今回も母娘旅行で行ったお店のご紹介です。母は辛い物が苦手なので食べられる韓国料理は結構限られるのですが、そんな母にも安心して食べてもらえるのが参鶏湯。私は参鶏湯好きで今まで10軒以上は行きましたが、本場の参鶏湯を初めて食べる母にここなら間違いないお店❣️ということで選んだのがこちら。
中部市場の裏手、地下鉄5号線の東大門歴史文化公園駅から徒歩4分のところにある「トジョン漢方参鶏湯」。トジョンタッという地鶏を使った参鶏湯を出すお店です。
参鶏湯には大きく分けて澄んだスープのものととろみ系スープのものがありますが、ここのは後者。参鶏湯は2種類あって、こちらが人参参鶏湯。
もう1つがこちら。漢方参鶏湯。
どちらもスープは濃厚系です。スープの色が微妙に違うのがわかりますか?
両方食べてみましたが、漢方参鶏湯の方が漢方という名前がつくだけあっていろいろ入っているのでしょう。スープの色も味も濃いめでした。スープは濃厚系と言ってもえごまの参鶏湯のようなドロドロではなく、とろみがついている感じ。お値段も漢方の方が1,000ウォン高いです。私はあっさり系の人参参鶏湯の方が好きかな。中には鶏1羽とごはんの他に、高麗人参、ナツメ、大きめの栗、松の実などが入っていました。
このお店、参鶏湯屋さんにしてはパンチャンの数が多く、キムチ系が4種類。
中でもにんにくのキムチが超美味しい💕 あと、食前に人参酒も出てきます。それも徳利に入って!(すみません、写真撮り忘れたみたい😅)おちょこに入った人参酒を出すお店は時々あるけれど、徳利で出すお店はここが初めて。すきっ腹にはグーンとしみます。人参酒ってはっきり言って苦いし美味しいものではないけれど、私はお薬だと思って飲むことにしています。
前回ここに行った時はパンチャンの中に砂ずりの塩焼きがあって、これがまた絶品だったんです😘「砂ずりと参鶏湯のお店」として記憶に残るぐらい😄 なので再訪時も砂ずりが秘かな楽しみだったのですが、残念ながらありませんでした💦 前回はたまたまだったのかな💦
有名店ではありませんが、とろみ系の参鶏湯がお好きな方にはぜひ一度食べていただきたいです。
最後にお店の名前について一言。このお店、日本では「トジョン (土種) 漢方参鶏湯」という名前で紹介されているし、お店の看板にも「トジョン漢方参鶏湯専門」と書かれているのですが、正式なお店の名前は「高麗参鶏湯」らしく、NaverやKakaoの地図には「고려삼계탕 (高麗参鶏湯)」として載っています。
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