韓国ドラマって1つのテーマが当たると、よく似たテーマのドラマが続くことがありますよね。例えば2013年は幽霊系のドラマ、2015年は多重人格者のドラマといった感じで。
一方で、御曹司と庶民の女の子の恋愛ものとか、時空を超えた話とか、現代ドラマであろうが歴史ものであろうが古今東西不変のテーマもあり。
もしかしたらこれも常連テーマの1つなのかもしれないと、ふと思いました。それはサイコパス。少し前にドラマ「ボイス~112の奇跡~」にサイコパスが出てきたことは書きましたが、あれは2017年のドラマでした。2016年のドラマ「リメンバー~記憶の彼方へ~」でもナムグン・ミン君がその年の最高の悪役賞を取るぐらいサイコパスが話題になりました。もう少しさかのぼると「君の声が聞こえる」の犯人もサイコパスでしたよね。
2017年にはもう1本、サイコパスが強烈な印象を残したドラマ「被告人」がありました。この年のヒットドラマの1つで韓国での本放送中から話題になっていたし、チソンさんのドラマだったのでBSで放送されたら絶対見ようと決めていました。
ストーリーを一言で説明すると、妻子殺しで誤認逮捕され死刑囚になったチソンさん演じる検事が、受刑者仲間や唯一無実を信じてくれた弁護人の助けを借りながら、自分の無実を証明し真犯人を探し出す話です。
ネタバレになるからあまり書きませんが、この真犯人が超がつくほどのサイコパス。「ボイス」のサイコパスぶりも相当でしたが、「被告人」に出てくるサイコパスは性質が違います。「ボイス」の方は残忍系のサイコパス、「被告人」の方は執拗系って感じ。そのせいか、このサイコパスは見ていて憎たらしくて仕方がありませんでした。
「キルミー・ヒールミー」で7つの人格を演じ分けたのを見てから、チソンさんの演技力のハンパなさはわかっていましたが、このドラマでもドラマを創っていく力、脚本をより活きたものにする力っていうのかな、それを存分に発揮されていて、最初からすごく引き込まれ、ドラマの展開が楽しみで楽しみで。
ただ残念なことに、テレビ編集版だとドラマが面白くて集中して見るほど、カットされてストーリー的につながらないというか、欠けている部分に気付いてジレンマを感じてしまいました。いくらカットされていても最後まで全く気にならずに見終えられるドラマもあるんですけどね😛
ということで、見終える前からこのドラマはフルバージョンでもう一度見ると決めていました。Gyaoさん、フルバージョンでのアップを期待しています!
再視聴確定ということで、わがまま採点は
点。
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