おひとり様が行く~釜山・巨済・統営11 外島に上陸

巨済・統営

先々週、外島 (ウェド) に到着したところで終わった旅日記。今日は外島の中をレポします。

外島は島全体が外島ボタニアという観光施設になっています。見学順路がしっかり決められていて、矢印のついた看板のとおりに歩いて行けばひととおり見て回れるようになっています。なので迷うことなくラクチンでした。

まずはこんな風に到着を歓迎してくれます。

外島ボタニア

ちょっと見にくいですが、数か国語でWelcomeと書かれています。この写真には写っていませんが、日本語でも「ようこそ」と書かれています。

道順どおり歩いて行くと、

外島ボタニア
外島ボタニア

こういったオブジェがところどころに置かれています。主だった観光ポイントには名前が付けられていて、これが「サボテンガーデン」。

外島ボタニアのサボテンガーデン
外島ボタニアのサボテンガーデン

サボテンの花がこんなにいっぱい咲いているの、初めて見ました。鮮やかな色ですね。

つづいて「ヴィーナスガーデン」。

外島ボタニアのヴィーナスガーデン
外島ボタニアのヴィーナスガーデン

この辺りはあの有名な「冬のソナタ」の最終回のロケ地になっています。ほら、チェ・ジウさんの背景はここでしょう?

ドラマ「冬のソナタ」の1シーン

そして、この「ヴィーナスガーデン」の奥にある「リーハウス」が冬ソナの最終回でヨン様が住んでいた家。

ドラマ「冬のソナタ」の1シーン

上がドラマで出てきたリーハウス。下は私が撮ったリーハウス。

外島ボタニアのリーハウス
ドラマ「冬のソナタ」の1シーン

正面玄関のところに座るヨン様。

ドラマ「冬のソナタ」の1シーン

リーハウスに向かうチェ・ジウさん。そしてこれが現在のお家。残念ながら中には入れません。

外島ボタニアのリーハウス
外島ボタニアのリーハウス前にある「冬のソナタ」撮影場所の案内板

ドラマはこのとおり2002年に撮影されたそうなのでもう16年も経っているのですね。その割にはあまり変わっていない、というか、きちんと手入れされてきたのでしょう。

実は私、冬ソナは最終回しか見ていません。ヨン様靴下を買うぐらい筋金入りのヨン様ファンの友人はいるのですが、私はどうにも興味が持てなくて。

続いてここが「ベンベヌートガーデン」。ベンベヌートはイタリア語でWelcomeにあたる言葉。「ようこそガーデン」ってわけですね。

外島ボタニアのベンベヌートガーデン

こういう西洋風のオブジェが置かれているかと思ったら、「彫刻公園」に置かれた作品は韓国感満載?!

外島ボタニアの彫刻公園のオブジェ
外島ボタニアの彫刻公園のオブジェ
外島ボタニアの彫刻公園のオブジェ

なぜか思いっきり「全開!」って感じなんですよね。でも、別に驚きはしませんでした。だって前にもこのての作品を見たことがあるから、水原 (スウォン) で。

それよりも私はこちらの作品の方に興味を惹かれました。

外島ボタニアの彫刻公園のオブジェ「アダムとイヴ」

この作品、「アダムとイヴ」というタイトルがついているのですが、作品名の表示板を見てください。

外島ボタニアのオブジェ「アダムとイヴ」の案内板

アダムは아담と読みと同じ綴りなのですが、イヴの方は韓国語では하와と書くんですね、読みはハウァ。なんで? 辞書で引いても하와はイヴだと出てきました。なんで? すっごく不思議!

距離的にはこの彫刻公園あたりで中間地点ぐらい。でも見どころ的には3分の2は終わっています。もう少し先に進むと、

外島ボタニアのエデンガーデン

「エデンガーデン」があり、

外島ボタニアの天国の階段

ここは「天国の階段」というごたいそうな名前がついています。

この観覧ルートは外島ボタニアのホームページで紹介されています。韓国語表記ですが、Google Chromeで見ると自動翻訳して日本語で見ることができます。

ボタニアはこういった名前のついた場所じゃなくても、広いお庭のようにあちこちに草木やお花が植えられています。

外島ボタニア
外島ボタニア
外島ボタニア

私が行ったのは春でちょうど花が咲き乱れている時期だったので、多少上り下りの坂道はあったのですが、気持ちよくお散歩ができました。

緑だけでフォトゾーンになる場所もありました。ほら。

外島ボタニア
外島ボタニア

緑が目に染みる、とはまさにこのこと。他にも

外島ボタニア
外島ボタニア

こんな感じで、南国の楽園みたいでした。

ただ、正直なところ私はボタニアの中の景色よりも高台から見た海と島々の景色の方が好きでした。

外島ボタニアから見た景色

右の建物は管理事務所らしいですが、おしゃれですね。

外島ボタニアから見た景色
外島ボタニアのヴィーナスガーデン

私が行った日は早朝は雨が降っていて、午後これでも天気はましになった方。時々日が差すと、

外島ボタニアから見た景色

こんな風に奇跡の1枚が撮れました。っていうことは、これが完璧な晴れの日だったら、この景色はもっときれいだっただろうと思います。でもお天気ばかりは運を天に任せるしかないので、雨が降らなかっただけありがたいと思わなきゃね。

観覧ルートをぐるっと回って船着き場に戻ってくると、船で着いた時には気付かなかったのですが、かわいらしい灯台がありました。名前は「希望の灯台」だそうです。

外島ボタニアの希望の灯台

赤がいいアクセントになっていますね。てっぺんについている瓦が帽子みたいでかわいい。外観は赤と白でシンプルなこの灯台ですが、中は対照的に超カラフル。

外島ボタニアの希望の灯台の内部

そして、この灯台に行く途中はモザイクで飾られていました。

外島ボタニア
外島ボタニア
外島ボタニア
外島ボタニア

ここで座って休憩できるようになっていて、バルセロナのグエル公園みたいでした。

あと、ボタニアの中はずっとクラシック音楽が流れていたのですが、なぜかちょっと重々しい感じの曲で爽やかな新緑や心地よい雰囲気と合っていなくて私はあまり好きではなかったです。同じクラシックでももっと軽やかな曲はいっぱいあるだろうに。ちょっと残念でした。

見学時間は1時間半弱でしたが、余裕で見て回れました。帰りの船は外島からトジャンポまで直行。なんとたったの10分。そんなに近かったんだ!

トジャンポの船着き場で船を下り、神仙台 (シンソンデ) という海の近くまで行ける景色のよい場所まで行こうとしたのですが、帰りのバスの時間に間に合わないと途中で気が付いたので、バス通り沿いにある神仙台展望台までで断念。これが展望台で撮った1枚。

神仙台展望台から見た景色

本当は下まで下りたかったんだけどな。でも、なにしろ2時間に1本しかバスがないので逃すわけにはいきません。

ということで、朝降りたバス停の辺りまで戻り、道路の反対側のバス停から古県 (コヒョン) まで行き釜山西部バスターミナル行きのバスに乗り換え、釜山に戻りました。

外島 (ウェド) ボタニア|외도보타니아
慶尚南道巨済市一運面外島キル17 (旧道路表記:巨済市一運面臥峴里山109)
公式ホームページ https://www.oedobotania.com/
コネストさんの地図→

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