東海(トンヘ)の旅の続きに戻ります。
チュアムの観光からホテルに戻ったら、過酷だった前日の雪岳山(ソラクサン)登山の疲れがドッと出て動きたくない状態になってしまいました。
夕食はバスで10分ぐらいのところで1軒目星をつけていたお店があったんだけど、そこまで行く元気はもうなく。
急きょホテルから徒歩圏内にあるお店をNaver Mapで探したところ、気になるメニューがあるお店を見つけたので行ってみました。
それが焼き魚を始めとした海鮮料理のお店「スリム(水林)」。
このお店の看板メニューの1つがホヤ海藻ピビンバ(멍게해초비빔밥)。
ピビンバといっても、こちらのお店のは新鮮なホヤと海藻の味を楽しめるようコチュジャンなしでそのまま食べるものらしい。
これって日本人にとって最高の食べ方ですよね?
お料理は全部いっぺんに運ばれてきました。
まずは目の前にどーんとホヤ海藻ピビンバが。

見てください、このいかにも新鮮そうな海藻の色。
私がピビンバのビジュアルに釘付けになっている間にどんどんパンチャンが並べられていきます。
束草(ソクチョ)、江陵(カンヌン)、そして墨湖(ムコ)とこれで江原道3ヶ所目ですが、江原道のお店ってどこもパンチャンの数が多い!
実は注文する前にホヤ海藻ピビンバともう1つの看板料理のヤンニョムケジャン定食とどっちにしようか迷ったんです。
ですが、ホヤ海藻ピビンバのパンチャンの中にヤンニョムケジャンのお皿を発見。

諦めたヤンニョム味のカニが食べられる!
どうやって食べようかしばし迷った後、結局中身をしゃぶり出しました。
小さいカニだったけれど中身はちゃんと入っていて、甘めのヤンニョムと食べると想像どおりの美味しさ。
カンジャンケジャンは1人ではなかなか食べにくい料理なので、生のカニを食べたの久しぶり。

こちらの左側は薄めのさつま揚げに玉ねぎとネギ、そしてここでも登場したのがじゃがいも。
江原道ってじゃがいもの産地?
ソウルでは出てこないタイミングでばかりじゃがいもが登場してきます。
右側のは大根が入っているけれどキムチほどの酸味はなく、やはり一夜漬けぐらいの魚の切り身が入っていました。
ちょっと辛めだったけれど、口の中が辛くなったら海藻ピビンバを食べて中和。

小魚の和え物も相当辛かったので、即ピビンバを食べてごまかしました。
青唐辛子も生じゃなくてキムチで登場。
生は絶対食べられないけれどこれは調理してあるからいけるかも、と思って先っぽをちょっとかじってみたら超辛い。
やっぱり青唐辛子はムリだとわかりました。
普段ピビンバを食べる時はピビンバで辛くなった口をパンチャンで中和するんだけれど、ここでは全く反対でした。

面白かったのがこの右側の野菜。
どっかで見たことある茎の形だなあと思いながら食べていて気付きました。
なんとモロヘイヤ。韓国ではなんでも味噌和えにしてしまうんですね。
このお店、墨湖駅から歩いて6分ぐらい。パランサムゴリバス停からはほんの1分。
お店の人も親切だったし、東海に行く機会があったらオススメです。

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