おかずがテーブルからはみ出そう。梨泰院「シゴルパッサン」

ソウルその他

シゴルパッサン」は梨泰院 (イテウォン) 駅と漢江鎮 (ハンガンジン) 駅のちょうど真ん中あたりにある田舎御膳で有名なお店。

梨泰院のシゴルパッサンの外観
(お店の写真を撮り忘れたので、Naverのストリートビューからお借りしました)

各国料理のレストランが立ち並ぶ梨泰院近辺にあるとは思えないのどかな外観。中に入ると一層のどか感が漂っていて、お店の壁や棚は今なら田舎でもお目にかかれるかどうかっていうぐらい昔の生活道具や骨とう品で飾られています。懐かしい黒電話もありました。

ピーク時間を外そうと私は13時過ぎに行ったのですが、それでもほぼ満席状態。なので、残念だったけどお店の中の写真を撮るのは断念しました。

お店は1階と2階に分かれていて、椅子席とお座敷席があります。私が通されたお座敷席はオンドルになっていました。冬ならお座敷席の方が暖かくていいかもしれないですね。

メニューはいろいろあるのですが、半分以上の人がこのお店の名前にもなっている田舎御膳 (シゴルパッサン) を食べていました。もちろん私のお目当てもこれ。

梨泰院のシゴルパッサンの田舎御膳

おかずはなんと12種類! 田舎の素朴な定食って感じです。私はおひとり様だったので12種類だったのですが、このお店、人数が多いほどおかずの数が増えるらしく、4人で座ったテーブルではお皿が30枚ぐらいあってテーブルからはみ出しそうでした。

梨泰院のシゴルパッサンの料理

あまり珍しいおかずはなかったけれど、このお野菜、あさつきのナムル?じゃないかと思うんだけど、青野菜臭さもなく、おかずの中では一番気に入りました。

とりあえず大量のおかずを食べながら主役のイシモチを待っていたのですが、待っても待っても来ない。とうとう「まだですか?」と声をかけたらすぐに持って来てくれました。

梨泰院のシゴルパッサンの焼きイシモチ

他のおかずとサイズが全然違う、どっしり感。メインのおかずなのに忘れられていたのね・・・

と思っていたら、私のとんだ勘違いで、田舎御膳にはイシモチがついていなかったことがお会計時に判明。田舎御膳は9,000ウォンなんだけど、イシモチはなんと1匹で10,000ウォン (2020年7月現在の値段)!

どおりで立派なお魚のはずです。イシモチ定食で有名な鐘閣 (チョンガク) のスンチャン食堂のイシモチよりずっと大きいからヘンだなあと思ったんですよねー。でもお値段だけあって、イシモチはとっても美味しかったです。

正直なところ、田舎御膳だけだと量的にちょっと物足りない気がしました。でも1人でイシモチ付きにすると、かなりボリューミーなランチになってしまいます。なので、ランチなら2人でイシモチをシェアするのがちょうどいいぐらいじゃないかな。

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