まだ何の問題もなくソウルに行けていた頃のお話です。
ある時、新羅免税店でコスメをどっさり買い込みホテルへ帰ろうと、東大入口駅行きのシャトルバスを待つことにしました。
玄関前に来てみると、いつの間にかシャトルバス乗り場が免税店外のギフトデスクに行く通路にできていて、通路の右側が「東大門」、左側が「明洞」と柱に書いてあって、二列に並んでバスを待つようになっていたんです。その「東大門」の表示を見て、私、それを東大入口行きだと勘違いしてしまったんです。
たまたますぐにバスが来て最後の1人で乗せてもらえてラッキーと思っていたら、東大入口駅5番出口すぐにある、いつもバスが停まる場所をスルーして行ったので、「へっ?」と思って、そういえばいつも乗るシャトルバスよりも座席が広くて立派だなと気づいた時には既に遅し。バスは東大門に向かっていました。あちゃー、やってしまった・・・💦
東大門に着いて時計を見ると、時間は既に13時40分。東大入口駅付近には食事処がないのでホテルの部屋に荷物を置いてからランチをしようと思っていたけれど、着いたのは食事処には事欠かない東大門。ということで急きょ近くでお昼を食べることにしました。
選んだお店は「トルケマウル メットルスンドゥブ」。そして迷うことなくトゥルケスンドゥブ、つまりエゴマのスンドゥブを注文しました。私、エゴマが大好きで、エゴマの参鶏湯とかエゴマのカルグッスとか、エゴマの入ったメニューがあると、いつも選んでしまいます。
ランチ時間は過ぎていましたが、テーブルは半分以上埋まっていました。
まずパンチャンが運ばれてきて、続いて主役のスンドゥブ、そして最後に石釜ご飯が来ました。
ヌルンジ用のお湯もポットに入れて出してくれたので、まずはテーブルに備え付けられてあったお椀とおしゃもじでご飯を全部お椀に移し、石釜にお湯を投入。ヌルンジは石釜が冷める前にさっさとしなきゃね。
準備を整えてからスンドゥブを食べ始めました。
スンドゥブはエゴマのドロ感とお豆腐のまろ感がすんごくいい感じ♪ やっぱり好きだわ。2,3口食べるとすぐにご飯を投入。日本ではこんなことしないんだけど、韓国に来ると迷いがないんですよね、この動きに🤭
ご飯とお豆腐って合うんですね。日本でご飯とお豆腐の混ぜ物なんて食べたことがないから、今更ながらこの2つの相性の良さに気付きました。
途中でお店の人がお湯のポットを下げてしまったのですが、その後ヌルンジを口にして気付きました。あっ、これ、温かい飲み物代わりになったんだって。しまった。。もうちょっとたくさんお湯を入れておけばよかった。
ヌルンジを作るだけの分しかお湯を入れなかったんですよね。これは教訓その1だな。次からは石釜にたっぷりお湯を入れることにしよう。スンドゥブはもちろん、ゴキゲンに完食しました。
私が行った東大門店はハローapMとグッドモーニングシティの間の通りととても便利な場所にあったのですが、今これを書くために確認してみると、やはりコロナの影響なんでしょう、昨年の夏頃に閉店してしまったようです。
ただ、こちらのお店はチェーン店で、ソウル市内にまだ数店舗ありますので、ここでは江北と江南にあるお店を1つずつ載せておきますね。
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