朝からパンを1個食べただけで洛山寺(ナクサンサ)とトッケビの撮影地を午前中かけて歩き回ったら異常にお腹がすいて、食べないと動けないほど。
こんなにお腹がすいたの何十年ぶりだろうっていうぐらいの空きっ腹。
なので、次に観光する予定の船橋荘(ソンギョジャン) の近くに移動したものの、まずは腹ごしらえ。
江陵(カンヌン) はスンドゥブが有名で、特に草堂(チョダン)スンドゥブ村が人気なのは知っていたけれど、草堂まではどうしても行く時間がなくて。
船橋荘の近くにもスンドゥブ屋さんが6軒ほどかたまっている場所があって、でもどこがいいのかわからない。
こういう時はNaverとkakaoの星評価が頼り。
で、どちらのサイトでも一番評価が高かった「鏡浦(キョンポ)スンドゥブ」に行ってみました。
注文したのはスンドゥブペッパン、つまりスンドゥブ定食。
まずパンチャンが運ばれてきたのですが、スマホとWifiルーターの充電をランチの間にしようといじっていて、その間にできたてのスンドゥブとご飯も運ばれてきました。
で、やっと顔を上げてテーブルの上を見て絶句。
すごいパンチャンの数。
先に言っちゃいますが、これ、9,000ウォンだったんです、この物価高でも。(2024年11月時点でも値上げしていない模様)
ありえないお値段!
普段のお昼なら絶対食べきれない量だけど、この日の私は究極の空きっ腹。
絶対食べきれると自信満々で食べ始めました。
手前左のさつま揚げですが、手作りなのかモチモチ。
それも本当にお餅ぐらいの弾力があったんです。こんなに弾力のあるさつま揚げは初めてでした。
こちらは沢蟹の甘辛煮。
たまにパンチャンに出てくることがありますが、一口食べてビックリ。
今まで食べたのとは別次元のものぐらい柔らかく煮込まれていて、コチュジャンもそれほどきつくなく、間違いなく過去最高の沢蟹。
そしてこの茶色っぽいものは何かと恐る恐る食べてみたら、たくわんぐらい漬けられた大根でした。
甘酸っぱくてお口直しに最高。
お豆腐はパンチャンの中にある普通のお豆腐と、別の器に入ったスンドゥブの2種類。
スンドゥブは温かいお汁が美味しくて。
味付け用のタレはついていたのですが、お豆腐は味がなくてもそのまま食べたくて、結局どちらのお豆腐にも使いませんでした。
キムチはものすごい古漬けで超酸っぱい。
前の日に出されたキムチも古漬けだったんです。
ソウルでここまでの古漬けが出されることはまずなかったので、もしかして江原道は古漬け派なのかな?って思いました。
黒豆は甘いものを期待したのですが、ここは韓国。そんなわけはありません。
でも醤油辛すぎず食べやすかったです。
パンチャンがどれも美味しかったこともあり、本当にほとんど完食。
我ながらよく食べました。
近くの他のお店も同様に美味しいのかもしれないけれど、「鏡浦スンドゥブ」私は大満足でした。
船橋荘の入口から徒歩10分。この辺りとちょっと先に進んだところに合計6軒のスンドゥブ屋さんがあります。
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