まずは昌信洞 (チャンシンドン) 壁画マウルがどの辺りにあるか地図で確認。
上の地図の赤く色づけした道沿いが壁画マウルです。さあ、それでは壁画マウルにレッツゴー!
最寄駅は地下鉄1号線東大門駅。3番出口を出て直進し、最初の角を左に曲がります。20mほど歩くと写真のとおり道が二股に分かれています。地図上、写真1のところです。
左側の道を取り歩いて行くと、昌信コルモッ市場の中に入ります。ここがまたとってもディープな市場。狭い通路の両側にお惣菜や食料品、日用雑貨などのお店がひしめいています。私が通った朝10時ぐらいはまだ人通りも少なく、お店のおばちゃん達も退屈そうにしていました。夕方になったら混むのかな?
この通路、本当に狭くてそのうち行き止まりになるんじゃないかと不安になったぐらい。でも、地図上では通り抜けられるはずだったので、どんどん歩いて行きました。そしたら、ちょっと広い通りに突き当たりました。ほっ。
そこで右折し、広い通りを歩いて行きます。90mほど歩くと、地図上「スタート地点」に到着。その辺りから壁画が始まります。それでは、順番に見ていきましょう。
まず、右手にこれが見えます。
続いて左手、階段になっている横道にこの壁画。
ここ、昌信洞壁画マウルで気をつけないといけないのは、歩いている通りだけでなく、途中の狭い横道にもこういった壁画が描かれていること。道の両側だけでなく奥まったところがあればそこもチェックしないと、見逃してしまいます。
次は表通りにありました。
私が行った平日は運悪くごみの日だったようで、ご覧の通りせっかくの壁画がごみで隠れてしまっています。うーん、残念。でもここは普通に人々が暮らしている町の中。お邪魔しているのは私の方だから文句は言えません。
この通りでは家の壁に描かれた絵だけではなく、電信柱にも注目!
電信柱1本1本に、健康運動という名前の?ちょっとした運動方法が紹介されているんです。電信柱の下部に黄色い鐘をモチーフにした鍾路という文字が書かれていることから、多分鍾路区が区民に運動を推奨しているんでしょうね。
この電信柱に書かれた運動は「腹部に力を入れて8秒間床に押し付けましょう (4回反復!)」と「膝を胸の方に8秒間引きましょう (4回反復!)」でした。イラストからなんとなく想像できますね。
通り沿いに壁画は続きます。
ここの壁画はメルヘンチックなのが多いですね。
それにしてもこれ、ちょっとひどすぎません? もうちょっと壁画に対する敬意ってものがあってもいいと思うんですけど。
なんだかやたら自転車やバイクが多いんですよね、この通り。障害物がなく絵全体をきれいに撮れるところって、ホント、なかったんです。私が行った時間帯が悪かったのか、いつもこうなのか・・・
よくあるご挨拶パターン。
うーん、この壁画は工事中。残念すぎ。
昌信洞は起伏が激しい場所で、やたら階段が多かったです。地図上では普通の道になっていても、行ってみると実は階段だったってことが何度もありました。でも、こういう階段の段上や側面にも小さな壁画が描かれていました。
今度は腕の体操ですね。こっちは15秒間になってる。きっとトレーナーさんみたいな専門家が考えた運動なんでしょうね。
またまた階段登場。実は結構階段の途中に壁画が描かれていることが多く、写真を撮るために階段を上ったり下りたり、体力を使いました。。。
おっ、これは完全版か?と一瞬思ったけど、ニワトリさんの足の下、室外機のところになんとなく何かが隠れているような気がする・・・
これ、わかります? 写真は3枚に分かれているけど、1つの長ーい階段なんです。スタートした頃はまだ寒かったのに、ここを撮る頃には汗ばんできました。この日に限ってヒールのある靴を履いていたもんだから、脚もかなりよたってきました。。。
この階段の絵、近づいて見てみると1つ1つの絵が細かく色を変えて、丁寧に描かれているのがわかります。キャンバスに描かれた絵みたい。
これは両腕と背中を伸ばす運動みたい。「ストレスをほぐそう」って書いてある。電信柱で運動喚起。なかなかいいアイデアですね。
これがこの通りにある最後の壁画だと思います。図書館の案内表示もされているけど、絵はあまり図書館と関係ないような・・・。
壁画マウルのスタート地点から写真を撮りながらゆっくり歩いてここまで20分ほど。壁画マウルとしては小規模ですが、観光地化されていないし庶民の暮らしも垣間見えて楽しめました。
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