聖水(ソンス)を気ままに歩き回って気がついたらもう午後2時半。
Snowmanが行った「陵洞(ヌンドン)ミナリ」を始め聖水のメイン通りにあるお店はどこも長蛇の列だったので、駅の反対側に行きました。
この日のお昼は軽めにカルグッス。
行ったのは「ジョジョカルグッス」の聖水店。
この時間ならガラガラだろうとお店に入ったら、一瞬ウェイティングが必要?と思ったぐらいほとんどテーブルが埋まってる!
午後2時半ですよ。
全く予想していなかった展開にビックリ。
おそるべし聖水。
メニューはシンプルにカルグッスか貝スープか海鮮ジョン(チヂミ)の3つのみ。
入口で日本語のメニューを見せられて、注文してからテーブルに案内されました。
初めてのパターン。
パンチャンはあっという間に運ばれてきました。

白菜キムチはちょっと苦め。私の好みではなかったです。
生の青唐辛子はいつもどおりスルー。
カルグッスって注文したらわりとすぐに出てくるイメージだったのですが、ここ、結構待ちました。
10分以上。混んでたからかな。
ようやく持ってきてくれたカルグッスは器がむっちゃ大きい。

貝入りなのは知っていて、てっきりアサリだと思っていたら微妙に違う。
シオフキ貝っていう名前の貝だってこと、帰国してから知りました。
ご覧のとおりカルグッスにしてはビジュアルに緑が多め。
緑の正体は春菊とシロナっぽいものと、後は刻みネギだと思っていたら、青唐辛子の刻んだものでした。
でも、この正体に気づいたのはだいぶ後。
器に汁がたくさん入っているのでなかなか冷めなくて猫舌にはキツイところだったけど、最初に小分け用の器と小さなお玉をちゃんと持って来てくれていました。
むっちゃ親切。
早速お玉1杯分を器に入れて、まずは麺を食べてみると・・・

想像していた麺と全然違った。
カルグッスって日本語だとうどんって訳すけど、たいてい日本のうどんに比べてふにゃふにゃしてません? 韓国のうどんって。
それがここの麺、カルグッスにしては太めな上、讃岐うどん並みにコシがあるんです。
この表現、関西以外の人には通じないかな?
私は関西人なもので、うどんは讃岐、コシが命。
だから、ここの麺はまさに私好み。
いやあ、こんなにコシのあるカルグッス、韓国で初めて食べました。
さっきスープに青唐辛子の刻んだものが入ってるって書きましたが、実は赤唐辛子の刻んだものも入っていて。
これが、器も麺も白い中でひときわ異彩を放っているんです。
なので、スープは赤と青の唐辛子のダブルパンチでかなりピリ辛です。
それがここのお店のカルグッスの特徴なんでしょうけど、唐辛子が苦手の私にはスープの味はピリ辛以外の何物でもなかったです。
麺が美味しかっただけに、ちと残念。
でも、どうやら最初に言えば唐辛子を抜いてもらえるそう。
唐辛子が苦手な方はぜひ唐辛子抜きで注文されることをオススメします。
唐辛子のことばかり書いて、メインの具の貝について何も書いていなかったですね。
もちろん数えましたよ。
全部で15個入っていましたが、1個だけ貝が閉じたままだったので諦めました。
このお店、本店は大邱(テグ)にあるらしく、私が知っている限りではソウルには市庁と聖水の2店舗だけ。
店内はK-POPがガンガンにかかっていて客層もかなり若いです。
カルグッス屋さんのイメージが変わりました。

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