2020年春、韓国のケーブルテレビtvNで放送された高視聴率ドラマ「賢い医師生活」。
放映中はエンタメニュースで何度も取り上げられていたし、「ミスター・サンシャイン」でビョンホンssiの次に素敵だなと思っていたユ・ヨンソクさんが出演していることもあり、
半年ちょっと前にこのドラマを既に見ていたのですが、ブログの移行でバタバタしていてレビューを書いていませんでした。
私がこのドラマを見終わった時には既にシーズン2の制作が決まっていましたが、あっという間に実現してなんと来週からシーズン2の放送が始まっちゃう❣️
ということで、今日はおさらいの意味も込めてこのドラマについてちょっと語らせていただきます。
このドラマは、同じ病院で医師として働いている学生時代からの友人5人 (男4人女1人) の日常生活と、彼らの家族や病院関係者、患者達に起こる様々な出来事を描いたものです。全12話なのですが、1話がむちゃくちゃ長い。一番短い回で73分、最終回なんて2時間近くあります。
1話が長ければどれだけストーリーが展開するんだろうって普通思いますよね? それがこのドラマ、何も起こらないんです。
特に第1話、第2話なんて本当にフツーの日常生活を見せられただけで終わってしまって、普通じゃないことが起こるのが当たり前の韓国ドラマに慣れている私はあまりの「何も起こらなさ」に「えっ、これで終わり?」と目がテンになってしまいました。
正直、退屈すぎて見るのを止めようと思ったぐらい。でも、止めなくてよかった。第3話の終わり頃からやっとストーリーが動き始めるんです、ほんのちょっと。
「おっ、やっと動き始めたか」と思って続きを見ると、また日々どこかで起こっていそうな出来事を見せられ、ボーっと見ていたら最後にまたちょっと動いて終わり。
このドラマ、はっきり言ってこの繰り返しで、誰かが交通事故にあったり、記憶喪失になったり、ヒステリックに叫び倒したり、髪の毛をつかんで取っ組み合いのけんかをしたりといった激しい動きが全くないんです。
なので、激しい韓国ドラマを見慣れている私は最初、物足りない感満載だったのですが、このドラマの「静かさ」に慣れてくると、患者と家族それぞれの想いや、患者や家族の医師に対する信頼や感謝の気持ち、患者や家族への医師の配慮など小さなエピソードの1つ1つにいつの間にか引き込まれ、共感するようになっていて、1話が終わるとなぜか温かい気持ちになり、「もう1話見てみよう」という気になっていました。
それと、回が進むにつれて仲良しグループ5人それぞれの性格が少しずつわかってくると、自分の身近にいる人達のような妙な親近感がわいてきて、何か出来事が起こると同情したり、応援したくなったり、ダメ出ししたくなったりして、ドラマを見ている感じではなくなってきたりして。
紅一点のソンファ役のチョン・ミドさんは主にミュージカルに出ているらしく、
初めて見る方でしたが、男性陣4人のうち3人は私にはなじみのある方々でした。
ユ・ヨンソクさんについては最初に書いたとおりですし、
チョ・ジョンソクさんは
映画を数本見たことがあったし、
キム・デミョンさんは
「ミセンー未生ー」でいい味を出されていましたよね。
最後の1人ジュンワン役のチョン・ギョンホさんだけ初めて見る役者さんだと思っていたのですが、調べてみたらなんとこの方、「ごめん、愛してる」でマザコン男のユンを演じていた少年だったんです。ビックリ🙃
この顔が・・・
16年後にはこうなったんですね。
ユ・ヨンソクさん目当てで見始めたこのドラマでしたが、実は私が一番ハマったのがジュンワンだったんです。それがあの「ユン」だったなんて・・・。あまりに素敵な成長ぶりに感動💕
こんなに普通すぎる韓国ドラマを見たのは初めてで、ある意味とても新鮮で不思議な感覚でした。ドラマの後半ではすっかり、「今日はこんなことがあったのね」と近所の知り合いの近況報告を見ているぐらいの気分で見ていました。
そうやってとても心地よい「普通さ」を楽しんで見ていたら・・・
最後の最後で思いがけない急展開の連発!! あまりの出来事に「えっ?」「えっ?」って言っている間に終わってしまいました💦💦
「うそっ! これで終わり??? ウソでしょう?????」
と部屋の中をぐるぐる歩き回ったぐらいの大パニック!!!!!
そこで気付いたんです、いかにこのドラマにハマっていたかってことに。完全にやられた気分でした😮💨
そして、シーズン2の制作が決まっていたからあんな終わり方をしたんだと後で冷静になって気付きました。
そんなわけでもう一度シーズン1の最終回を見ておさらいをしてからシーズン2、絶対に見ます❣️
わがまま採点は
点。
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