今日は昨年の秋旅の続きを。
この日はまたソウル市内を出て、城南 (ソンナム) と龍仁 (ヨンイン) に行きました。最初の目的地はロッテシネマ城南中央店にあるイ・ビョンホン館。
昨年7月にオープンして最初は約2週間の期間限定?という噂があったけれど、その後当分の間は常設だというニュースを聞いたので、これは絶対行かねばと思っていたのです。もともと龍仁に行くつもりだったので、寄り道してまずイ・ビョンホン館を見に行くことにしました。
最寄り駅は地下鉄8号線の新興 (シヌン) 駅。ソウル駅から地下鉄で行くと1時間強かかるので、私は赤バスでまず板橋 (パンギョ) 市内まで行きました。
以前、赤バスで降り損ねてバスを急停車させてしまったことがあったのでちょっと緊張したのですが、今回は音声アナウンスも車内電光掲示もあったのでホッ。途中うとうとしていたらなんと30分弱で板橋に着いてしまいました。
ソウルから30分で着くってことは通勤圏内っていうことですよね。板橋はもっと遠いと思っていたのでビックリ。その後市内バスに乗り換え新興駅前に到着しました。崇礼門バス停から50分ちょっとでした。
ロッテシネマ城南中央店は新興駅の駅前にあります。
ここから入って、近くにあったエレベーターに乗ってみると11階までのボタンがあり、8階から11階がロッテシネマだと書いてありました。私はイ・ビョンホン館が10階にあるのはわかっていたので10階のボタンを押してみました。
降りてみるとそこは映画館の中だということがわかりました。つまり、普通なら映画を見る人がチケットを係員に渡した後でないと入れない場所だということです。
すぐ近くにビョンホンssiの展示は見えていましたし朝10時過ぎで周りに人はいませんでしたが、映画のチケットを持っていない私がそこにいるのはまずいだろうし、イ・ビョンホン館を見るのに映画のチケットを買わないといけないのなら、ルール違反をしてビョンホンファンの評判を落とすようなことをしちゃダメだと思い、乗ってきたエレベーターに戻り8階に行きました。
思ったとおり、8階がロッテシネマの入口でチケット売り場がありました。私はチケット売り場に向かい、係員のお兄さんに「イ・ビョンホン館に行きたいんですけど、どうしたらいいですか?」と聞いてみました。
そうしたらお兄さん、私がイ・ビョンホン館だけを見に来た観光客だとわかったようで、「10階に上がってください」と笑顔で答えてくれました。チケット代は請求されませんでした。
これが正規の方法なのか、平日の朝10時でフロアに誰もいなかったからお兄さんが親切に入れてくれたのかはわかりません。でも映画館の人に行っていいとお墨付きをもらえたので、今度は堂々と10階に上がり、誰もいないフロアでゆっくりビョンホンssiの展示を見ることができました。
イ・ビョンホン館はこのとおり、シネコンにある映画館の1つなのですが、
入口にこんな立派なプレートがかかっていて
ビョンホンssiもこうやってお出迎えしてくれています。
この映画館を囲む広い通路にビョンホンssiがデビューしてから現在に至るまでの様々な展示がされています。
このプロフィールコーナーではお母さんに抱っこされている赤ちゃんのビョンホンssiや映画館に連れて行ってもらってお父さんと一緒に映っているビョンホン少年 (映画「RED2」で使われたあの写真)、デビュー時から最近に至るまでの写真とともに年表の形で紹介されています。
そして最後は30年後のビョンホンssiの顔写真 (もちろん想像です) で終わっています。70歳を超えたビョンホンssiは皺だらけでしたが、そんじょそこらのおじいさんとは全然違っていました。きっとそうやって素敵に歳を重ねていかれるのでしょう。
また、デビュー時から今まで出演した映画も全部、ポスターとキャプを使って紹介されています。懐かしい作品がいっぱいありました。
このように一部の映画の台本も展示されていました。左側が大好きな「インサイダーズ/内部者たち」、右側は「悪魔を見た」です。特に興味深かったのはこちらの台本。
これ、「G.I.ジョー バック2リベンジ」のものなのですが、ハリウッドではメインの役者さん用には名前入りの台本が渡されるものなんですね。台本の右上にハングルで手書きの書き込みがあるのですが、もしかしてビョンホンssiが書いたものなのかな?
ハリウッドでの出演作品はこうやってまとめて展示されていました。
私が萌えたのはこのディレクターズチェア。
これも映画に出演しているからといって誰でも作ってもらえるものではないですよね。ビョンホンssiってやっぱりハリウッドスターなんだと、このチェアを見て改めて実感。
イ・ビョンホン館には30分ちょっといましたが、その間結局映画館のスタッフを含め誰も来ず、展示をゆっくりと堪能できました。
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