大邱 (テグ) 2日目は咸陽 (ハミャン) 郡にお出かけ。
地下鉄1号線に乗って西部停留場駅まで行き、3番出口を出たところに西部停留場 (バスターミナル) があります。窓口で「ハミャン、ハンジャン (咸陽、1枚)」と言ってチケットを購入。8,500ウォンでこちらのバスは自由席でした。
咸陽行きのバスはなぜか7時14分発というヘンな時間。でも時間通りに出発、1時間弱でまず居昌 (コチャン) に到着しました。乗客の半分ぐらいはここで降り、8時10分に咸陽に向けて再出発。咸陽市外バスターミナルには8時54分に着く予定だったのですが、8時34分と相変わらずの早着。
これが市外バスターミナル。ここから市内バスターミナルに移動します。
普通は市外バスターミナルを出てすぐに市内行きのバス停があるけれど、ここ咸陽では少し離れています。市外バスターミナルを出ると左横にガソリンスタンドがあるのでその前を通って道路を横断します。横断歩道は2段階になっています。渡りきったら左に曲がり2分ぐらい歩くと、BUSと書かれた丸い赤い看板が見えます。
上の写真で人が出て来ようとしているこのビルの中に入ってそのままビルを突っ切る (つまりビルの裏側に行く) と咸陽郡内の各地に行くバスの乗り場になっています。
このバスターミナルの名前がちょっとはっきりしなくって、Naver地図では「咸陽智異山高速」、kakaomapでは「咸陽市内バスターミナル」という名前になっています。咸陽は郡なので本来は「郡内バスターミナル」のはずなんですけどね。建物に貼りつけられている表示は「咸陽智異山高速」です。
一応市外バスターミナルと郡内行きバスの乗り場の位置関係がわかる地図を載せておきます。
私の目的地は介坪韓屋 (ケピョンハノク) マウル。介坪韓屋マウルのある池谷 (チゴク、지곡) に行くバスは3番乗り場から出ています。
バスの正面にも지곡の表示があります。
バスは9時ちょうどに出発。チゴクに行くのはわかっていたけれど、いつものように「チゴク、ガヨ?」と運転手さんに確かめてから乗車。バスが動き出してから車内に行き先を示す電光表示がないことに気付きました。そして動き出してから5分もしないうちに降車ボタンが押され、バス停のマークもないところで1人降りて行きました。
「えっ、車内アナウンスもないのに降車ボタンを押して、降りた???」
ってことは・・・
そうです。その時ようやく何の案内も入らないヤバいパターンのバスに久しぶりに乗ってしまったことに気付いたんです。
その後もバスは静かに走り続けました。私は「運転手さんにチゴクって言ったからきっと降ろしてくれるよね?」と心の中で祈りつつ、自分でもバス停を見つけるべく、時々気まぐれのように現れるバス停に書かれているバス停の名前と前後のバス停の名前を一瞬で読むのに必死になっていました。
知らないところの路線バスでは一番前に座ってフロントガラス越しにバス停や○○何kmと書かれた表示を見て、バスがどの辺りを走っているのか把握することにしていて、この時も運転手さんの真後ろの席だったのでずっと前方を見ていました。
しばらくして誰かが降車ボタンを押して、バスがスピードを落とし始めました。その時ハッと気づいたんです、この景色、見た記憶があるって。そう、介坪マウル周辺をNaverのロードビューで見た時と同じ景色。
ここだ!ととっさに席を立ち、降りた人に続いて私も降りました。もしかしたら運転手さんはバスを停めた時に教えてくれるつもりだったかもしれないけれど、降りたところはバスポストも何もないところ。ロードビューを見ていなかったら絶対に気付けませんでした。
バス停付近の景色はこんな感じです。
そして到着直前に見える景色がこちら。
この景色が進行方向左手に見えてきて橋を渡ったら、そこが池谷バス停です。バス停の前には派出所があって、私が行った時はパトカーが止まっていました。こんな感じなので、もし介坪マウルにバスで行かれる方は運転手さんに池谷に着いたら教えてくれるよう、乗る時に頼んでおくことをオススメします。
介坪マウルに行くには、バスを降り道路の反対側に渡ってこの小屋の前を通り過ぎます。
小屋を通り過ぎるとすぐにこの石碑と橋 (池谷橋) がありますが、ここでは橋を渡らず直進します。
そこから1分もしないうちに介坪マウルの案内板があります。
この案内板の横に介坪橋があり、この橋が介坪マウルに通じています。マウルに入って行く道はいくつかありますが、基本的には川沿いを歩いて行けばマウル内に入って行けます。
※上に記載したバスの時間や料金は2020年3月現在のものです。現地に行かれる際はご自身にて最新情報をお確かめください。
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