鷹峰 (ウンボン) 駅で「その冬、風が吹く」のロケ場所を確認した後、鷹峰山に行くため駅の1番出口に向かいました。エレベーターで1階に下りてみると、下りたすぐ目の前に鷹峰山への道案内表示を発見。これです。
道も難しくなさそうだし、わかりやすい表示ですよね。鷹峰山八角亭まで755m。ってことは15分かからないってことね。早速駅舎に沿って歩き始めました。2分ほど歩くと右手に鷹峰小学校が見えました。運動場がかなり広くてびっくり。
小学校を通り過ぎてまだまだ直進します。地図によるともうすぐ右に曲がる道が見えるはず・・・と思っていると、曲がり角にある家の壁に壁画らしきものが・・・
ウンボンサンなんとか・・・って文字が書いてあるんだけど、残念ながら植木が邪魔してわかりません。そして別の壁にはまた違う壁画が。
ひよこがいっぱい。かわいい! この壁画はこの家だけ?それとも、ここに壁画通りがあるの?
壁画マウル好きの私は思いがけない壁画の出現に一気にテンションアップ! 先が気になり、道を右に曲がり進みます。そしたら2軒隣の家にも壁画が!
カラフルな色調で草花を主体にした風景が描かれています。この壁画は結構長くてカーブの向こうまで続いています。続きはこんな感じ。
こちらにはサボテンや鳥も描かれています。壁画をよーく見てみると右下のところに何やら文字が書いてあります。帰国してから解読を試みたところ、どうやらこの辺りの壁画は鷹峰山のある城東区の城東文化財団が主催したものらしく、同じ城東区内にある漢陽女子大学の美術学部?と、その学生さん?それともここの住民?20人ぐらいの個人名が書いてありました。きっとこのプロジェクトに参加した人達の名前なんでしょう。
ってことはここは間違いなく壁画通りってこと! まさかこんなところで壁画にお目にかかれるとは! 偶然の幸運にテンションMAX!!! どんどん先に進みます。
上の壁画のお宅の門にはこんな絵が描かれていました。
にゃんこ。招き猫じゃないけど、なんだか「ようこそ」って微笑んでいるように見えます。
で、この家の前がちょうど道の分岐点。まっすぐ行くか左に曲がるかです。鷹峰山に向かうにはここを左に曲がります。すると、この家の別の壁にまた壁画が。
これはきっと鷹峰山名物、レンギョウの花ですね。写真を1枚撮らせてもらって進行方向に目を向けると、ゆるやかな上り坂になっています。山に近づいてきていることを実感。壁画を探しつつ坂を上って行くと道が右に90度近くカーブしています。そのカーブのところにある家にも壁画がありました。
こちらはちょっとポップな感じです。写真を撮りさらに坂を上ろうと前に向くと、上の写真の「目」の斜め前あたり、つまり道の反対側に木製の小さな階段があることに気づきました。そうです。本来の目的地、鷹峰山への入り口です。
ですが、この時点で上り坂の続きの家に壁画が見えていました。見てしまったらもう壁画を追いかけるしかありません。上の写真でわかるようにここから先はかなり急な上り坂だったのですが、壁画見たさに上り続けました。
これがお隣の家の壁画。
ね、すごい坂でしょう? でもまだ先に壁画は見えていました。迷いなく突き進みます。
ここに描かれている山は鷹峰山かな? 壁画、まだ終わりません。上り続けます。
RELAXの壁画と同じモチーフですね。真ん中にいるワンコがキュート。
この辺りはかなりの高台で、この壁の向こう側には見渡す限りマンション、マンション、マンション。かなりの急坂を上ってきたので、ここでマンションを見ながらちと休憩。
坂はまだずっと続いていましたが、少し先で左にカーブしていたこともあり、ここで前方に壁画が見当たらなくなりました。もう終わりかな?とも思ったのですが、もしカーブの先にまだ壁画があったら悔しいので、ダメもとで頑張って上り続けました。そしたら、カーブの手前に右に入る小道があり、小道に入ったすぐのお家にまた壁画を発見。
右端の木の絵に気を取られがちですが、左下に小さな虫?が4匹描かれているんです。それもちゃんと顔付きで。こういうお遊び好きです、私。木の絵をよく見ようと近づいてみると・・・
木の中に星の王子様が描かれていました。わかります? 右上の枝に座っています。他の壁画とは違ってここだけメルヘンの世界でした。
この小道はまだ続いていましたがもう壁画はなさそうだったので、元の坂道に戻りました。私が上ってきた坂道は車で鷹峰山に行く道らしく、急勾配のS字カーブが続いていました。まだ壁画があるかと思って上りかけたのですがパッと見た感じではなさそうでした。そこでやっと冷静になれて、鷹峰山に来た本来の目的を思い出したんです。
そうです、「エンジェルアイズ」のロケ地探し。ロケ場所はドラマのキャプチャーでは、車なんて通れない、舗装もされていない遊歩道だったので、このまま車道で鷹峰山の頂上まで行くわけにはいかないと、坂を上ってくる途中で見つけた木製の小さな階段まで引き返し、そこから鷹峰山に入って行きました。
鷹峰山には車道を上っても、坂の途中にあるケナリ公園から入って行っても頂上までたどり着けるようですが、「エンジェルアイズ」のロケ地となった遊歩道を通って頂上まで行くのが一番景色がいいです。そしてその遊歩道には木製の小さな階段からしか多分アクセスできない(と思う)ので、結果として私が勘で選んだ入り口で大当たりでした。
下記の地図で黄色で示した道が壁画のあるところです。そして★印が遊歩道に通じる階段のある場所です。
もし鷹峰山に行かれることがあれば、行きか帰りにこの壁画通りを歩いてみてはいかが?
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