端末で手続きがはじかれることがあるらしく、その場合は税関で品物とタックスリファンドの書類を見せて正規の手続きをしないといけないそうです。
私は返金額が2,000円ほどだったので、最悪引っかかったらタックスリファンドができなくてもいいやと思ってスーツケースの中に品物を入れてしまいましたが、絶対にお金が戻ってきてほしい人は念のため買った品物を手荷物にして持っておいた方がいいですよ。
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