おひとり様が行く~束草1 束草のお宿

束草アイパークスイートの外観 江陵・束草・東海

ソウルの高速ターミナルを15時10分ピッタリに発車した束草 (ソクチョ) 行きのバスは、襄陽 (ヤンヤン) に寄った後は束草まで直行。定刻より15分遅れの17時45分頃に束草高速バスターミナルに到着しました。

高速バスターミナルの建物を出て目の前の大通りを右側に2-3分ほど歩くと、「高速バスターミナル」という同じ名前の市バスのバス停があります。

そこから市バスに乗ってホテルに向かいました。

地方に行く時はいつも小型スーツケースにしているので、スーツケースを連れて市バスにも乗れちゃいます。

泊まったのは「束草アイパークスイート」。

束草アイパークスイートのエントランス

江陵 (カンヌン) に日帰りしたり次の目的地の東海 (トンヘ) に移動しやすいよう、市外バスターミナルの近くで宿を探していてこちらを見つけました。

束草市内や雪岳山 (ソラクサン) に行く市バスのバス停영금정입구(ヨングムジョンイック)はホテルの斜め前にあるし、市外バスターミナルからも徒歩10分とアクセス便利。

お部屋はこんな感じ。

束草アイパークスイートの客室

ホテル名にスイートとつくだけあってかなりの広さ。

お部屋は海に面しているしバルコニーもあるのでリゾート気分も楽しめます。

束草アイパークスイートの客室

長期滞在用にも使われるようで、お部屋にはコンロや洗濯機がついていました。

でも、残念ながら短期滞在者は使用不可とのこと。

束草アイパークスイートの客室の大型冷蔵庫

冷蔵庫もこのとおり、一般家庭用の大型冷蔵庫です。

束草アイパークスイートのシャワー

バスタブはないけれどシャワー室にはレインシャワーもついているし、トイレとの間にはガラス扉があって水漏れは全くなし。

束草アイパークスイートのトイレと洗面所

こんなにいいお部屋が平日とはいえ夏のシーズン中だというのに、なんと1人で泊まっても1泊5,500円弱。(2024年夏時点)

激安ですよね?

束草まで来るとソウルとはこんなにホテル代が違うのか、と予約した時は単純にそう思っていました。

でも、激安にはやっぱり理由があったんです。

まずこのホテル、今どきの「環境に優しいホテル」を目指しているとかで、お部屋にはお水2本以外、スティックコーヒー、紅茶やお茶のティーバッグなどは全く置いてありません。

洗面所には歯ブラシはもちろん、シャワーキャップとかもありません。

ついているのはバスタオルとタオル、石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュ(全て大きいボトル)、そしてドライヤーのみ。

そして「環境に優しいホテル」によくある「3日に1回しかシーツは替えません」

まあ、ここまでは他のホテルでもあるし許せる範囲。

ですが、ありえないことが1つ。

私が3泊した間、一度も清掃がなかったんです。

そして、使ったタオルやゴミの片付けもなし。

部屋には「Make Up Room」という清掃依頼のボタンがあるのでオンにして出かけても、全く入室した気配なし。

だって、ゴミがそのままだもん。

で、毎日夕方部屋に戻って来ると、普通のタオル2枚、お水2本、トイレットペーパー1個、石鹸1個が入ったビニール袋が部屋のドアノブに掛けてあるんです。

部屋まで来てるんじゃん! 何でゴミを持って行ってくれない??

結局3日間、バスタオルは最初に備え付けられていた2枚のみ。

まあ、普通のタオルは毎日もらえていたし、1人だったのでなんとかなりましたけど。

シーツを替えないとかアメニティを置かないとかは「環境に優しいホテル」がコンセプトなら理解できます。

でも、ゴミを片付ける、使ったタオルを引き上げるのはホテルの基本中の基本のサービスであって、環境に優しいうんぬんとは違うと思います。

ホテル自体は新しいし設備もいいし (ルーフトッププールもあるそう)、値段が安いのは魅力的だけど、衛生面が気になる方は、このホテルはちょっとしんどいかも。

束草アイパークスイート|속초아이파크스위트
江原特別自治道束草市中央路266 (旧道路表記:束草市東明洞598)

束草アイパークスイートの付近図
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